道の駅 南房パラダイス
「道の駅 南房パラダイス」は千葉県南部の館山市に存在した道の駅。ハワイをテーマにした有料施設「アロハガーデンたてやま」に併設された道の駅だったが残念ながら2025年3月末で閉園。2025年6月に道の駅登録が抹消になった。
房総半島の南西部を南北に貫く富津館山道路の冨山ICから国道127号線→国道410号線→県道257号線を通って南に18km、 千葉県南部の館山市に「道の駅 南房パラダイス」はある。 インターからの道中は2km位は館山市の市街地の中。 そこを抜けると行き交う車も少ない悠々とした田園の中のドライブになる。 南房総は人気の観光地ではあるものの、さすがにここまで南下すると訪れる人も少ないのだろう。 今回、私はまだ肌寒い2月とはいえ祝日(天皇誕生日)の訪問だったが渋滞は皆無。 「南房に行きたいけど混雑は嫌」という方に向いた地域なのだろう。 道路脇にはヤシ(ワジュロ)の木も立ち並び、南国ムード満点の環境の中に本駅は位置している。 道の駅看板 さて、本駅は「南房パラダイス」という道の駅だが、実は「南房パラダイス」という施設は既に存在しない。 「えっ、どういうこと?」という方に説明すると、「南房パラダイス」は道の駅登録前の1970年にオープンした施設。 一時は人気スポットとして大勢の客を集めていたが、東日本大震災の影響などもあり客数が徐々に減少。 大幅な赤字を計上してしまい、ついに2014年3月に閉鎖になってしまった。 その後、2014年9月に民間会社に経営を委譲して「アロハガーデンたてやま」という名称でリニューアルオープン。 現在「南房パラダイス」は道の駅の名称としてのみ存続している状況である。 駅施設。右は物産館、左の建物の2階にレストランがある。真ん中のゲートの先に「アロハガーデンたてやま」がある。 民間会社に移譲して立て直しを図った「アロハガーデンたてやま」だが、依然として客が少ないのが気になるところ。 逆に客の立場で言うならば「周りの人を気にせず悠々と遊ぶことが出来る」とも言える。 民間会社のため経営の具体的数値は分からないが、個人的な感想では再び撤退→閉鎖にならないかとても心配。 「余計な心配」であれば本当に良いのだが。
ハワイムード満点の物産館
本駅は「アロハガーデンたてやま」を中心とする道の駅。 「アロハガーデンたてやま」は入場有料の施設だが、物産館、レストラン(長期休業中)、喫茶店は無料で利用できる。
「アロハガーデン」に付けられたサブタイトルは「トロピカルハワイアンワールド」。 テーマパークの内容はもちろんのこと、物産館、レストランもハワイ仕様にこだわっている。 物産館に入ってすぐの所にあるのはハワイ(ハワイっぽい)食材コーナー。 「青パパイヤドレッシング」「パパイヤスティックケーキ」「マハロまんじゅう」「hulaポテトチップス」 「hulaクッキー」「Thong Dee(トンギー)アイス」等が販売されている。 ハワイ雑貨コーナーもあり、「ハワイのシャンプー」「アロハTシャツ」「ウクレレ」、 ハワイの神像である「アンシェトキキ」のフィギュア等が販売されている。 ハワイの風景をバックにしたプリクラもある。 このプリクラをSNSに挙げて「ハワイに行ったふり」をするのも面白そうだ。
実は数年前までは物産館ではほぼハワイの商品のみで、 館山市を始めとした千葉県、日本の物産品は見つけるのも困難な状況だったが、 最近は千葉県の特産品も商品の半分くらいを占めるようになった。 「びわゼリー」「びわケーキ」「千葉落花生ラングドシャ」等、主に南房総の特産品が販売されている。
レストランもハワイ仕様
本駅のレストラン「WAIKIKI(ワイキキ)」も名前の通り完全なハワイ仕様。 料理長のおすすめはコンポプレートで、 ロコモコとガーリックシュリンプをセットにした「ALOHAコンポプレート」、 フリフリチキンとガーリックシュリンプをセットにした「BEACHコンポプレート」が販売されている。 その他「ゲイシャンポテト」「マヒマヒのフィンガーフライ」「ロミロミサーモン」「アヒポキ」等… すみません。ハワイ未体験の私にはさっぱり分からないメニューが並んでいる。
ハワイアンカクテルもあり「ワイキキブルーハワイ」「アロハサンセット」「ラナイアイランド」等、 未成年には生ジュースのグァバジュース、マンゴージュース、パッションフルーツジュース等も味わうことが出来る。 ただ、残念ながらレストラン「WAIKIKI」は2018年2月から長期に渡る臨時休業中。 コロナもようやく終息に向かっており、復活の時を待ちたいと思う。
レストランの1階部分にある喫茶店「モアナガーデンカフェ」は営業中。 ここでもハワイならではの「食」を味わうことが出来る。 名物は「ロコモコ(1,050円)」。 6種の味を楽しむ「ハワイアンレモネード」や「マカダミアナッツパンケーキ」、「カーリーポテト」も味わうことが出来る。
リニューアル後も基本的には昔と同じ
本駅のメイン施設、有料施設の「アロハガーデンたてやま」だが、 基本的にはリニューアル前の「南房パラダイス」と同じで熱帯植物園と動物園を中心とした施設。
違いは2つあり、その一つは料金。 以前は800円だったがリニューアル後は1300円(いずれも大人料金)になっている。 元々リニューアルの主目的は経営の立て直しだから実質的な値上がりは仕方がないところだろう。 ただ、私の感覚としては以前の料金が安すぎただけで、1300円はまあまあ適正な料金ではないかと思う。
熱帯植物園内にあるブーゲンビリアの花 熱帯植物園内にあるサボテン もう一つの違いは様々なアトラクションが楽しめるようになったこと。 カピバラの餌やり、モルモットふれあい、ヤギの散歩、 アヒルのお散歩などを楽しむことが出来る(鳥インフルエンザ流行時は鳥関連のイベントは中止)。 土日祝日限定のフラダンスショーも本施設の楽しみの一つ。 ステージは11時30分、14時00分の二部制なので、可能であればこの時間帯に合わせて訪れたい。
風景を楽しみたい人はアロハタワーがお勧め。上まで登るのは大変だが、頂上からは美しい太平洋と伊豆大島の眺望を楽しむことが出来る。
【その他の道の駅はこちらから】 「道の駅 南房パラダイス」近隣の宿泊施設 (宿名の前の丸数字は地図上の数字に対応したものです。道の駅から近い順に番号を付けています。)■①たてやま温泉 千里の風 [MAPCODE] 211 039 794*62 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南東に700m - 料金(2人計27,364円~) - 温泉あり/食事付きプランもあり
■②オーベルジュ オーパヴィラージュ [MAPCODE] 211 039 599*88 (口コミ平均4.6点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から南東に1km - 料金(1人11,819円、2人計16,364円~) - 温泉あり/食事付きプランもあり - 南フランス風の隠れ宿/13歳以上限定の宿
■③目の前はドッグラン Front Yard [MAPCODE] 211 069 311*08 (口コミ平均4.5点/5点満点、お勧め度★★☆)
- 道の駅から北東に2km - 料金(1人12,364円、2人計15,274円~) - 🐶ペット可[追加料金+1,100~2,200円]
■④元湯天然温泉 吉祥 [MAPCODE] 211 010 427*52 (口コミ平均4.8点/5点満点、お勧め度★★★)
- 道の駅から南東に2km - 料金(2人計12,000円~) - 温泉あり/食事付きプランもあり