「バックフォーカス」と「カメラの接続方法」について。基礎事項から具体例までご紹介いたします。
最近は天体望遠鏡とCMOSカメラの接続についてのお問い合わせが増えてきています。これらの接続は、これまでは「Tリング + カメラ」のほぼワンパターンでしたが、現在はCMOSカメラのラインアップが増えて接続方法が多様化し、以前より複雑になりました。鏡筒側の取り付け規格も従来のM42ネジに加えてM48ネジが増えてきました。こうした背景を踏まえ、今回のブログ記事では主要な接続方法を一通りご紹介したいと思います。 はじめに 基本的な接続方法 1. M42ネジ バックフォーカス55mmの場合 【デジタル一眼レフカメラ】 【天体用CMOSカメラ / キヤノン・ニコンマウント経由】 【天体用CMOSカメラ …
当店にいただくお問い合わせでは、多くの場合、(2)のパターンで補正レンズ(または鏡面)からセンサーまでの距離に原因があります。 この距離は一般に「バックフォーカス」あるいは補正レンズの金枠端面から測った距離であることを明示して「メタルバック」と呼ばれます。これらの用語は直焦点の場合にも接眼体後端から焦点面までの距離を指して使われることもありますが、特に補正レンズを使用する場合、バックフォーカス/メタルバックの概念はたいへん重要です。
基本的な接続方法 1. M42ネジ バックフォーカス55mmの場合 【デジタル一眼レフカメラ】ほとんどの場合、Tリングとデジタルカメラの合計でバックフォーカスが55mmとなります。 (例えばキヤノンEFマウントではTリングの光路長が11mm、ボディのフランジバックが44mmで合計55mmです。ニコンFマウントでは同8.5mm+46.5mm=55mmとなっています。このように、Tリングの光路長は対応するカメラボディにより異なります。) なので市販品をそのまま取り付けるだけでOKです。
【天体用CMOSカメラ / キヤノン・ニコンマウント経由】 【天体用CMOSカメラ / 全ネジ接続】 【天体用CMOSカメラ / 31.7スリーブ差し込み】 2. M48ネジ バックフォーカス55mmの場合(主な例:Askar FMA180pro, SkyWatcher鏡筒の多く)
【デジタル一眼レフカメラ】 【天体用CMOSカメラ / キヤノン・ニコンマウント経由】 【天体用CMOSカメラ / 全ネジ接続】 【天体用CMOSカメラ / 31.7スリーブ差し込み】 3-1. タカハシ規格(システムチャートでカメラマウントDX-WRを使用する場合 / M54ネジ・バックフォーカス56.2mm) 【デジタル一眼レフカメラ】 【天体用CMOSカメラ / キヤノン・ニコンマウント経由】 【天体用CMOSカメラ / 全ネジ接続】冷却タイプやセンサーの大きなカメラ(代表例としてM42接続・フランジバック17.5mm)に限ってご説明いたします。上図のようにタカハシ接続リングM54-M48を用いて接続すれば全てネジ込みによる接続で、バックフォーカスをほぼ完璧に一致できます。21mmリングと16.5mmリングはそれぞれフィルターホイールやオフアキシスガイダーに置き換えできます。当店ではそれぞれのシステムチャートを、カメラの商品ページでご紹介しています。
【天体用CMOSカメラ / 31.7スリーブ差し込み】 3-2. タカハシ規格(システムチャートでカメラマウントDX-60Wを使用する場合 / M52ネジ・バックフォーカス56.0mm) 【デジタル一眼レフカメラ】 【天体用CMOSカメラ / キヤノン・ニコンマウント経由】 【天体用CMOSカメラ / 全ネジ接続】冷却タイプやセンサーの大きなカメラ(代表例としてM42接続・フランジバック17.5mm)に限ってご説明いたします。上図のようにタカハシ-ZWO接続リング60Wを用いて接続すれば全てネジ込みによる接続で、バックフォーカスをほぼ完璧に一致できます。21mmリングと16.5mmリングはそれぞれフィルターホイールやオフアキシスガイダーに置き換えできます。当店ではそれぞれのシステムチャートを、カメラの商品ページでご紹介しています。
【天体用CMOSカメラ / 31.7スリーブ差し込み】 4.ビクセン規格 最終更新: 2026-03-20 11:00- 【タカハシ鏡筒の実写画像】 (41)
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