ねずみのすもう
ねずみのすもう

ねずみのすもう

やせたねずみと太ったねずみが相撲をしています。心優しいおじいさんは、やせたねずみのためにお餅をつきました。さてさてどうなったでしょうか?

つぎのひ。 「でんかしょ でんかしょ」 おじいさんちの ねずみは げんき いっぱい。 ふとった ねずみを かるがる なげとばしました。 「どうして きゅうに つよく なったの?」 「おもちを うんと たべたのさ」 「いいなあ。おいらんちは かねもちだけど けちなんだ。 おもちなんて たべたことがないよ」 「それなら うちに おいでよ」 それを きいた おじいさんと おばあさんは にっこり。 「こんやも おもちを つきましょう」

おじいさんは ありったけの もちごめで おもちを つきました。 おばあさんは おそろいの あかい まわしを ぬってあげました。 「おいしいね」 「かっこいいね」 ねずみたちは おおよろこび。 「これは おれいだよ」 ふとった ねずみは、こばんを たくさん おいて かえりました。

それから まいにち、 ねずみたちは げんきに すもうを とっています。 おじいさんと おばあさんは、 ねずみが くれた こばんで しあわせに くらしました。