カルナウバロウ
カルナウバロウ

カルナウバロウ

カルナウバロウは、ブラジル固有のヤシから採取される天然ワックスです。その硬度と光沢から「ワックスの女王」とも呼ばれ、多岐にわたる用途で利用されています。化粧品から工業用途まで、その優れた特性が評価されています。

自動車用ワックス・靴墨: 蜜蝋やテレビン油と混合して、優れた光沢と保護効果を発揮します。 食品: デンタルフロスや菓子などの食品に、艶出しやコーティングの目的で使用されます。 研磨剤: 木材や金属の研磨剤として、その硬さと光沢が利用されています。 化粧品: 口紅、アイライナー、マスカラ、アイシャドー、ファンデーション、デオドラント、スキンケア、日焼け止めなど、幅広い化粧品に配合されています。低刺激性で保湿効果があるため、肌に優しい化粧品作りには欠かせません。 工業用途: スピードボートの船体、サーフボードワックス、パイプの仕上げ材、皮製品の艶出し、錠剤の被覆材など、様々な工業製品の製造にも利用されています。特に、離型剤として繊維強化プラスチックの製造には不可欠です。また、爆発物の製造にも用いられることがあります。

製造と輸出 性質

融点: 82-86℃と、天然のワックスの中で最も高い融点を持ちます。 硬度: 天然ワックスの中で最も硬く、その耐久性が特徴です。 密度: 約0.97と比較的高い密度を持ちます。 * 溶解性: 水やエタノールにはほとんど溶けませんが、温かい酢酸エチルやキシレンには溶けます。