クラシック作編曲家 田丸和弥の実践・実体験・実験・音楽日記
クラシック作編曲家 田丸和弥の実践・実体験・実験・音楽日記

クラシック作編曲家 田丸和弥の実践・実体験・実験・音楽日記

中高の校内合唱コンでも人気の「大地讃頌」これを解析してみました。音楽知識関係なく改善できるポイントもあります。おまけでピアノ伴奏にも触れています。

千葉県鴨川市出身の作編曲家が自身の吹奏楽やオーケストラでの経験と考察、検証をもとにかゆいところに手が届く記事を提供いたします。作編曲家、演奏家、音楽愛好家さん向けですがコラム記事も!サイトでは一部記事でアフィリエイトプログラム、およびAmazonアソシエイトを利用して商品を紹介しています。また、Google Adsenseを用いた広告収入を得ています。

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大地讃頌を解析してみた~演奏のポイントなど~

中高の校内合唱コンでも人気の「大地讃頌」これを解析してみました。音楽知識関係なく改善できるポイントもあります。おまけでピアノ伴奏にも触れています。

  • 大地讃頌を解析してみた~演奏のポイントなど~
    • 音楽知識がさほど必要ないポイントからのアプローチ
      • 言葉が聞こえるようにしよう。(区切り位置を意識する)
      • 息遣い、言葉の抑揚を歌詞に合わせよう
      • ホモフォニック(和声的)な曲である
      • 男声に主旋律がうつるポイントを明確に意識すること
      • 吐息をうまく使おうぜ
      • 合唱の響きを邪魔しないペダリング
      • 旋律を演奏する~見えない2分音符4分音符を意識する、終わりと開始を意識する~

      大地讃頌を解析してみた~演奏のポイントなど~

      音楽知識がさほど必要ないポイントからのアプローチ

      すなわち、 日本語話者の観点物理的な声量などの観点 で改善できるポイントを述べます。

      言葉が聞こえるようにしよう。(区切り位置を意識する)
      • よろこびは、ある (yorokobiwaruと聞こえがち)
      • その立つ、土(その他、ツツチ(?)と聞こえがち。ツツチってなんぞ…)
      息遣い、言葉の抑揚を歌詞に合わせよう より音楽的な部分に着目したアプローチ ホモフォニック(和声的)な曲である 男声に主旋律がうつるポイントを明確に意識すること

      この曲、 ひたすらソプラノが旋律を歌う んです。ほかのパートで旋律が出てくるところといえば、ソプラノがお休みのところくらいと言っても過言ではありません。

      そう、 一定区間男声が主役を張ります。 そこは男声の頑張りどころです。 (あぁ、アルト)

      男声とソプラノ(女声)の連係プレイ が特に必要な個所と言えるでしょう。

      吐息をうまく使おうぜ

      その理由は、 音が低すぎる から。

      音程が聞こえなくてもいいので、 「H」の息の音を聴かせましょう

      おまけ1、大地讃頌は「土の歌」の終曲である おまけ2、伴奏のワンポイント 合唱の響きを邪魔しないペダリング

      要は 和音の切り替わるポイントを意識しよう ということです。

      音楽の流れは途切れさせず、しかし和音ははっきりと切り替える というのがピアノ奏者の腕の見せ所ではないでしょうか。

      旋律を演奏する~見えない2分音符4分音符を意識する、終わりと開始を意識する~

      これは、主に歌の入っていない間奏部分に関するものです。ピアノ伴奏者としての腕の見せ所で気合入りますよね。そんな頑張るあなたへのワンポイントアドバイスは、 旋律をちゃんと演奏しよう ということです。

      三和音のところは(これは実は一貫していますが)主にリズムの補完の役割で書かれているだけで、一番聞かせたいのは四和音のところ、つまり、19小節は二分音符+四分音符+八分音符+八分音符で書かれている。楽譜上は 見えないけれども、二分音符と四分音符がある

      • 41小節3拍頭はリズム補完の3和音
      • 41小節3拍裏は旋律の開始音(1回目の「讃えよ」の「た」の部分)
      • 42小節1拍頭は小さい単位のフレーズ終了音(1回目の「讃えよ」の「よ」の部分)
      • 42小節1拍裏は小さい単位のフレーズ開始音(2回目の「讃えよ」の「た」の部分)

      大地讃頌 41,42小節 ピアノの旋律のグルーピングイメージ