ジューン・スキッブ
ジューン・スキッブ

ジューン・スキッブ

イリノイ州ヴァンダリア生まれの米国の俳優(1929-)。映画、テレビ、舞台と多岐にわたり活躍し、特に『セント・オブ・ウーマン』『アバウト・シュミット』など、多くの名作映画で印象的な脇役を務める。『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』での演技は高く評価され、複数の助演女優賞を受賞した。その長いキャリアは、味わい深い存在感で観客を魅了し続けている。

ヴァンダリアで生まれたジューンは、保険業を営んでいた父ジョイベレ(1905-1996)と、著名なピアニストだった母ルイス(1905-1996)の一人娘として育った。母親のルイスは、サイレント映画の伴奏を務めるなど音楽家として活動し、後にピアノ演奏の競技会「the World Championship Old Time Piano Playing Contest」で1975年と1976年に優勝するなど、晩年もその才能を発揮した人物である。父親のジョイベレは第二次世界大戦中に海軍に所属していた時期もある。ジューンは後に、著名な演技指導者であるチャールズ・カカツァキス(1929-1999)と結婚した。

経歴

彼女のキャリアにおける最初の重要な転機は、1958年のオフ・ブロードウェイ作品、ミュージカル「The Boy Friend」でドルチェ役を演じたことである。翌1959年には、エリザベス・アレン主演のオフ・ブロードウェイ作品「Lend an Ear」の再演にも出演機会を得た。

1960年には、エセル・マーマンが主演を務めた名作ミュージカル『ジプシー』(Gypsy)でブロードウェイデビューを果たし、ストリッパーのエレクトラ役を演じて印象を残した。その後も舞台での活動は続き、1968年にはトニー賞ミュージカル作品賞にノミネートされた「The Happy Time」に出演。さらに1995年には、ブロードウェイのストレートプレイ「Sacrilege」で、エレン・バースティンと共演するなど、多様なジャンルの舞台で実力を示した。

主な出演作品 映画 テレビドラマ(日本放映)

ロー&オーダー (Law & Order) シーズン5 第12話 「ある女医の闘い」(1995年) シーズン10 第5話 「合併」 (1999年) エド (Ed) シーズン1 第12話 「ありのままで」(2001年) ER緊急救命室 (ER) シーズン9 第14話 「故意」(2003年) Dr.HOUSE (House) シーズン1 第20話 「マゾヒズム」 (2005年) ラリーのミッドライフ★クライシス (Curb Your Enthusiasm) シーズン5 第10話 「天国でトラブル」(2005年) チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ (Two and a Half Men) シーズン3 第7話 「ローズのパパに一同シーン」(2005年) ゴースト 〜天国からのささやき (Ghost Whisperer) シーズン1 第1話 「つむがれゆく命」(2005年) シーズン1 第3話 「双子」(2005年) シーズン1 第15話 「再会」(2006年) シーズン1 第20話 「消えた霊」(2006年) シーズン2 第22話 「選ばれし者」(2007年) シーズン3 第9話 「霊を見る少女」(2007年) コールドケース 迷宮事件簿|コールドケース_迷宮事件簿 (Cold Case) シーズン5 第17話 「ロープ」(2008年) キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き (Castle) シーズン4 第17話 「おとぎ話連続殺人」(2012年) グッドガールズ: 崖っぷちの女たち (Good Girls) (2018-)

受賞歴 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(2013年)

サンタバーバラ国際映画祭 Virtuoso Award 第34回ボストン映画批評家協会賞 助演女優賞 第18回サテライト賞 助演女優賞 * 他、多数の賞にノミネート・受賞