「大阪中之島美術館」をご紹介します!水都、中之島上空に浮かぶ立体迷宮。
「大阪中之島美術館」をご紹介します!水都、中之島上空に浮かぶ立体迷宮。

「大阪中之島美術館」をご紹介します!水都、中之島上空に浮かぶ立体迷宮。

基本情報 所在地〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-3-1アクセス・京阪中之島線「渡辺橋駅2番出口」より徒歩約5分・大阪メトロ四つ橋線「肥後橋駅4番出口」より徒歩10分・JR大阪環状線 「福

4階より1階〜5階のパッサージュを見渡す, 左のエスカレーターは入場用, 手前は退場用のそれぞれ一方通行になっている エスカレーター降りた先の4,5階ホワイエ(パッサージュ)を見渡す, 左に「展示室1」, 「展示室2」への入り口と手前と奥には5階へのエスカレーターと階段 5階を南北に貫くパッサージュ, 4・5階吹き抜けにはブリッジが架けられ視覚的に1階から5階までの高低差30.9mのパッサージュを視覚的に繋ぐ

4階パッサージュの西側に開けられた2層分の巨大な開口, 右にはジャイアント・トらやん

内藤廣氏設計の京都鴨居堂, 大きな家の中に小さな家が収められたような, 日本建築の切妻側面×パッサージュの今までになかった建築と屋外の関係性を生み出している

出隅が現れた吹き抜けは、大きな家 (屋根)の中に部屋(店舗)として軒を連ねるパッサージュのように、内と外の反転した不思議な錯覚を体験することができます。2階のピロティにやってきたひとたちは、 中に収められた展示室外観(出隅)を客観視することで、そこはまだパッサージュのような屋外として錯覚し、迷宮の奥へと引き込まれます。

パッサージュに面した展示室

出典:新建築 2階平面図 出典:新建築 4,5階平面図 展示室1と2の間に設けられた「ロビー」より反対側からパッサージュを見渡す

北側より5階パッサージュを見通す, 奥に展示室出口 5階パッサージュ北側開口を見通す, 右奥には展示室への入り口, 出口は反対側の南に設けられる

商業施設で買い物するような美術館のノリ

一見、凸凹した複雑にも見えるパッサージュですが、来場者はアクセス(外観)→パッサージュ(内観の外観)→最初の展示室(内観)→ パッサージュ(内観の外観) →次の展示室(内観)→ パッサージュ(内観の外観)→退館(外観)と来館から鑑賞、退館まで、体験する空間の種類(3種類)としてはシンプルのように思えます。巨大な外観、複雑なエントランスホールの見た目のため、もっと変化に富んだ空間体験を期待してしまいそうですが、本来の商店街のような、アクセスから買い物、帰宅と同じ体験数です。

周辺ランドスケープと一体となった2階エントランスホール, 巨大な外観とは対照的に開口は低く抑えられ, その先には非現実的な巨大な内部空間が広がっている