曳家(ひきや)の作業手順「建物を曳いて移動する」
曳家(ひきや)の作業手順「建物を曳いて移動する」

曳家(ひきや)の作業手順「建物を曳いて移動する」

そもそも「曳家」とは、住宅など建物の移動に用いられてきた工法で、建物を基礎から切り離し、コロにより建物そのものには影響させないで目的の場所へ移築する方法を指します。 家を曳く(ひく)から、曳家(ひきや)です。

2.姿曳移動工法(下腰工法) H鋼およびレールを土台の下に設置して、油圧ジャッキを集中管理し、建物をジャッキアツプして基礎と土台を切離して、新設した基礎に家屋を移動させ、新設基礎に据付ます。 土台の下に鋼材を入れ建物を受け、移動する工法です。 3.腰付移動工法(上腰工法) 土台と床の間に鋼材を通して、鋼材と柱をワイヤー又は締付けボルトで締結し、建物を移動する工法です。 土台のない木造住宅、神社、仏閣などで施工されます。

レールをセットして、ワイヤーを掛ける段取りをします。 建物移動のための台車をセットし、いよいよ、曳家が始まります。 レールの上には、コロを敷きます。 もちろん、移動する前に、新しい基礎を施工しておかなければなりません。

現在の曳家工事は、木造、鉄骨造、RC造を問わず施工出来ます。 住居の場合、住みながらでも移動できます。 その他、地震や台風で傾いた建物を、まっすぐに戻したり、建物はそのままで、老朽化した基礎だけをやり直すことも出来ます。

日本では、かなり昔の奈良時代に、「ころ」と「丸太」と「レール」がすでに使われていたそうです。 現在の曳家工法においても、レールを使用し、「コロ」に乗せた建物を、ウインチで曳き、目的地まで移動します。 時代は、移り変わっても、その原理は、昔も今も同じです。

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Visited 3,187 times, 1 visit(s) today カサイミヨシ says:

昨年木材住宅を曳家してもらいましたが、契約図面と比べ1m以上位置がずれ残置の使いが悪く成りました。曳家の誤差は? 又、曳家で建具のズレ(扉が、閉まらない等)は、付き物と言われてしまいました。自費で直すべきと書面で伝えられました。 曳家は、これが常識なんでしょうか? やはり悪い業者に、捕まったんですよね~。

ミヤザワカズアキ says: コメントありがとうございます。

カサイミヨシさん、コメントありがとうございます。 部外者ですので、事情はわかりませんが、最初に新しい基礎は構築しなかったのでしょうか? 現地で、遣方(建物の位置決め)で双方が確認し合う(又は工事監理者立会)などをすれば防ぐ事ができたのではないでしょうか。 そもそも、1mもずれる原因はなにかあったのでしょうか。(埋設物があったとか?) 建具は、確かによくある話で、最初の取り決めで、すべて新しく取り替えるとか、すべて直すとか、決めておかなければなりません。 どうしても引っ張ったあとは、歪みがゼロとはなりません。 他にも、注意しなければならないのは設備配管関係などがあります。 これからもよろしくお願いします。 https://architectural-site.jp/

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