写真で丁寧解説!海外でウォシュレットを取り付けた我が家の設置レポート
写真で丁寧解説!海外でウォシュレットを取り付けた我が家の設置レポート

写真で丁寧解説!海外でウォシュレットを取り付けた我が家の設置レポート

この記事の内容 日本では2人以上世帯の場合、家庭の温水洗浄便座普及率は80%。最も有名なのは欧

この記事の内容 日本では2人以上世帯の場合、家庭の温水洗浄便座普及率は80%。最も有名なのは 欧米進出も果たしたTOTO のウォシュレット、次にINAXのシャワートイレでしょう。しかし、ヨーロッパではまったく普及していません! 当記事では、ポーランドに住む私たち夫婦が “日本から持ち帰ったウォシュレットの設置に成功した実体験”とともに海外で取り付ける際の問題点( 海外で普及しない理由 も分かります)や、設置のアドバイスをお伝えします。日本在住の方が読んでも面白い内容ですよ♪ .

乗り越えるべき5つのハードル

。 念のため最初に言っておくと、欧米でもウォシュレットはかんたんに手に入ります。

。 しかし、「できれば 日本メーカー の安定のウォシュレットを使いたい」というのが日本人としての願いではないでしょうか。

。 そこで、海外で日本のウォシュレットを設置する際の 問題点と対処法 を挙げます。 コレさえ読めば、快適なウォシュレットが海外で普及しない理由がよ〜く分かるはず…。

日本メーカーの海外用はお高い 。 アメリカでのウォシュレットなるもの(ビデ)の普及率は5%ほどだそうですが、販売しているのはアメリカのメーカーです。

。 しかし私の知る限り、ヨーロッパ向けは TOTO|GL2.0 がお手頃な最低限の機能が付いたウォシュレットです。 価格は20万円前後と高額ですが、日本での似た商品だと3万円程度かもしれません…。

GL2.0のレビューは悪いものが目立っていて、やはり機能に対しての価格設定に不満があるようす。う〜ん、残念。 日本用の商品は電圧が合わない 。 日本の電圧は100Vですが、ヨーロッパでは2倍以上の 220〜240V (ポーランドは230V)が標準となっています。

。 そして、 日本の製品を海外で安全に使うためには変圧器が必須 となります。 消費電力が大きいものほど変圧器なしで利用すると壊れるリスクが高く、 煙や発火する危険 もあるので注意しなければなりません。

。 デジカメやパソコン、スマホの充電器はたいてい240Vまで対応しており、そういったものを ユニバーサルタイプ といいます。

ちなみに韓国のウォシュレットは安く、電圧220Vなので変圧器は必要ナシ!でもハングル表記は気になるかな〜。 トイレにコンセントがない 。 変圧器さえあればOKというのなら話は早いですが、残念ながらそうもいきません。

。 欧米では、浴室とトイレがいっしょの空間にある ユニットバス がほとんど。 そのためトイレの傍にコンセントがなく、設置する際は アース/カバー付き となります。

。 結果、気軽にウォシュレットを導入するには手動ウォシュレットにせざるを得なかったり、 延長コードを使ってコンセントのある場所から引っ張ってくるケース が多いのです。

私たちは業者に依頼して専用回路を設置しました。水回りの電気使用については規制されている場合もあるので要確認。 ベースプレートと便器が合わない 。 日本と海外の便器はそもそもカタチが異なるため、日本のウォシュレットと便器のカタチが ピッタリということはまずない です。

。 これはどうしようもない問題であり、 便器は陶器 なので改造もできません。 ただし、ウォシュレットを取り付けるためのベースプレートはプラスチックなので、 無理やりにでも多少幅を調整することは可能 です。

。 ウォシュレットと便器のカタチも 致命的に合わないわけではない ため、先に挙げた問題がクリアできるならば「ピッタリ合わない」という理由だけで諦めるのは惜しいかも。

ウォシュレットには、エロンゲート/レギュラー/兼用の3つの便器サイズがあるよ。基本的には兼用サイズが主流。 硬水でノズルが詰まりやすい 。 日本の水は軟水ですが、 海外は飲料として適さない硬水であることが圧倒的に多く 、また飲めたとしても硬度が極めて高くなります。

。 硬水に含まれる ミネラルや石灰 が内部で凝固することによって、ノズルが詰まったりポンプが故障しやすくなるんですね。

。 そのようなトラブルを防ぐためには、定期的なノズルそうじや手入れが不可欠。 逆に言うと、 月数回の手入れ さえきちんとすればそれほど大きな問題ではありません。

きちんと定期的にお手入れをしていれば、硬水だからといってそこまで苦労することはないはず。サボったらダメ!

実際に取り付けてみました

。 私たちが購入したのは、設置当時は新商品だった TCF6531 (2015年2月発売|当時の税込参考価格およそ13万円)です。

。 便器洗浄付きでレバー洗浄より高いモデルですが、 半額程度 で購入しました。 今も約6万円で売っているショップがありますが、 後継モデルはTCF6552 みたいです。

。 ただ、日本でウォシュレットをスーツケースに詰める際、流すボタンを紛失! そこでクッションでカバーを浮かせて なんちゃって流すボタン に仕立て上げました。

。 こちらでは水を流す場合、タンクの上や(タンクレス風だと) 壁にある洗浄ボタン を押しますが、後者はタンクが絶望的に壊れてしまったら壁を壊してしまわないといけません。

。 ついでに言うと、ポーランドのトイレは日本やアメリカでよく見かける レバータイプ は滅多になく、タンクレス風が大半です。

。 我が家のトイレは 背後を押すと水が流れるため、壁に洗浄ボタンはありません 。 壁リモコンにも流すボタンがあるので、リモコンと背後のどっちを押しても問題なし。

。 横幅は5ミリくらいの差ですが、便器は陶器なので 数ミリの差でも影響アリ ! しかし、工具で新たに穴を開けることによってこの問題を解決することができます。

。 最後に便器とウォシュレットのカタチが合わない件ですが、私たちのトイレは この程度の差 なのでまったく気になりません。

。 写真の通り横から見るとズレており、さらにウォシュレットは2センチほど長め。 でも使用上の問題はなく、どちらにしても 言わないと気付かないレベル だと思います。

設置は当然自己責任!万が一設置中に壊れても保証されず、メーカーに問い合わせても対応してもらえないのでご注意を…。

ややこしいのがイヤなら海外用を

。 実は、ここ数年で欧米のウォシュレット事情が随分とよくなってきたのも事実。 日本人視点の快適性にこだわらず、 安い海外メーカー を使うという選択肢もあります。

が、 クオリティや機能・快適性(水圧が強いらしい)などを考慮してTOTO に決定。

。 ちなみに アメリカのTOTOはリーズナブル で、下記定番モデルがよさそうです。 Sは高機能、Cは標準、Aは最低限という感じですが、Aで十分という人も多いのでは? .

機能 S550e C200 A200 価格 $1,150 $429 $267 温風乾燥 ◯ ◯ × 自動開閉 ◯ × × 暖房便座 ◯ ◯ ◯ リモコン ◯ ◯ ◯ 脱臭 ◯ ◯ × ワイドビデ ◯ × × リズム ◯ ◯ × TOTOTには電気工事不要の「エコウォッシャー」という商品もあるし、5千円前後で購入できる手動タイプもあるよ。

使用5年目、故障も不満もなし

。 ウォシュレットを実際に使い始めたのは2016年4月なので、使用歴は4年以上。

。 電気工事までして専用回路を確保し、一つの 特大スーツケースにウォシュレットを詰めてポーランドへわざわざ持ってきましたが 、そこまでした価値は十分にありました。

。 今のところ不具合は一度も起こっておらず、定期的に ノズルのお手入れ も行っているので故障の心配や不安も特にありません。

。 設置するかしないかは自己判断ですが、 身近なトイレだからこそ 、ひと手間かけて快適性を追求してみてはいかがでしょうか。

取り付けや手入れに関するQ&A

欧州在住です。こちらのウォシュレットは高いので、アメリカのものを取り付けるのはアリでしょうか? 正直、おすすめではありません。 欧州でも通販を通してアメリカのTOTOTを購入できますが、米規格で電圧が120Vであったり、便器もエロンゲート(大型便器)タイプのみだったりと要注意です。どうせ変圧器が必要で保障がないのなら、日本から持ってきたほうがいいかもしれません。

どれくらいの頻度でノズルのお手入れをする必要がありますか? 理想的には2週間に1回、月1回は必ずお手入れしてください。 家族が多く、使用頻度が高ければ月3回は行うべきでしょう。ノズルをブラシで掃除するほか、お酢を入れたビニール袋を輪ゴムでノズルに固定して半日ほど浸してください。その間は誤ってウォシュレットを使わないよう、電源を切っておきましょう。

合わせて読みたい 住宅ローン完済を機に総まとめ!4年半かけて終わらせたリフォームの実態 クラクフ公認ガイドとして観光案内もしています。 日本語ガイドやアウシュヴィッツでの通訳ガイドをご希望の方は こちら からお問い合わせください。 こちらの記事もおすすめです 4件のコメント 日本国 愛知県 服部 充良 より:

日本国愛知県在住の服部です。 新規投稿の通知メールで投稿を知ったのですが「えっ?WITAM?このタイトル何?」今までとは一風変わった「テクニカルレビュー」に少し驚いています。 海外に何度も行っているのですが、ウォシュレットに出会ったのは中国のタワーレジデンスが空き部屋で運用しているホテルだけでしたね。あっ!もうひとつありました。2013年に行ったインドの自動車部品工場には「手動ウォシュレットもどき」が「工夫」されていました。 どういうものかというと、便座の奥に金具が取り付けられており、そこにノズルとビニールパイプが取り付けられています。ビニールパイプをたどってゆくと、水道の蛇口ハンドルが壁に金具で取り付けられています。ハンドルをひねると「ジュゥ~!」と水が出る仕組みです。強さはハンドルで調整し、位置は体を移動させる仕組みです。用足しの邪魔にならないようにうまく「工夫」して取り付けられていたのには驚きました。スタッフに聞いたら「日本に行った現地従業員がウォシュレットに感動して真剣に考えて工夫した」そうです。

私がこのウォシュレットを購入した2014年末辺りと、今の海外ウォシュレット事情はかなり変わったようです。当時はポーランド国内の正規取扱店はなかったですし、TOTOの海外ウォシュレット商品もかなり増えていて驚きました。5年以上も経っているので、当たり前と言えばそうなのでしょうが…。 インドのウォシュレット擬きは、おそらく今ふつうにAmazonなどで購入できる格安手動ウォシュレットと同じような仕組みかと思います(なので、だいたいどんな感じか想像つきます)。 今だと手動タイプは数千円程度で購入できるみたいですが、当時はあまりなかったか少し高価だったのかもしれませんね。

橋本和也 より:

綾香さん ウォシュレットを探していたのでとても参考になりました。 ありがとう御座います。

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クラクフ市公認観光ガイドの綾香です。旅行や生活に欠かせないポーランド情報を発信中! 2025年、東アフリカ・ルワンダでの教育支援に向けて【 財団法人MOST 】を設立。興味のある方はご連絡ください ◆ 詳細プロフィールはココYouTube はじめました

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