青山元不動
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僧 ( そう ) 問 ( と ) う、「 如何 ( いかん ) が 生 ( しょう ) 老 ( ろう ) 病 ( びょう ) 死 ( し ) を 出 ( しゅつ ) 離 ( り ) することを 得 ( え ) ん」。 師 ( し ) 曰 ( いわ ) く、「 青山 ( せいざん ) 元 ( もと ) 動 ( どう ) ぜず、 浮 ( ふ ) 雲 ( うん ) の 去来 ( きょらい ) するに 任 ( まか ) す」。
- 浮雲任去來 … 『禅林句集』の「白雲自去来」はこの句の変化したもの。
- 入矢義高監修/古賀英彦編著『禅語辞典』には、「青山はもとから動かないが、白雲は白雲で行ったり来たりする」とある。【青山元不動、白雲自去来】
- 柴山全慶編『禅林句集』には、「自然の妙景。不動の本性を忘れ、徒らに煩惱の雲に迷う」とある。【青山元不動白雲自去來】
- 『禅語字彙』には、「本來安定不動なる本分底あるに、衆生は自分勝手に凡聖迷悟なぞと、邪魔な雲を起こして居るのだ」とある。【青山元不動白雲自去來】
- 芳賀幸四郎『新版一行物』には、「……本当にできた人物というものは、外的条件がどのように変わろうとも、あたかも富士山のように泰然として、少しも真実の自己を動ずることなく、順境もとよりよし、逆境また可なりと達観して、いささかも志操を変えることがない。いや、それだけではなく、真の大人物というものは、富士山が去来する雲によってかえって趣きを増すように、逆境や難関に遭遇すると、いよいよその真価を発揮するものである」とある。【青山元不動 白雲自去来】
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