白間津大祭(しらまづおおまち)【国指定重要無形民俗文化財】
白間津大祭(しらまづおおまち)【国指定重要無形民俗文化財】

白間津大祭(しらまづおおまち)【国指定重要無形民俗文化財】

南房総市千倉町白間津。白間津の大祭は4年に一度開催されるお祭りで、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。

中学三年生から高校三年生までの少女(と本年から一般の女性)による踊りで、服装は揃いの浴衣に手甲、脚絆は赤、豆絞りの手ぬぐい、前垂れ、襷と帯は赤と黄色を一日ごとに取替え、白足袋姿です。 「とひいらい棒」と呼ばれる綾棒(身長より少し短めの竹の棒に金銀、紅白、青黄色等の紙を巻き、両端に赤と黄色のリリアンと呼ばれる房と鈴を付けたもの)を持ち、大太鼓と笛に併せて両手で前に捧げ、前方にはずみながら足を踏み出し、その棒で下から上へ地を払う仕草や、片手で左右に打ち振るうような仕草で前進しながら踊ります。 神様が踊る道を清める役といわれています。

えんやほう

小学6年生以下の男子による踊りで、服装は揃いの浴衣に、豆絞りの後ろ鉢巻、黄色と青を襷と帯に一日毎に取替え、前垂れ、水色の手甲と足絆、白足袋にわらじ履きです。 踊りは、先頭の二人が片鎌槍、その他は薙刀を持ち、笛に併せて両手で下から上に掬い上げるような動作で進みます。 「とひいらい」がないだ道の魔物よけの役とされています。

酒樽萬燈

長さ2m60cmの十字を組んだ太い角材の上部に四斗の酒樽を二つ付け、飾り(はなと呼ばれるものや、幕、扇、金銀のへいそく)で飾られた萬燈と呼ばれるものを、青年たちが打ち鳴らす拍子木と掛け声によって、纏振りのように振ります。 纏のような振舞いですが、その動作により、三振り、五振り、七振りと分かれています。現在では三振りが主流となっています。 力強く勇壮なもので、若者たちの力の見せ所となります。特に神社での階段での坂振りは圧巻です。

神幸の儀(お浜出・お浜下り)

また 踊り手がもつ、ささら。これは、代々引き継がれ使い続けられたり、新たに作る際も資料に基づき、地元 保存会の方々が手作りするそうです。

大綱渡し

現在は、観客も参加できる行事となっておりますが、元々は大勢の青年が二本の幟(日天・月天)を大綱で仮宮をめざして競い曳く、勇壮な行事です。 大綱渡しに曳かれる幟を「おおのぼり(※トップ画像参照)」といい、祭礼初日(宵祭り)の早朝には神社の参道に立て、祭礼二日目(本祭)の早朝には大綱渡し会場へ移した後、幟の根元を二〇俵の土俵で固め、梶棒と言う二本の棒で左右を固定します。 その昔は、曳いている時間の遅速で一年を占ったり、幟の倒れ方で作況を占ったそうです。

ささら踊り

仲立ち、踊り手:中学二年生以下の少女、歌唄いで構成される踊りです。 踊り手が持つささら(30cmほどに切った竹の先を28本に割ったもの)を36の山形に刻んだ棒に擦りながら踊ります。この他、綾棒や扇子を使った踊りもあります。 日天・月天の仲立ちと歌唄いと呼ばれる唄い手が輪の中心になり、踊り手が輪になって踊りを奉納します。 踊りは振込みに始まり、綾で終わることになっていますが、全部で12曲あり、いずれも素朴で可憐な美しさを持った踊りです。また、最後の曲の綾踊りの唄は、三曲ありますので、祭りの三日間で曲が違います。

<2019年白間津大祭のスケジュール> ■7月19日(金)宵祭(ヨイマツリ・ヨミヤ)

15:00 祭典 16:00 ささら踊り、とひいらい、えんやぼう、酒樽萬燈 19:00 大会終了

■7月20日(土)本祭(ホンマチ)

09:30 祭典(日枝神社) 10:50 御浜下り(神幸の儀)開始。神社出発 12:30 仮宮 白浜コミュニティ集会所 15:15 ささら踊り、とひいらい、えんやぼう 大綱渡し開始 海岸道路 17:00 仮宮前にて、とひいらい、えんやぼう、酒樽萬燈 19:00 本祭終了

■7月21日(日)本祭(アトマチ)

10:00 神社に向け、還御の儀出発。 11:00 神社到着、祭典執行 16:00 大祭行事開始。神社にて、とひいらい、えんやほう、ささら踊り、酒樽萬燈開始 19:20 終始楽開始 19:50 後祭終了

日時:2015年7月24日~7月26日 ※開催予定は2019年、2023年、2027年、2031年 ※掲載されている情報が古い場合がございます。電話の際は、「房総タウン」を見たとお伝え下さい。 【お問い合わせ】スマホの場合はここから直接電話できます⇒0470-46-2963南房総市教育委員会

詳細情報

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