クラシック作編曲家 田丸和弥の実践・実体験・実験・音楽日記
中高の校内合唱コンでも人気の「大地讃頌」これを解析してみました。音楽知識関係なく改善できるポイントもあります。おまけでピアノ伴奏にも触れています。
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トップ > 合唱 > 大地讃頌を解析してみた~演奏のポイントなど~大地讃頌を解析してみた~演奏のポイントなど~
中高の校内合唱コンでも人気の「大地讃頌」これを解析してみました。音楽知識関係なく改善できるポイントもあります。おまけでピアノ伴奏にも触れています。
- 大地讃頌を解析してみた~演奏のポイントなど~
- 音楽知識がさほど必要ないポイントからのアプローチ
- 言葉が聞こえるようにしよう。(区切り位置を意識する)
- 息遣い、言葉の抑揚を歌詞に合わせよう
- ホモフォニック(和声的)な曲である
- 男声に主旋律がうつるポイントを明確に意識すること
- 吐息をうまく使おうぜ
- 合唱の響きを邪魔しないペダリング
- 旋律を演奏する~見えない2分音符4分音符を意識する、終わりと開始を意識する~
大地讃頌を解析してみた~演奏のポイントなど~
音楽知識がさほど必要ないポイントからのアプローチすなわち、 日本語話者の観点 や 物理的な声量などの観点 で改善できるポイントを述べます。
言葉が聞こえるようにしよう。(区切り位置を意識する)- よろこびは、ある (yorokobiwaruと聞こえがち)
- その立つ、土(その他、ツツチ(?)と聞こえがち。ツツチってなんぞ…)
この曲、 ひたすらソプラノが旋律を歌う んです。ほかのパートで旋律が出てくるところといえば、ソプラノがお休みのところくらいと言っても過言ではありません。
そう、 一定区間男声が主役を張ります。 そこは男声の頑張りどころです。 (あぁ、アルト)
男声とソプラノ(女声)の連係プレイ が特に必要な個所と言えるでしょう。
吐息をうまく使おうぜその理由は、 音が低すぎる から。
音程が聞こえなくてもいいので、 「H」の息の音を聴かせましょう 。
おまけ1、大地讃頌は「土の歌」の終曲である おまけ2、伴奏のワンポイント 合唱の響きを邪魔しないペダリング要は 和音の切り替わるポイントを意識しよう ということです。
音楽の流れは途切れさせず、しかし和音ははっきりと切り替える というのがピアノ奏者の腕の見せ所ではないでしょうか。
旋律を演奏する~見えない2分音符4分音符を意識する、終わりと開始を意識する~これは、主に歌の入っていない間奏部分に関するものです。ピアノ伴奏者としての腕の見せ所で気合入りますよね。そんな頑張るあなたへのワンポイントアドバイスは、 旋律をちゃんと演奏しよう ということです。
三和音のところは(これは実は一貫していますが)主にリズムの補完の役割で書かれているだけで、一番聞かせたいのは四和音のところ、つまり、19小節は二分音符+四分音符+八分音符+八分音符で書かれている。楽譜上は 見えないけれども、二分音符と四分音符がある 。
- 41小節3拍頭はリズム補完の3和音
- 41小節3拍裏は旋律の開始音(1回目の「讃えよ」の「た」の部分)
- 42小節1拍頭は小さい単位のフレーズ終了音(1回目の「讃えよ」の「よ」の部分)
- 42小節1拍裏は小さい単位のフレーズ開始音(2回目の「讃えよ」の「た」の部分)
大地讃頌 41,42小節 ピアノの旋律のグルーピングイメージ
- 音楽知識がさほど必要ないポイントからのアプローチ