2026年、霧氷シーズン到来♪高見山で感動を!初心者さん向け雪山デビューのイロハ
2026年、霧氷シーズン到来♪高見山で感動を!初心者さん向け雪山デビューのイロハ

2026年、霧氷シーズン到来♪高見山で感動を!初心者さん向け雪山デビューのイロハ

いよいよ関西も雪山シーズンに突入したね。おススメの雪山ってないかな? 今回は台高山脈北端の名峰 『高見山』の魅力を紹介していくね☆ 奈良県東吉野村と三重県の県境にそびえる標高1,248mの高見山は関西のマッターホルンと呼ばれ、毎年、雪山シー

※注意!!! 天好園への車でのアクセスは、出来るだけ広い道路を利用する Googleマップ等は最短距離で案内してくれるので便利な反面、細い林道を案内されることも珍しくないので、事前に調べておく事が大切です。チェーンを持っていても細い凍結した林道だと装着できません。カーナビは北側の国道369号線(曽爾村や御杖村に向かう道)から吉野室生寺針線を指示することがありますが、狭くて暗く傾斜もあるので初心者は避けましょう。高見山荘がある県道28 号線 からのアクセスが安全です。走行の難易度は、上記の写真で一目瞭然かと思います。 ✖ 【写真左】 369号線(曽爾村や、御杖村へ向かう側)から、 県道28号線 (吉野室生寺針線を南下) 〇【写真右】 高見山荘側から、県道28号線(吉野室生寺針線を北上)

高見峠登山口へのアクセスは降雪後は 4WDでスタッドレスタイヤ必須、出来ればタイヤチェーン携行で事前の情報収集をしっかりして行く事。 ですが山の中なので道中スタックしても、救助にも時間かかるので雪道の運転に慣れてない人はお勧めはしません。高見峠からのコースは風裏になるので、強風の日はこちらから登るのがおすすめです。スタート地点から雪道です。 高見峠の駐車場までは高見トンネル手前の奈良県側と三重県側の両方から行けるのですが、三重県側から峠に向かう途中の路肩が崩れていて通行止めになっています。当面は奈良県側からしかアクセスできません。 ※高見山のコース上は、各登山口以外はお手洗いはありません登山前に済ませておきましょう。

高見山の魅力・見どころ

まさに圧巻!霧氷のトンネル

途中から見えてくる 霧氷のトンネル はテンションあがるよね♪

笛吹岩から望む、台高山脈

北部に位置する高見山、そして南部を代表する大台ヶ原を経て尾鷲まで連なります。この二つの山から一字ずつとって台高山脈なんだよ♪

山頂にある高角神社 山頂からの絶景ビュー

高見山山頂からの360度パノラマ展望は素晴らしく、神武天皇はここで国見したと言うエピソードも。

高見杉

高見山の登山計画書

コースの注意点

所要時刻 (休憩時間含む) 高見登山口⇒高見山 おおよそ3時間高見山⇒たかすみ温泉 おおよそ2時間

最終のバス時刻を意識して下山を始める時間も決めておこうね。 スタートとゴールは場所が違います。間違えて高見登山口や、高見峠登山口にはおりないように。 ゴールはたかすみ温泉だよ。

霧氷バス出発前の注意点

高見山は凄く人気で、 駅のお手洗いは毎年大渋滞を起こします。 バスチケット購入の時間、そしてお手洗いの時間もあるから 余裕をもって榛原駅には到着しておこう。

登山スケジュール

08:15 榛原駅 霧氷バス 出発

08:53 高見登山口バス停 到着 身支度

16:00 たかすみ温泉 霧氷バス出発

コース案内

榛原駅 霧氷バス お手洗い🚻

杉谷平野バス停に到着したら、道路を挟んで向こう側に最後のお手洗い🚻があります。 ※トイレにはトイレットペーパーがないので水に流せるペーパーを持って行かれると良いと思います。 ゲイターの着用など出発前の身支度の最終チェックをしましょう。

高見登山口~小峠まで

高見登山口から登り小峠までは、傾斜はなだらかでゆっくり歩けます。身体が温まれば汗をかかないように、必要に応じて衣類調整しましょう。倒木があるときもありますが、頭などをぶつけないよう気を付けようね。高見山は、はじめ緩やかで、最後に急登です、 ペースはゆっくり体力温存がベスト。 その方が汗をかかず冷え防止と下りの足疲労防止になります。

小峠

※要注意ポイント『小峠~杉谷平野分岐』は道が狭く、急な登りです。これまでの地形とは傾斜が異なり、呼吸が上がる場所の1つです。霧氷バスのお客さんは大勢で来るので、後ろから数珠繋ぎで、休憩する事を許してくれません。鎖の手すりが出てきたら、急登はひと段落。

強風の予報が出ている時は、小峠から高見峠経由で山頂を目指した場合、 高見峠からは南斜面になるので比較的風が穏やかです。 高見山はとにかく冬の北風がすごい強いので、風速が強い日はエビの尻尾は下山時だけ鑑賞するという選択肢もあります。

杉谷平野分岐~山頂まで 笛吹岩 高見山・避難小屋

避難小屋でガスを使って昼食を摂る予定でしたが、小屋に入る為だけに行列ができていました。 小屋待ちをしているだけで下山時刻が過ぎてしまいそうでしたので、小屋周辺で…と思いましたが、言わずもがな山頂は狭いし雪は深いしで、結局軽く行動食だけ、立ちながら摂ったのを思い出します。 この事から、万が一を考えて行動食やパンなど、サッとカロリーを補給出来るものを、多めに持って行ったほうが、安心なのではないかなと思いました。

杉谷平野分岐 高見杉 たかすみ温泉

高見峠登山口からもアクセスしてみよう♪

ここからは、霧氷バス利用者にはあまり使われていない 高見峠登山口 へのアクセス方法を案内します。

小峠からは鳥居がある階段を登れば杉谷平野分岐迄へ到着しますが、 鳥居を左手にやり過ごし、まっすぐ進路をとると50分程で高見峠へアクセスできます。 マイカーの場合、凍結等でアクセスが困難なのですが、 三重県側の高見峠登山口へは、小峠から距離も近く徒歩でのアクセスが可能です。

高見峠登山口 登山口~休憩広場ベンチ 休憩広場ベンチ~高見山

登山計画の応用

大手タクシー 0745-94-2040小宮タクシー 0745-84-2020

雪山装備を確認しよう。

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低山での冬の装備について

アルパインウェアとレインウェアの違いアルパインウェアとレインウェアの違いってなんだろう?と疑問に思われている方もおられると思います。アルパインウェアはアイゼンやピッケルなどの鋭利な装備が接触しても破れにくい耐久性の高い生地が採用されています。またベンチレーションがあり、ウェア内の蒸れをすばやく排出できます。ウェア内部にガードが付いていて雪や寒気の侵入を防いでくれたり、生地の表面は雪の斜面で転倒しても滑りにくいように加工されているなど、スノーフィールドに特化した性能が備わっています。

帽子、 ネックゲーター頭部の保温と保護のために、 雪山ではバラクラバを付けるのには抵抗のある方は耳当てが付いているニット帽を用意しよう。ネックゲーターは首筋からの冷気をシャットアウトしてくれるよ。

グローブ保温性の高い中綿入りの防水・防風機能に優れたものを選びましょう。インナーグローブを組み合わせる事でより保温性もアップします。予備グローブも忘れずに。防寒テムレスも安価で保温力は高いです。手袋(インナー手袋)で絶対雪を触らない。濡れたままにしておくと凍傷が深刻化します。オーバー手袋や防水手袋とインナー手袋の二重がよいです。インナーが濡れた時のために必ず予備を準備しましょう。

✅グローブリーシュ雪山に行った際に、意外に忘れられがちなのがグローブリーシュです。腕に通してグローブを結んでおくことでグローブを落とさないようにするためのものです。風の強い山ですと写真を撮ろうとグローブを外した瞬間、 グローブを吹き飛ばされるリスク があります。どんなにいいグローブをしていても、風で飛ばされたら終わりです。特に雪山へ行かれる方は是非グローブリーシュをつけて欲しいです。ほかの装備に比べたら安いものですし、必須装備だと思います。

トレッキングポール雪の上でバランスを取るために使います。急登でも足の負担をサポートしてくれます。スノーバスケットを付けるとポールが雪に沈みにくくなるので、スノーバスケット対応できるポールを購入しておきましょう。柔らかい雪の場合、ポールがあれば雪の深さを測れますので、踏み抜きなどを防ぐ事ができます。

ザック日帰りなら30~35Lの容量が目安。 雪が降っても、荷物が濡れない防水仕様のザックもあります。

サングラス目を守る重要な役割を果たします。アイウェア雪面の凹凸がはっきり見えることは安全な山行に繋がります。積雪期は上からの紫外線に雪面からの反射も加わります。強い紫外線を浴び続けると「雪目(雪盲)」という目の炎症を引き起こすこともあり、注意が必要です。レンズはUV400以上以上のものが推奨。

チェーンスパイク軽アイゼン・(12本アイゼン)降雪や路面凍結に備える麓には積雪がなくても山では積もっていたり、路面が凍結していることもあります。 軽アイゼン・チェーンスパイクは必須です。チェーンスパイクは、携行性に優れており凍結している土の上や積雪量の少ない場所で活躍します。ただ残雪期や多くの人が歩かれる事で雪が溶けて泥状、もしくはシャーベット状になっている地形だと滑ってしまう事もあります。軽アイゼンはチェーンスパイクよりも積雪が多い地形でも引っ掛かりが強く、雪のひっかかりを阻害する雪の塊が足裏へ纏わりつかないようスノーアンチプレートの付いているモデルなどもあります。高見山に関して言えば、樹林帯が多く地形的に12本爪アイゼンでなくても登る事は可能です。雪山経験者にのみ当てはまりますが今後の雪山へのステップアップ目的なら、12本アイゼンも着け方や重さに慣れるためにもオーバースペックでも積極的に使った方が良いと思います。

✅血流を阻害しない靴紐やアイゼンのラチェットの微調整で足の冷え方が変わります。締めすぎ緩めすぎに注意して足先に血液を送れる様にする方が足の冷え方が変わります。常に温かい血液が供給されるため、足が冷えにくくなります。靴や靴下に蓄熱性能を求める事もですが血流を阻害させない事も、保温の手段として大切な要素のひとつです。

ヘッドライト雪山装備は夏山に比べて物も増えて重くなりますからコースタイムもいつも以上に掛かります。冬の登山は日照時間を考慮して計画を立てて行動しましょう。冬は日が短いので、遅くとも日没時間の1時間前には下山できる行動計画を立てます。 日が暮れてしまった時のためにヘッドランプは必要です。

防寒着休憩時は体を冷やさない保温性の高い保温材入りウエアを羽織ります。保温材の素材は軽量性に優れるダウンと、濡れに強い化繊綿のタイプがあります。

サーモス・山専ボトル手軽に温かい飲み物が楽しめます。バーナーは煮沸までの待ち時間に身体を冷やしてしまうので、時短で調理できる保温ボトルを活用しよう。登山メーカーのものは、朝に入れたお湯でそのままインスタントラーメンが作れるほどの高い保温力を備えています。山専ボトルを持ってない場合は、普通の保温ボトルをさらに保温バッグに入れて、ボトルができるだけ外気に触れないような工夫をすれば、冷めにくくなります。冬のハイキング、とりわけ雪山は、水分摂取量が減る上に、冷たい飲み物に口をつけたがらなくなるので、温かい飲み物でしっかり水分をとるようにすればいいですよ。冬は喉が渇かないため水分補給が少なくなり脱水になりがち。できれば小さめの保温ボトルをザックのベルトにつけておき、小休憩で一口ずつ飲むほうがよい。一口ずつこまめに飲むと発汗と飲水のバランスがよく、尿意を感じにくくなります。これは年中どこの山でも同じ。寒い日の ハイドレーションのカテーテルや、ペットボトルは飲み口が凍り飲めなくなる ので推奨しません。

バーナーサーモス・山専ボトルがなくて温かいものを食べたい時はバーナーがあれば、お湯を作れたり調理も出来ます。風の強い時はウィンドスクリーンは必須です。バーナーを寒いと着火しない時があるので、着火を促すためにフリント式のライターを持っておくといいですよ。イワタニプリムスのガスカートリッジを使われる場合、G表記のノーマルガスよりも、低温環境でも影響の少ないT表記のハイパワーガスが着火しやすいです。

携帯クッションと敷物地面の凹凸や冷えを遮る腰を下ろして休憩する際に活躍するコンパクトで軽量な折り畳み式のものが便利。 雪面からの冷えが直接伝わらないのでお尻周りが冷えにくいです。敷物はドロ雪ミックスのあたりで荷物を下ろすとき使いました。座布団と別にザックを汚したくない人は、風呂敷程度の物があると便利です。

おにぎりは凍ります外気温が寒すぎるとおにぎりが凍結します。パパッと食べれるパン🍞とサーモスみたいな保温性の持続する水筒に生姜たっぷり入れた甘酒(ノンアル)とか、蜂蜜紅茶+生姜が温まります❤インスタントラーメンやコーンスープも美味しいですよ♪どうしてもおにぎり食べたい人は、保温バッグやサコッシュにカイロと一緒に入れましょう。

携帯のバッテリー消耗に注意撮影などで、長時間ポケットから出して使用していると気付けば、バッテリーが落ちかけてたりします。体温の触れるとこにしまって、携帯を冷やさないようにおきましょう。携帯のバッテリーは消費を最小限にする為に、 省エネモードと機内モード にしておきましょう。携帯電話に貼るタイプのカイロは上手に使えば、低温によるの電源が落ちることを防ぐのに役立ちますが、カイロの効果を持続させる為に外に出しっぱなしにはしない事。

落とし物がないか出発前に確認を雪山は身につけるものが多いので、休憩時の脱着で落としたり、外付けが外れたり、忘れ物多くなり勝ちです。サングラス、手袋、ストックの袋、アイゼンなどがたくさん枝にかけてあるのを見かける事もあると思います。出発前に再チェックしよう。

道路凍結に備えて国道は積雪や凍結がよく有りますので、スタッドレスかチェーンを忘れずに。東吉野村のライブビューを見ると良いですよ。 高見峠(1番短い登山ルートスタート地点)へのマイカーアクセスは凍結100%してるので細心の注意で運転してください。 道も狭いです。

トイレ問題はこれで安心雪山はお手洗いが冬季閉鎖な事が多いですし、隠れる場所も少ないです。トイレ問題は女子は男性より深刻です。私の周りの女子メンバーで必ず持参してるのはポンチョです。これ持ってたら緊急事態も安心です😉普段のお山でも必ず持参してます。ケンユー(kenyuu)のベンリーポンチョは丈長めなのでしゃがむと見えることは無いですよ。軽量でコンパクト安値ですが長持ちしてます😉

登山前の注意点

初めての雪山、アイゼンは購入したら事前に自宅でグローブを付けた状態で脱着の練習をしておこう。

✅ヒートテック禁止体温を保持するためにヒートテックを着てこられる方が多くおられます。ヒートテックは自宅や街での使用、またキャンプなど激しい運動を伴わない時には良いのですが、多量の汗をかくようなアクティビティには適しません。ヒートテックは汗の乾きが遅く、繊維の発熱エネルギーより、汗冷えが勝ります。 当然ながら保水しやすく蒸発の遅い綿100素材の肌着は4シーズン使用には適しません。

雪山では特に身体を濡らさない事。肌着にはベースレイヤーを利用して、常に肌をドライに保とう。モンベル、ファイントラック、ミレー他、各アウトドアメーカーが、化繊やメリノウールのベースレイヤーを販売しています。また無理のないペースを心がける事で発汗を控える事が出来ます。

レイヤリング登山中に蒸れや寒さを感じたら、我慢しないで迅速に着たり脱いだりすることを意識しましょう。そして気候により大きく気温に変化を生じるのが雪山です。快晴時には使わない防寒着も含めて、万が一の寒さに備えるようにしておきましょう。

✅低価格重視でアイゼンを選ばない。4本爪アイゼンで雪山に挑もうとされる方もおられます。4本爪アイゼンは、どんな地形でもフラットに足を置く事が出来る慣れた雪山経験者でないと使いこなすのは難しいです。かかってくれる爪も少なく、傾斜があると負担が大きいので、爪のかかりやすい6本爪アイゼンやチェーンスパイクを用意しよう。

アイゼンは早めの装着をスパイクやアイゼンの装着は我慢せずにすぐ装着すること。雪の無い道から雪道には徐々に切り替わってくるのと、アイゼン無しでも割と登れると感じてしまうので装着するタイミングを延ばしてしまう事がありそうですが、積雪していなくても、土の凍結により滑って怪我するとそこで登山そのものが終了になります。特に雪道に慣れていない方は、道が完全に雪で白くなる前には装着した方が良いです。逆もしかりで、雪がなくなったと思っても、しばらくスパイクは外さない方が安全です。なお、装着後はアイゼンの爪で周りの歩行者を巻き込まないよう、近くの登山者との距離を少しあけよう。

✅暴風に備えよう。樹林帯では強い風が吹く事がなくても、稜線に出ると風も強く一気に体感温度は下がります。耳の隠れる帽子や防風・防水グローブを用意しよう。厚みがこころもとない時は中にインナーグローブを着用しようね。汗をかいたりして中が濡れると手が却ってかじかんでしまいます。メインとなる雪山用グローブ、サブグローブ、防寒テムレスの3つがあれば、日帰り低山の雪山では、どんな状況になってもまず対応が可能です。装備は備えあれば患いなしです。風の強い時は、バラクラバがとても役に立つよ。首周りを保温してくれるだけでなく、耳や頭部の冷えからも守ってくれます。必要に応じて使える様にしておこう。モンベルのスーパーメリノウールバラクラバはしなやかで、顔のラインに沿って着用する事が出来ます。

ゲイターを用意しよう。ゲイターはくるぶしへの雪の侵入を遮断してくれ、雪の用途に限らず、雨天時など、天候、季節を問わず使う事が出来ます。ロング→セミロング→ショートになるにつれ、価格は求めやすくなりますが、大は小を兼ねる。ロングを購入しておいて間違いはありません。素材はGORE-TEXのものを購入しておきましょう。GORE-TEX ライトスパッツ ロングなどがあります。またアイゼンを装着した歩行が慣れないうちは爪をひっかけてパンツに穴をあけてしまう事も。パンツの裾はゲイターで保護しよう。

✅ダウンジャケットを用意しよう暴風の悪天候時、および昼食時に軽量ながら確実に体温の低下から身を守ってくれる大切なアイテムです。無風快晴時は、不要の時もありますが、低山ではユニクロのライトダウンでも大丈夫です。ただし、登山メーカーのものは、かがんだ時に背中がみえないようなデザインだったり、身体の動きに添うように裁断されていたりするものもあります。ダウンジャケットにはFP(フィルパワー)というものがあります。これはダウンのかさ高さを示すもので、より膨らむダウンほど空気の層が多く確保でき保温力も高まります。生地の組み合わせにより、同じFPでも保温スペックは変わりますが、ひとつの目安にしていただけたらと思います。

✅靴下は肉厚のものを準備しよう。保温材入りの登山靴は雪の上でも暖かいですが、3シーズン用登山靴でも、ハイカットで防水性があるタイプなら冬でも使用は可能です。低山だと厚手のメリノウールのものなど、靴下のスペックを上げる事で十分冷えから足を守る事が出来ます。※日帰りでも長時間行動しますので、冷え切った登山靴から足元を冷やししもやけの原因を防ぐために肉厚のある靴下を用意しておきましょう。

こまめに体温調節を暖かいウエアを用意することは大切ですが、寒いからといって着込みすぎてしまうと、余分に汗をかいて体を冷やしてしまいます。 行動中はやや薄着にしたり、発汗を抑えるために無理のないペースを心がけましょう。冷えた体は温まりにくいので、休憩時は防寒着を羽織るなど、こまめな体温調節を忘れずに。

食事の重要性体温を上げることが山では重要ですが、体を動かすこととともに、食事で体温がかなり上がります。マメに食事をとることが大切です。甘いものは元気が貰えるのでおはぎや大福などモチ系の腹持ち良きものや回転焼きなど持参、ホットサンドで温め食べたりします。コーヒーも併せて飲食される方もいます。カップ麺はすごい勢いでお湯が冷めてしまいます。保温容器を使い5分のものは避けて3分にした方が良いです。調理は時短の為、インスタントスープ(容器付)を持っていけばパンとスープ、食後にインスタントコーヒーもそのまま注げます。

汗をかかずに登ることの大事さ グループ登山の場合、無理にペースに合わせると汗をかきやすくなります。また、脱ぎたいのに脱げないということも多くあると思います。一度掻いてしまった汗はなかなか乾きませんし、体温を奪い、体を冷やすとともに、手足の指先を痛くしてしまいます。(手袋や靴下も汗で湿ると指先を冷やします。)逆に、汗をかかないように、体温が上がりすぎたら足を止めてクールダウンさせることも、時に重要です。

携帯カイロの活用マグマなどの出力の高い携帯カイロがあります。小型のカイロでしたら、ミトンのグローブに入れることで、指先を温めることが出来ます。また足用(半分のもの、インソール型)も便利です。 ただし、低山になると、汗をかいて逆に指先を冷やすことになりかねませんので、その辺の注意が必要です。また、小型カイロは持続時間が8時間ほどなので、場合によっては一番熱が必要な時に冷たくなることもあり得ますので、使用するタイミングに注意をしましょう。

トレース(先行者の踏み跡)上を歩くこと。雪庇による事故事例雪山初心者さん向けの高見山ですが、 雪庇(せっぴ) (山の尾根の風下がわに、庇(ひさし)のようにせり出した積雪)による事故は実際に起きています。山道でトレース外に一歩足を踏み込まれた登山者が、道と思ってた部分が雪庇であったためズボッと足を取られ腰下まで沈み、それを助けようとした別の登山者も同じように足を取られ、危うく二人とも滑落しかける事故がありました。大きな事故の元にもなります。リスクマネジメントとして、初めての方は出来る限り経験者(雪なしの山道の状態を知っている人)と同行する事と、トレースがない時はトレッキングポール等で、道か雪庇か確認しながら歩く事が大切です。

✅VBLシステムを試してみるこれに関しては好き嫌いがわかれますが、防寒として有効な手段。仕組みは簡単です、安価なゴム手袋(ニトリル手袋)と本来の手袋でできます。防寒テムレスとのニトリル手袋の組み合わせなどです。手汗をかきやすい人に有効です。テムレスで透湿を感じれる人には不要、中のボアが濡れて保温力が落ちる人には有効、ファイントラックのメッシュグローブでの濡れてしまう多汗な人には凄く有効です。手汗をかいた状態で、オーバーグローブを外すと汗冷えで凍傷リスクがあるので替えのニトリルグローブを交換するなどが出来ます。なお、ニトリルグローブを表裏逆で使用すると裏の方が滑りが良くなります。乾燥肌で指のひび割れなどが心配な方もぴったり手をコーティング出来るので、 グローブを外すまで保湿状態が持続します。 カメラなどの細かい指先操作のためにアウターグローブを外すことがありますが、ニトリルを付けていれば汗が凍る事はありません。多汗症の人には不快かもしれませんが過酷なマイナス気温の雪山対策の一つです。関連記事はこちら

事前のレポは必ずチェック大寒波の直後などは、踏み跡が風や新雪により消えてしまう事があります。初めて行く山の場合などは特にその辺の情報収集が大切です。難易度が高いとされている山でも直近に入山記録が沢山ついていたりすると、しっかりと雪道が固められていて歩きやすくなり難易度は下がります。逆に数日間、まったくレポートが上がっていない状態で寒波になっていると、道が不明瞭となり遭難のリスクも高くなります。慣れない場合は必ず天候や入山者など情報収集し、ソロは控えその山のエキスパートにアテンドしてもらいましょう。

時には勇気ある撤退を夏山でも悪天候となると視界不良、体温の低下など身の危険は多数あります。悪天候の冬山の場合、それらはさらに厳しいものです。現地で装備が心もとないと感じた時、また登山計画に大幅な遅れが生じそうな時、体調の不調を感じた時など様々なケースがありますが、登山を続行する事で困難になる状況が予測される時は、山は逃げませんので無理はせずに、勇気ある撤退を判断しましょう。

おすすめのお立ち寄り処

たかすみ温泉

住所 〒633-2303 奈良県吉野郡東吉野村平野

営業時間 11:00~21:00まで※駐車場の利用は09:00〜 お手洗いは24時間使用可能

天好園

身体が温まるボタン鍋のほかキジ鍋やイワナの生け造りなどのジビエ料理、川魚料理をご提供してくださいます。たかすみ温泉が定休日の時も、 敷地内の旧テニスコートが登山者様向け駐車場となり、500円を料金箱に納める事で駐車場が利用可能です。 ※早朝は天好園の入り口にネットが張っている事がありますが、入場はネットを開けていただきお入りください。ネットは開けたままの状態で結構です。

住所 〒633-2303 奈良県吉野郡東吉野村平野689

町家盆栽Cafe コトノハ

住所 〒633-0253 奈良県宇陀市榛原萩原2664

ひよしのさとマルシェ

住所 〒633-2422 奈良県吉野郡東吉野村鷲家224

ヒルトコcafe

住所 〒633-2165 宇陀市大宇陀中庄129

食・夢工房 きのこの舘

住所 〒633-2422 吉野郡東吉野村鷲家1601

まとめ

山頂までは急登&雪で本当に辛いです。 ですが、背後の景色を見ながら登ると癒されるのと、「今自分は全身で自然と向き合っている」と思うと、下界の事など忘れますので最後まで登り切ってもらいたいです。 山頂は晴れていると本当に見応えあるかと思います。

もし高見山に登ってみたい登山初心者さんがいましたら、ぜひ関西女子登山部へ!

公式Instagram

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この記事を書いた人

やまステ▲ 登山フィールドガイド

登山者を安全に導きながら、自然環境やその 地域の特性についての知識を提供する専門家。 3000人以上の登山者をアテンドしています。 登山のお悩み相談は、インスタグラムのDMで 受け付けています。