そもそも溶接時アースはなぜ取るのか?
そもそも溶接時アースはなぜ取るのか?

そもそも溶接時アースはなぜ取るのか?

そもそも溶接時アースはなぜ取るのか?   [chat face="5ff232ec402175267d15f2

2019.2月、東京・大田区の大手食品会社の子会社「マルハニチロ物流」の倉庫で火災があり、荷物の搬入や工事のため、出入りしていた業者の3人が死亡した事件があったのだが,警視庁が捜査した結果、 屋上で行われていた配管の溶接作業(Tig溶接)で、溶接のアースを正しく設置しなかったため倉庫の壁の断熱材に熱が伝わって火が出た疑いがあることがわかった。

警視庁は配管の溶接作業を行っていた64歳作業員を業務上過失致死などの疑いで書類送検した。

作業員は40年以上の溶接工の経験があった。

ー3人死亡倉庫火災、溶接工を書類送検 「迷走電流」容疑適用は初

根本的な原因は,屋上作業ということもあって 現場で溶接物にアースを取っていなかったこと と推測されている(確定ではない)。

40年以上のベテランというのも,今までの経験が逆に仇となったことを表している。

現場責任者や工事監督ではなく, 「溶接工」が書類送検されている点 も胆に命じなければならない。

溶接工として残念だし,自分のことのようで身震いする。

「迷走電流」は決して馬鹿にできない。

死亡事故につながってしまうことを念頭に必ず 溶接物でアースを徹底 しよう!

溶接工のみなさんへ:

自分の身は自分で守ろう!結局責任は自分に降りかかってくるから! 3.機器の誤動作を起こす。

化学,発電プラントなどでは,プラント停止になることさえあるから アースは必ず現場の母材で取って欲しい。

アースの取り方3つの注意点。

「やらかし」 は結局,作業効率を下げる ので

1.アースの接地面積をなるべく多くする。

そのためには キャプタイヤケーブルが重要

【Tig,被覆アーク溶接共通】溶接用キャブタイアケーブル(スケア,太さ,許容電流)の選び方と種類 溶接機のキャブタイアケーブルはどう選ぶか? 溶接機の二次側(溶接機〜ホルダー又はアースまで)のキャブタイアケーブルは,現場で引.

アースはクランプタイプのもの で,接地面積を増やすことが大事。

2.アースを取る場所は綺麗に磨く。

グラインダーやワイヤブラシでしっかり磨いて アースを取り付けることが大事。

3.しっかり締め付ける

これもクランプタイプがオススメ。

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まとめ

・感電,火災,機器の誤動作になる。

・接地面積を多く,取り付け箇所の磨き,しっかり締め付け。

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