パーキンソン病を知ろう
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パーキンソン病はロンドンのジェームズ・パーキンソン医師が1817年に論文を発表したことが始まりで、そこにはすでに安静時のふるえ、前傾姿勢、突進現象など、典型的な症状が記されていました。 その後、1888年にはフランス人のシャルコー博士が筋固縮(筋肉のこわばり)を加えてパーキンソン病と名づけました。 人口の高齢化と診断が正確になったことで、パーキンソン病患者数は増加傾向にあり、現在15万人の患者さんが国内にいると言われています。
わずか1gの神経細胞が全身に及ぼす影響の大きさパーキンソン病は能の中心部で中脳というところにある「黒質」の神経細胞が破壊されることで、ここで作り出されて筋肉を動かす司令をコントロールする「 ドパミン(ドーパミン)」という物質が減少し、体を自由に動かすことができなくなってしまう病気 です。
こちらも読まれています黒質神経細胞は、脳の中心部、脳幹の中脳と呼ばれるところにあるわずか1gしかない黒っぽい細胞で、ドパミンはここで作られます。 健康な人でも、脳の黒質細胞は年齢とともに損傷・減少し、それにともなってドパミンの量も減り、ドパミンの分泌量が 元の量の20%以下になるとパーキンソン病の症状が現れます 。
黒質細胞は活性酸素によって傷つけられると言われています。また 細胞内でエネルギーを作り出すミトコンドリアが機能しなくなることも黒質細胞の損傷に影響 していると考えられています。 また薬剤やマンガン、硫化鉛などとの関連も研究中です。 遺伝子変異による発症も全体の5〜10%ほどあります。
受診のきっかけはふるえ、無動、言語障害、こわばりなどパーキンソン病かな?とおもって受診するきっかけになるのが、ふるえ、歩きにくさ、動作の遅さ、体のこわばり、ろれつがまわらない、などです。 これらの症状にはパーキンソン病以外の病気が隠れていることも多いので、まずはしっかりと診察や検査をして、他の病気がないことを確認し、その上でパーキンソン病であるかどうかを診断します 。