古畑任三郎 第2回スペシャル『しばしのお別れ』あらすじと解説
トリック当てがメインのスペシャル回です。非常に演出が丁寧に描かれた過ぎており、視聴者が肝心の『トリック』に勘づきやすいかも知れません。今泉慎太郎とのやりとりで、事件解決のヒントを掴むシーンがあるのですが、古畑の観察眼ならば序盤に気付くことも...
〇犯人・二葉鳳翆が「以上」と言って会話を締めるシーンがある。第2シーズン6話『VSクイズ王』の犯人・千堂謙吉も「以上」と会話を締めるシーンがあった。両犯人を演じたの『山口智子』氏と『唐沢寿明』氏であり、1995年12月に結婚をしている。今作品は1996年3月27日放送であり、ちょっとした遊び心で入れた台詞ではないだろうか?と思ったけど次作『黒岩博士の恐怖』の犯人・黒岩健吾も「以上」と、台詞を締めくくるシーンがあるため、多分関係ない。
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鳳翆と鳳水の特殊な関係とは何だったのでしょうか。鳳翆は「師弟関係以上の物を求めていた」と語っていましたが、解説を見なければ初見でもその後も分かりません。この演出意図を明確に読み取ったブログ記事がありますので確認します。
鳳翆と鳳水の「特殊な関係」を「描かずに描く」手際は見事である(鳳水のバックに百合の花!)
『古畑任三郎事件ファイル EPISODE24/しばしのお別れ』より引用『百合』とは女性の同性愛者を指す言葉としても用いられており、つまり鳳水はそういった関係性を求めていたことになるのです……。こんなの分かるか!
犯人・二葉鳳翆は、花に対する思いの違いから門下生を引き連れて独立したと語っていましたが、鳳水が同性愛者だったことのほうが、辞めた理由は大きかったのではないでしょうか。
恩師から特別な関係を迫られたら、そりゃあドン引きして(年増と三十路の百合とか誰得だよ!)流派から脱退の考えを辞さないでしょう。そのうえで、まだ自分の所に戻ってくるように付きまとわれた暁には同情の念を抱いてしまいます。
最後に、このエピソードで忘れられないのが、なんといっても今泉慎太郎が放ったギャグでした。「今夜はとってもヒヤシンス」「明日は雪がフリージア」。本作を視聴された人は今泉の酷いダンスをご覧になったでしょう。
ちなみに大事な発表会にわざわざ今泉を採用したのは、逆に大事な発表会だからこそ、他の弟子たちとは違い観る価値のない今泉を起用しその時間を殺人に使ったのですね。
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