ファーストレベルのレポート実例【ヘルスケアシステム】で実際に提出したものを公開
ファーストレベル「ヘルスケアシステム」で高評価だったレポートを公開します。内容に手を加えればどの領域でも応用可能な『型』なのでご一読ください。
まず、患者に対して行う退院支援は早期リハビリテーションである。従来、集中治療下の人工呼吸器管理では、身体への負担を軽減するために深鎮静が用いられてきた。しかし、近年では浅い鎮静で入院後早期から行うリハビリテーションが、集中治療後の身体機能と認知機能低下を予防し、在院日数の短縮にも繋がることが報告されている(参考2)。そのため現在早期リハビリテーションに取り組む施設は多い。私が所属する集中治療室も同じく、まずはリハビリテーションの障壁となる疼痛と過度な鎮静管理を見直している。それにより、患者が浅い鎮静状態で過ごすことが増え、看護が必要な場面が増えてきた。鎮静下と比べ覚醒時には、患者はドレーンやチューブへの不快を感じ、思考することにより不安を生じる。看護師には以前よりも頻回な観察と対応が求められるようになった。そして、重症患者のリハビリテーションでは、医師や理学療法士など多職種が連携する必要があり、医療者間の調整役としての機会も増えている。また、リハビリ実施には医療機材レイアウトの変更や、モニタリングなどが必要。何より、患者を労いリハビリテーションへの意欲を引き出すのは看護師の大きな役割である。このように、早期退院と退院時ADL保持に有望な早期リハビリテーションは、多方面での看護活動によって可能となるものである。
次に、家族への退院支援について。退院支援着手の遅れは、後方の病棟や入退院調整部署の負担となるばかりか、家族の意思決定や自宅で患者を迎えるための準備時間が不足する。そのため、その後短期間で病院から追い出されたといった感情を抱かせるおそれがある。私の部署では入院○日目のみを評価日としているが、そこに基準はなく、以降の状態変化による再評価は実施していない。つまり、本来支援に着手すべき患者を見逃しているおそれがある。川野らは、フローチャートの活用がスクリーニングや再評価率向上へ有効と報告している(参考3)。今後当施設でも、スクリーニング方法や再評価基準を定め、退院支援が必要な患者に漏れなく着手出来るシステムを構築する必要がある。
引用・参考文献はこちら このレポートの『骨組み』と『文字数』についてこのレポートの骨組みは以下のようになっています
施設によって文字数が違うと思いますが、文字数は課題の数などで調節しました。
僕の場合は授業中にマインドマップで情報をまとめ て、家に帰って文章表現の本 を見ながらレポートを作成しました。
また、急性期以外でも現代の医療が目指す「病院⇆地域」構造のなかで出来ることを書けばよいと思います。もちろん、何かを主張するときは根拠・後ろ盾となるような論文や書籍を引用します。文献はキャリナースでサクッと見つけましょう。
具体度の調整には注意が必要です。
評価者は実際の現場(あなたの職場)を知りません 。細く伝えようとして失敗すると「分かりにくさ」だけが残り、良くない結果になります。 文字数が使えるならしっかり伝える、 文字数が足りないならバッサリ切るほうがローリスクです 。
少ない文字数が指示されている場合は、割り切って内容を絞ることをお勧めします。
キーワードを見つけるのも大事その科目に 頻出する言葉(キーワード) も重要。
なぜなら、 キーワードを正しく使えば、評価者に対して科目の理解度を示すことができるからです。 当然、その言葉を使う前には意味を調べる必要があるので、そこで勉強にもなるのですが、講義内容で出た単語や講師の発言などから使える言葉を探しました。
キーワードを実際の統計・指針・原著論文などで肉付けして文章化すればウケがいいです。
まとめ ファーストレベルは基本の文章を学ぶところ
実はこのレポートは、Kindle(Amazonの電子書籍)で参考書 を見ながらカタチにしたものです。
「レポート書けるかなぁ💧」
と悩んでいましたが、ふと見渡せば 世の中には『文章・レポートの書き方』に関する本があふれていることに気付きました。
ファースト期間中、それらを参考にしてレポートを書いた結果 全科目がA判定 だったので『 まず、書き方を知ることが最重要 』と実感しました。
それに、そもそも 管理職は文章を使って人を動かす立場の人間。意味の分からない文章は現場を管理するどころか混乱させます。ファーストレベルは、セカンド・サードレベルの前に基本の文章を学ぶための場所だと言えます。
「Amazon電子書籍で無料で読める参考書」 はこちらの記事でまとめています。お手持ちのスマホ・タブレット・パソコンで今すぐに読み始められるので、レポートに悩んでいる方はお試しください。
https://na-sanblog.net/2020/05/01/free-writingskill-books-on-kindle/ na-sanblog.net- レポートテーマは「ヘルスケアシステムでの自部署の問題と課題」
- 「ヘルスケアシステムⅠ」で実際に提出したレポート
- このレポートの『骨組み』と『文字数』について
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- 「ヘルスケアシステムⅠ」で実際に提出したレポート
- このレポートの『骨組み』と『文字数』について