老舗蕎麦『神田まつや』に教わる、乾麵が格段においしくなる茹で方【年越しは「新蕎麦の乾麵」で】
老舗蕎麦『神田まつや』に教わる、乾麵が格段においしくなる茹で方【年越しは「新蕎麦の乾麵」で】

老舗蕎麦『神田まつや』に教わる、乾麵が格段においしくなる茹で方【年越しは「新蕎麦の乾麵」で】

創業140年。江戸の粋が息づく老舗蕎麦『神田まつや』の主人が伝授 「乾麵のおいしいお蕎麦が増えています。材料も製麵技術もどんどんよくなっているのでしょう。昔と比べると格段の差です」 そう語るのは、東京・神田の老舗蕎麦店『…

つくり方1.バットに乾麵を入れ、しっかりと浸かるほど水を注ぐ。2.鍋に水を入れ強火にかけ沸騰したら、オリーブ油を加える。3.1をパラパラと鍋に入れ菜箸でかき回しながら、表示の時間から浸漬時間をさし引いた分数、茹でる。4.茹で時間になったら、1〜2本口に含み固さを確認。好みの固さであれば、水きり用のザルに上げ、そうでなければさらに茹でる。5.茹で上がったらザルに手早く上げ、流水でぬめりを取るように洗う。6.ザルのまま氷水を張ったボウルに入れ、麵を揉むようにしながら締める。7.よく水気を切り、竹製のザルなど器に盛り付け、薬味を添える。

ひと口程度の量をつまんで、ザルに盛っていく。少量ずつ盛ることで水切れをよくする。

温かい蕎麦(たまごとじそば)をつくる

店で出す「たまごとじそば」と同様に、蒲鉾と茹でたほうれん草をのせた。

材料(2人分)乾麵 200g水(茹で用) 4L市販のめんつゆ(2倍希きしやく釈) 20mlたまご 2個蒲鉾 2切れほうれん草(茹でたもの) 70g[薬味]七味唐辛子 お好みで

用意するもの・冷たい蕎麦(上の「もりそば」)と同様のものほかに・鍋 3つ(器と蕎麦の温め用、かけ汁用)・片口 ひとつ(溶きたまご用)

つくり方1.上の「もりそば」を参考に、麵を茹で氷水で冷やす。2.蕎麦を温める・ふたつの鍋で湯を沸かす。・いっぽうの鍋に丼を浸し温める。・もういっぽうの鍋に、ザルに入れた1(蕎麦)をくぐらせ温め、丼に盛る。3.かけ汁をつくる・市販のめんつゆ(つゆ1:水2〜3で割ったもの)を鍋に入れ、沸騰させる。・片口にたまごを割り入れ、溶きほぐし、鍋に回し入れ、数秒で火から下ろす。4.盛り付ける・2の蕎麦に、3を手早く注ぎ入れ、蒲鉾とほうれん草をのせる。

丼と蕎麦を温める 器は鍋の湯にくぐらせて温める。薬缶で沸かした湯で温めてもよい。 ザルをすこし振りながら数秒間麵を温める。湯切りは1回で済ますと麵が冷めない。 かけ汁をつくる たまごを溶く際は片口を使うとよい。注ぎ口があるため回し入れやすい。 麵の上にたまごが均等にのるようにだしをかけ、蒲鉾やほうれん草などの種を盛る。

さらに凝るならば……「かえし」と「だし」で本格つゆを

材料(つくりやすい分量)醬油 360ml本みりん 36ml砂糖 65〜70g

つくり方1.鍋に醬油を入れ、中火で温める。2.表面に細かい泡が広がったら、いったん火を止め砂糖を加える。3.砂糖が溶けたら、本みりんを加え、ゆっくり混ぜ弱火で加熱する。4.沸騰する直前に火を止める。完全に冷めたら、ホウロウ製の容器に移し、キッチンペーパーをかけ、冷暗所で3日以上熟成させる(上写真)。

「蕎麦つゆ」にするには

・かつおだし(沸騰した湯400mlに削り節15~25g程度を入れて煮立て、濾したもの)と「かえし」を合わせる。・もりつゆの場合 かえし1:かつおだし3〜4・かけつゆの場合 かえし1:かつおだし9〜11

指導 小高孝之さん(『神田まつや本店』店主・59歳) 大学卒業後、蕎麦職人として修業を始め蕎麦打ちから調理まで学び、現在は6代目店主として店を取り仕切る。『神田まつや』では毎年、大晦日に8000食以上の蕎麦が出る。

神田まつや本店

『サライ』2025年1月号特別企画は『年越しは「新蕎麦の乾麵」で』。 この記事が気に入ったらいいね!しよう

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