松田聖子、作曲家を知らずに歌い始め…突然しゃがみ込んで号泣したワケ
作詞家・松本隆にとって、松田聖子との仕事は特別な意味を持っていた。彼女は当時のアイドルの定説を軽やかに裏切り続けた存在だったという。松本がそんな彼女に向けた詞の中に、どのようなメッセージを忍ばせたのか。※本稿は、作詞家の松本 隆『書きかけの…ことばの岸辺で』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。なお、初出は『朝日新聞土曜別刷り』に連載している「書きかけの…」に掲載されました。
いずれもぼくの作品ではないが、「みずいろの雨」(八神純子)、「アンジェリーナ」(佐野元春)、「My Revolution」(渡辺美里)……どれも編曲したのは大村君だ。手がけた楽曲はおよそ1600。松田聖子作品もシングル2枚目の「青い珊瑚礁」から、80年代末に彼が渡米する頃までずっと携わっている。ぼくが彼と組んだのは「白いパラソル」あたりから。彼は編曲だけでなく、「SWEET MEMORIES」など作曲家としても名作を残している。
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