《現代最高峰のベーシスト》マーカス・ミラー
マイルス・デイヴィス(tp)、デヴィッド・サンボーン(as)、渡辺香津美(Gu)など数々の一流ミュージシャンの名演を彩ってきた現代最高峰のベーシスト。トレードマークは'77フェンダー・ジャズベース、十八番はスラッピング。
Marcus Miller & Keziah Jones – I’ll Be There, Come Together – LIVE HD jackson5の 「I’ll Be There」とbeatlesの「Come Together 」のライブ映像。「I’ll Be There」はソロベースで演奏され、右手はスラップのほかにもコード弾きなど様々なテクニックが駆使されている。バンドでの「Come Together 」のメロディ部分はほぼプルのみで演奏されている。
サムのアップダウンMarcus Miller – Bruce Lee – LIVE 2005年のソロアルバム「Silver Rain」に収められているマーカスのオリジナル曲。動きが速く映像では分かりにくいかも知れないが、メロディ部分・ベースソロ部分ともにサムのアップダウンが用いられている。この楽曲でもそうであるように、マイナーペンタトニックスケールを32分音符で駆け下りるフレーズをアップダウンで弾く場面が多く見られ、マーカスの手癖のひとつといってもいいだろう。
32分音符や6連符の多用Marcus Miller “Run For Cover” at Java Jazz Festival 2007 マーカスの代表曲の1つである「Run For Cover」のライブ映像。もともとはサックスプレーヤーのデビッド・サンボーンへ提供された楽曲。冒頭のスラップリフから32分音符の細かいフレーズが聴ける。3:39あたりからのベースソロも18番フレーズが満載で、これぞマーカスといった感じの演奏だ。
ミュートをしながらの親指弾きMarcus Miller – Tutu Revisited – LIVE マーカスの師匠的な存在であり、「ジャズの帝王」とも呼ばれたトランペット奏者マイルス・デイビスに提供された楽曲。マーカス自身もたびたび取り上げている。2:30あたりからのトランペットソロ、6:00あたりからのサックスソロと、親指ミュートによるいわゆるウォーキングベーススタイルのラインが聴ける。とくにサックスソロではそれまでの倍のテンポの演奏になっており、この速いテンポのラインも全て親指で弾ききっている点に注目して欲しい。
タッピングタッピングというと、右手の人差し指や中指を用いるプレーヤーが多いが、マーカスの場合親指を用いることもある。これには、親指ミュートと同じくスラップとの切り替えがスムーズなこと、親指は太く力も強いためしっかりとしたタッピングができる、といった理由が考えられるd。 「32分音符や6連符の多用」の項目に挙げた「Run For Cover」の動画の4:40あたりで、親指を使ったタッピングが確認できる。
使用機材
マーカスのトレード・マークは77年製のフェンダー・ジャズベース。 このベースはロジャー・サドウスキーの手によってバルトリーニのプリアンプTCTを組み込まれてアクティヴに改造されている。 また、ブリッジはバダス製のものに付け替えられている。スラップを安定させるためのピックアップ・フェンスが付いていることも特徴のひとつ。
名盤:Levi’s (R) Black Presents Antother Side Of Me
マーカスの代表作と言えば「キング・イズ・ゴーン」「M2~パワー・アンド・グレイス」やマイルス・デイヴィス「TUTU」やデヴィッド・サンボーン「ストレイト・トゥ・ザ・ハート」などが挙げられるが、ここではあえて「Levi’s (R) Black Presents Antother Side Of Me」を紹介したい。
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