歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第38回・1987年その2)
演奏時間&構成表 2(第38回・1987年) 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。曲...
竜童組 はロック&民謡代表として出場、宇崎竜童は12年ぶりの紅白でした。「八木節イントロデュース」は1985年のデビューアルバム『竜童組』1曲目に収録されています。ステージは2コーラス、間奏でコール&レスポンスが取り入れられました。 おそらく観客参加型のステージは、紅白だとこれが初めてではないかと思われます。 したがって、アレンジは原曲とかなり異なっています。ラストも観客と一緒に三本締め、結果原曲より長い演奏時間となりました。(ステージレビュー→紅白歌合戦・バンド出場歌手の歴史(怒涛の1980年代編))
初期の紅白以来、オペラから相当久々に出場となった 佐藤しのぶ 。「オンブラ・マイ・フ」はこの年ニッカウヰスキーのCMで使用されて話題になりました。アルバム『ESSENCE』収録版では3分9秒、したがって相当長い演奏時間になっています。
ハーフタイムショー後に攻守交代、後半トップバッターは 五輪真弓 。「心の友」は日本よりもインドネシアでよく知られている楽曲です。3分16秒の曲なので、この紅白基準では堂々のフルコーラスでした。1982年のアルバム『潮騒』収録曲、テンポは音源より若干速めです。
チョー・ヨンピル は日本と韓国でヒットした「窓の外の女」を選曲。1番を日本語、2番にあたるラストサビは韓国語での歌唱でした。原曲よりテンポ速め、さらに間奏カットなので、史上初となる韓国からの出場に関わらず演奏時間は思いのほか短いです。
荻野目洋子 の「六本木純情派」はこの年を代表するヒット曲ですが、こちらもテンポがやけに速いです。1コーラス半、後半は1番繰り返しではなく2番の歌詞を歌いました。演奏時間は今回の紅白において屈指の短さ。「湾岸太陽族」「さよならの果実たち」などヒット曲を連発している割に、曲順以外の扱いが悪過ぎます。
少年隊 は大ヒット曲「君だけに」、1番Bメロ後のAメロは2番の歌詞でした。そこから間奏を経てラストのクライマックス。荻野目さんとの対決は2年連続2回目ですが、こちらはヒットアーティストに相応しい待遇でした。前年の件もあったからかもしれないですが…。
金子由香利 はおそらく 越路吹雪 か 岸洋子 以来となるシャンソンからの紅白出場。かなり短い演奏時間ですが、そもそもの原曲が2分16秒の短さ。フルコーラス歌唱、会場からは大きな拍手が起こっています。
沢田研二 はシングル曲「チャンス」、この年は派手なパフォーマンス抜きの純粋な2コーラス歌唱でした。1986年以降のシングルはアルバム未収録曲に関して言うと配信無し、原曲の正確な演奏時間は不明ですがおよそ4分20秒と推定されます。(ステージレビュー→紅白歌合戦・沢田研二の軌跡)
神野美伽 は若手演歌の期待株として初出場、当時まだ22歳でした。ここで歌った「浪花そだち」だけでなく既に「男船」などのヒットもあり、今後の連続出場も期待されましたが、出場はこの年と第54回のみに留まります。1番と2番の歌唱でした。
お千代さんと三波先生の辞退で、この回は 村田英雄 が最多出場歌手となっていました。「男の花吹雪」を村田節全開で歌います。1番と3番の歌唱、間奏は2小節のみでおそらくカット多めです。
小柳ルミ子 は17回目の出場にして初めて、持ち歌ではなくアメリカの大ヒット曲「ヒーロー」を歌います。『スクール☆ウォーズ』の原曲カバーとは違う日本語詞、ミュージカル仕様のステージなどトピックスの多いステージですが、これはもうリンク先を見て頂きましょう。度肝を抜かれる衝撃的な内容でした。(ステージレビュー→紅白歌合戦・小柳ルミ子の軌跡)
菅原洋一 が歌う「ラ・バンバ」は日本でも知らない人はいないであろう有名なメキシコ民謡で、この年ロス・ロボスの録音が大ヒットしました。原曲のリッチー・ヴァレンスが1分59秒、ロス・ロボスは2分54秒の演奏時間です。『夜のヒットスタジオ』によく出演していたDee-Deeの踊り、間奏はMALTAのテナーサックスで繋ぐ構成でした。22年連続出場した菅原さんの中では極めて異質な内容ですが、後年80歳になってからアルバムでカバーしています。なおこの年は英語・韓国語・イタリア語が訳詞も無しでテロップ表示されましたが、「ラ・バンバ」は終始歌詞テロップ無しでした。
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