【太陽光発電】逆接続可能型ブレーカーとは?一般の漏電遮断器を逆接続できない理由と接続箇所を解説!
【太陽光発電】逆接続可能型ブレーカーとは?一般の漏電遮断器を逆接続できない理由と接続箇所を解説! 系統連系型小出力太陽光発電設備などの配線例 接続例1(中性線に過電流が流れるおそれがある場合) [注1]過電流保護機能付き漏電遮断器は、逆接続可能型(漏電遮断器が「切」の状態で負荷側に電圧がかかっても故障するおそれがないもの。)が必要。また、パワーコンディショナが
系統連系型小出力太陽光発電設備などの配線例
接続例1(中性線に過電流が流れるおそれがある場合)
[注1]過電流保護機能付き漏電遮断器は、逆接続可能型(漏電遮断器が「切」の状態で負荷側に電圧がかかっても故障するおそれがないもの。)が必要。また、パワーコンディショナが 単相3線式電路(単相2線式200Vを含む。)に接続される場合は3P3Eが必要 となる。
[注2]太陽光発電用開閉器の負荷側(L)にパワーコンディショナを接続すること。
[注3] 太陽光発電用開閉器を漏電遮断器の直後に接続すると、分電盤に定格以上の電流が流れるおそれがあるため、こ のよ うな接続は行わないこと。
a)太陽光発電設備を単独で接続する場合
[注1]過電流保護機能付き漏電遮断器BE1、BE2は、逆接続可能型(漏電遮断器が「切」の状態で負荷側に電圧がかかっても故障するおそれがないもの。)が必要。また、パワーコンディショナが単相3線式電路(単相2線式200Vを含む。)に接続される場合、過電流保護機能付き漏電遮断器BE1においては3P3Eが必要となるが、過電流保護機能付き漏電遮断器BE2については3P2Eで良く中性線欠相保護機能付きのものであることを要しない。
[注2]太陽光発電用開閉器の負荷側(L)にパワーコンディショナを接続すること。
[注3]蓄電池等の専用開閉器を漏電遮断器(BE1)の直後に接続すると、分電盤に定格以上の電流が流れるおそれがあるため、このような接続は行わないこと。
[注4]蓄電池等の設備を接続する場合は、系統へ逆潮流しないよう、リレー等を設けること。
b)太陽光発電設備と蓄電池等の設備が併設されている場合
接続例2(中性線に過電流が流れるおそれがない場合)
[注1]過電流保護機能付き漏電遮断器BE2は、逆接続可能型(漏電遮断器が「切」の状態で負荷側に電圧がかかっても故障するおそれのないもの。)が必要になる。また、過電流保護機能付き漏電遮断器BE2にあっては、中性線欠相保護機能付きのものであることを要しない。この接続例では、パワーコンディショナが単相3線式電路(単相2線式200Vを含む。)にせつぞくされる場合であっても、過電流保護機能付き漏電遮断器BE1、BE2は3P2Eでよい。
[注2]太陽光発電用開閉器の負荷側(L)にパワーコンディショナを接続すること。
内線規程8001-2016 資料3-5-8 連系方法逆接続遮断器設置箇所素子数極数1次送り連系2箇所どちらも3P2E2次送り連系1箇所3P3E蓄電池設備併設2箇所BE1は3P3E、BE2は3P2E最後に
コメントいただきありがとうございます。 確かに、商用電源が喪失するとパワコンの保護機能が働いてパワコンが停止しますね。 電圧がかかり続ける可能性は少ないかと思います。 ご指摘いただきありがとうございます。 ただ、トリップの際に瞬間的に電圧がかかることは確かですし、 パワコンの継電器や保護機能が故障している可能性もなくはないです。 そのため、「可能性」があるとして対策・措置を講じる必要があります。 パワコンの保護機能による停止を考慮して今後緩和されるかもしれませんが、 記事に記載の通り現状は内線規程で、逆接続可能型ブレーカーを取り付けることを 規程しています。 そのため、法的拘束力はありませんが、実質的な義務事項となっています。 電力会社との協議では、必要書類に「ELBの仕様がわかる資料」があります。 逆接続可能型でない場合、指摘される可能性大です。
コメントいただきありがとうございます。 停電せずにELBが動作した場合ですが、 ①ELBの単独動作によりトリップ→ ②トリップによりパワコンと系統が切り離される。→ ③停電はしていないので系統側の電源は活きているが、トリップによりパワコンは電圧なしと認識する。→ ④パワコンの不足電圧継電器が働きパワコンが停止する。→ ⑤太陽光側の電圧もなくなる。→ ⑥ELB2次側に電圧がかかることはない。 このように通常ですとパワコンが停止し問題ないのですが、継電器故障等の万が一を踏まえて逆接続可能型の接地が必要かと思います。 確かにトランスレス非接地がほとんどですよね。 その場合、漏れ電流の帰還経路が対地静電容量のみとなりますので、 太陽光発電側の漏れ電流はほとんど流れないと認識しております。 流れる場合は、C、D種接地→対地静電容量または、逆潮流してない場合はC,D種→トランスのB種接地かと思います。 コイル保護=逆接続可能型ブレーカーの設置でよろしいでしょうか?
質問ですが、逆接続可能型のブレーカーは一次側をパワーコンディショナ側、二次側を系統側として使用することも可能なのですか? 何か不具合はあるのですか?コメントいただきありがとうございます。 メーカーの取説に、「一般商用回路の逆接続は不可」、「電源側と負荷側を間違えないでください」と記載があるので、 一次側を系統、2次側を太陽光とすることが推奨されると思います。
大変勉強になります。 根本的な質問で恐縮なのですが、「PCS以降で地絡が発生した場合にはPCS本体で地絡を検知し自動遮断する機能がついているのでMCCBを標準で設置している(電技解釈台36条)」と某会社の方にご説明をうけました。 そのような場合には更に後付けで逆接続可能型ブレーカーは必要ないのでしょうか?
すみません。先ほどの補足です。 PCSが2つあり、1つはPCS専用絶縁変圧器を経由して3相トランスの回路に、もうひとつはPCSから単相トランスの回路に接続されています。 お忙しいところ恐縮ですが、ご教授いただければ幸いです。
コメントいただきありがとうございます。 本文にmccbの場合は必要なしと記載しましたが、逆接続可のタイプを選定する必要があります、申し訳ございません。 各メーカーから「太陽光発電用」「逆接続可」の仕様がありますのでご確認ください。 また、「地絡を検知し自動遮断する機能」は漏電遮断器でしょうか? 漏電遮断器ではなくOVGR等の継電器や、直流側の地絡検出機能でしたら、系統側に漏電遮断器を設置する必要があると思います。
ご返信ありがとうございます。 PCSの「地絡を検知し自動遮断する機能」は本体内蔵の直流側の地絡検出機能のことです。 またELCBではなくMCCBを設置する根拠として、電技解釈第36条但し書きの「発電所に準ずる場所」と「乾燥した場所」に施設する場合と説明を受け、今ひとつ納得できずにおります。 自分なりにもう少し調べてみようと思います。 ありがとうございました。
パワコンの設置場所はキュービクルがあるような屋内の電気室でしょうか? それでしたら確かに「発変電所に準ずる場所」に該当し、電気主任技術者や設備員等の技術者しか立ち入らないためELBが省略できます。 ただ、経験上パワコンが電気室内でも連系用遮断器は全てELBでした。(住宅の一次送り連系で主幹がELBの場合を除く) 電技的には省略可ですが、系統連系規程や内線規程の方に何か記載があるかもしれません。 頼りない回答で恐縮ですが、また何かありましたらコメントいただければと思います。
コメントありがとうございます。 パワコンは屋外で会社の外壁に据付けられています。 設計段階では単線結線図がELBだったのですが、現物はMCBがついていたため設計通りに直していただけるのかと確認したところ、設計者が単線結線図を書き間違えたとのことで慌てて電力様への申請すらMCBへ変更していました。 先述の根拠の事もあり、なぜそこまでELBをつけたくないのかと不信感しか残らない形となりました。 色々とご回答いただきありがとうございました。 今後についてはよく話し合いたいと思います。
屋外の設置でしたら、ELB設置対象ですね。 可能であれば是正を依頼したほうがいいかもしれません。 費用は設計会社なのか施工会社なのかはわかりませんが、 お施主様の立場であればそこは気にせず言ってみてください。 建築に限らず商品は100%の状態で引き渡しが当たり前ですので。
comment コメントをキャンセル 関連記事 断熱材やウレタンにケーブルは接触してはいけないのか。理由と対策 【EEスイッチ】自動点滅器とは?使い方、種類、配線結線方法を紹介 【施工】電気工事で使うアンカーボルトや支持材料の種類と施工方法!今回は電気工事で使うアンカーボルトの種類や打ち方を紹介したいと思います。 RC造の現場では使う機会がかなり多く、何かをコンクリートに支持する場合は基本的にアンカーボルトを使用しますね。 アンカーの種類 .
【特別高圧】充電電路に対する接近限界距離とは?離隔距離との違いは?安全衛生規則に接近限界距離というものが定められています。 これは人体の感電災害防止によるものです。 大雑把にいうと接近限界距離はその距離以内に近づくと感電する距離です。 対して離隔距離という言葉があり .
ダクターチャンネルとは?レースウェイ とは?それぞれの違いと特徴を詳しく解説!今回は、ダクターチャンネルとレースウェイ について詳しく解説していきます。 電気工事の支持材として、ダクターはあらゆる場面で使われますよね。 レースウェイ については、直天井の照明器具の電線路として使 .
【ディー監督】 現役のメーカー系電気工事現場監督。 電気工事会社で6年ほどサブコン一次下で野丁場(大規模物件)を経験。 職人として番頭をメインに担当し、自社受注物件は現場代理人を務める。 転職後は、現在の大手電機メーカー子会社にて、電気工事の施工管理業務及び設計積算業務に従事している。 保有資格:第一種電気工事士、1級電気工事施工管理技士、1級電気通信施工管理技士補、第三種電気主任技術者、消防設備士乙7甲1.4、危険物取扱者乙4、他技能講習特別教育多数。
盤、ボックス加工の強い味方!おすすめのノックアウトパンチと選び方のポイントを解説 合成樹脂可とう電線管とは?CD管、PF管、PFD管の違いについて 【疑問】金属線ぴ(モール)、金属ダクト、ライティングダクトの違いと使い分けを内線規程をもとに解説 【電気配管】地中埋設配管とは?施工方法、離隔距離、その他規程について解説【電線管】 【電線管】金属管工事とは?金属管の種類と豆知識について最近の投稿
- 盤、ボックス加工の強い味方!おすすめのノックアウトパンチと選び方のポイントを解説
- 合成樹脂可とう電線管とは?CD管、PF管、PFD管の違いについて
- 【疑問】金属線ぴ(モール)、金属ダクト、ライティングダクトの違いと使い分けを内線規程をもとに解説
- 【電気配管】地中埋設配管とは?施工方法、離隔距離、その他規程について解説【電線管】
- 【電線管】金属管工事とは?金属管の種類と豆知識について
最近のコメント
- 【疑問】ELCB(漏電遮断器)接地はなぜ共用接地してはいけないのか。誤作動は? に 管理人 より
- 【設計】電圧降下(ドロップ)とは?許容値はいくつ?基本式、簡易式の計算例を交えて詳しく解説! に 管理人 より
- 【設計】電圧降下(ドロップ)とは?許容値はいくつ?基本式、簡易式の計算例を交えて詳しく解説! に noname@ezweb.com より
- 【疑問】ELCB(漏電遮断器)接地はなぜ共用接地してはいけないのか。誤作動は? に スズキ より
- 【設計】接地線(アース線)のサイズ選定方法を徹底解説!母線や接地極線も確認しよう! に 管理人 より