葛根湯の作用機序と特徴、副作用、注意事項:ツムラ1
今回は漢方薬の葛根湯(カッӞ …
効能又は効果
自然発汗がなく頭痛、発熱、悪寒、肩こり等を伴う比較的体力のあるものの次の諸症 感冒、鼻かぜ、熱性疾患の初期、炎症性疾患(結膜炎、角膜炎、中耳炎、扁桃腺炎、乳腺炎、リンパ腺炎)、肩こり、上半身の神経痛、じんましん
用法及び用量
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
ツムラ葛根湯エキス顆粒(医療用)の添付文書より引用
葛根湯の主な作用は 抗アレルギー作用 と インフルエンザウイルス感染症 に対する作用の2つ。
まず、葛根湯は ブラジキニンによるプロスタグランジンE2の生成を調節し、遊離されることを抑制 します。 サイトカインにも作用し、インターロイキン1αの上昇を抑制し、インターロイキン12は上昇 させます。
・ ブラジキニン:血圧の調節や炎症反応の誘発に関与する物質。発痛物質として知られています。
・プロスタグランジンE2:体内において炎症反応を調節する役割を持つ物質。痛みや発熱を誘発するものとして知られています。一般的な痛み止めは、このプロスタグランジンE2の産生を阻害することにより、その効果を発揮しています。
・サイトカイン:免疫に関する細胞から分泌される情報伝達物質の総称のことです。
・インターロイキン1α:白血球から分泌され、細胞間の情報伝達を行う物質。プロスタグランジンE2の合成を促進し、炎症反応を促進する働きがあります。
・インターロイキン12:白血球から分泌され、細胞間の情報伝達を行う物質。体内においてウイルスを退治する役割をもつT細胞を活性化させる働きがあります。
葛根湯の副作用
葛根湯の飲み方と注意事項
実証の人向けの漢方薬であるため、 体力がなく胃腸が弱っている人では逆効果になってしまう場合 があります。ただの風邪薬だと考えて自己判断で使用するのではなく、きちんとした判断ができる医師・薬剤師の指導のもとで使用することをおすすめしておきます。
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