【心理療法】行動療法、認知行動療法、動作療法
心理療法はたくさんの種類があって、そのどれもが出題される可能性があります。特に精神分析療法、行動療法、認知行動療法は頻出ですが、それ以外も一通り覚えておきたいです。様々な心理療法精神分析療法精神分析療法は、フロイトにより提唱された人間の無意...
カウンセリングや心理療法に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。1 認知行動療法では、クライエントの発言を修正せず全面的に受容することが、クライエントの行動変容を引き起こすと考える。2 社会生活技能訓練(SST)では、ロールプレイなどの技法を用い、対人関係で必要なスキル習得を図る。3 ブリーフセラピーでは、即興劇において、クライエントが役割を演じることによって、課題の解決を図る。4 来談者中心カウンセリングでは、クライエントが事実と違うことを発言した場合、その都度修正しながら話を聞いていく。5 動機づけ面接では、クライエントの変わりたくないという理由を深く掘り下げていくことが行動変容につながると考える。
1 認知行動療法では、クライエントの発言を修正せず全面的に受容することが、クライエントの行動変容を引き起こすと考える。 これは来談者中心カウンセリングの内容ですので間違いです。来談者中心カウンセリングはクライエントの発言を一切否定せず、評価したり判断を加えることもなく、ありのまま受け入れる手法です。
2 社会生活技能訓練(SST)では、ロールプレイなどの技法を用い、対人関係で必要なスキル習得を図る。 これが正解です。SSTは認知行動療法の手法で、ロールプレイなどで対人関係スキルの習得を目指します。
3 ブリーフセラピーでは、即興劇において、クライエントが役割を演じることによって、課題の解決を図る。 即興劇と言えば、心理劇(サイコドラマ)です。
4 来談者中心カウンセリングでは、クライエントが事実と違うことを発言した場合、その都度修正しながら話を聞いていく。 来談者中心療法(来談者中心カウンセリング)では、クライエントの発言を修正せず全て受け入れます。
5 動機づけ面接では、クライエントの変わりたくないという理由を深く掘り下げていくことが行動変容につながると考える。 動機づけ面接では、クライエントの「変わりたい」という理由を掘り下げます。
第31回 問題14心理療法に関する次の記述のうち、行動療法に基づく技法に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。1 クライエントが即興的にドラマを演じ、自発性や創造性を高める。2 問題が起きなかった例外的な状況に関心を向けることで、クライエントの問題解決能力を向上させる。3 自由連想法を使用し、クライエントの無意識の葛藤を明らかにする。4 不安喚起場面に繰り返し曝すことで、クライエントの不安感を低減させる。5 課題動作を通じ、クライエントの体験様式の変容を図る。
1 クライエントが即興的にドラマを演じ、自発性や創造性を高める。 これは心理劇(サイコドラマ)に関する内容なので間違いです。
2 問題が起きなかった例外的な状況に関心を向けることで、クライエントの問題解決能力を向上させる。 これはブリーフセラピーに関する内容なので間違いです。
3 自由連想法を使用し、クライエントの無意識の葛藤を明らかにする。 自由連想法といえば精神分析療法です。
4 不安喚起場面に繰り返し曝すことで、クライエントの不安感を低減させる。 これが正解です。この内容は行動療法の中でも暴露療法の説明です。不安や恐怖に敢えて曝すことで不安を和らげていく方法です。
5 課題動作を通じ、クライエントの体験様式の変容を図る。 これは動作療法の内容ですので間違いです。
第32回 問題14心理療法に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。1 回想法は、高齢者の自動思考を修正することを目的としている。2 応用行動分析は、個人の無意識に焦点を当てて介入を行っていく。3 認知行動療法は、クライエントの人生を振り返ることでアイデンティティを再確認していく。4 森田療法は、不安をあるがままに受け入れられるように支援していく。5 ブリーフセラピーは、未来よりも過去に焦点を当てて介入を行っていく。
1 回想法は、高齢者の自動思考を修正することを目的としている。 回想法は自動思考の修正ではなく、過去の出来事を思い出すことによって心理的に安定な状態を取り戻そうという方法です。「自動思考の修正」とくれば認知行動療法です。
2 応用行動分析は、個人の無意識に焦点を当てて介入を行っていく。 間違いです。個人の無意識に焦点を当てるのは精神分析療法です。
3 認知行動療法は、クライエントの人生を振り返ることでアイデンティティを再確認していく。 これは回想法の内容なので間違いです。
4 森田療法は、不安をあるがままに受け入れられるように支援していく。 これが正解です。あるがままの受け入れといえば森田療法か来談者中心療法です。
5 ブリーフセラピーは、未来よりも過去に焦点を当てて介入を行っていく。 間違いです。ブリーフセラピーはブリーフ(簡潔、短期間)な療法ですので、過去を振り返っている暇はありません。
第29回 問題13系統的脱感作法の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。1 自分や周囲に対して過度に否定的で、挫折感に浸っている不安やうつなどの気分障害のクライエントに対して、考え方や感じ方を肯定的な方向に変化させていく。2 受動的注意集中状態下で、四肢の重感、四肢の温感、心臓調整、呼吸調整、腹部温感、額部涼感を順に得ることで、心身の状態は緊張から弛緩へ切り替えられる。3 「すべての人に愛されねばならない」という非合理的な信念を、「すべての人に愛されるにこしたことはない」という合理的な信念に修正していく。4 観察者はお手本(モデル)となる他者の行動を観察することで、新しい行動を獲得したり、既存の行動パターンを修正する。5 クライエントは、個別に作成された不安階層表を基に、リラックスした状態下で不安の誘発度の最も低い刺激から徐々に刺激が増やされ、段階的に不安を克服していく。
1 自分や周囲に対して過度に否定的で、挫折感に浸っている不安やうつなどの気分障害のクライエントに対して、考え方や感じ方を肯定的な方向に変化させていく。 これは認知行動療法の内容ですので間違いです。
2 受動的注意集中状態下で、四肢の重感、四肢の温感、心臓調整、呼吸調整、腹部温感、額部涼感を順に得ることで、心身の状態は緊張から弛緩へ切り替えられる。 これは自律訓練法の内容ですので間違いです。
3 「すべての人に愛されねばならない」という非合理的な信念を、「すべての人に愛されるにこしたことはない」という合理的な信念に修正していく。 これは論理療法の内容ですので間違いです。
4 観察者はお手本(モデル)となる他者の行動を観察することで、新しい行動を獲得したり、既存の行動パターンを修正する。 これはモデリング療法の内容ですので間違いです。
5 クライエントは、個別に作成された不安階層表を基に、リラックスした状態下で不安の誘発度の最も低い刺激から徐々に刺激が増やされ、段階的に不安を克服していく。 これが正解です。
第29回 問題14カウンセラーの発言のうち、来談者中心療法における「受容」の応答例として、最も適切なものを1つ選びなさい。1 「進路選択の相談であれば、隣町にあるキャリア支援センターに行かれたらどうでしょうか。そこでは就職先の紹介のほかに、相談にも乗ってくれますよ」2 あなたご自身が体験され苦痛を感じたいくつかの話をお聴きし、私は今あなたが辛い思いをされているのが分かります」3 自分探しであちこち旅をされていますが、もうそろそろどこかで落ち着かれた方が良いのではないかと私は思います」4 「あなたはこの町でもっと人と関われば、この町がきっと好きになりますよ。それはそんなに難しいことではありませんよ」5 「亡くなられたあなたのお母さんがあなたにはいつも優しかったように、私の母親も私には特別優しかったですねぇ。今も涙が出てきそうです」
第35回 問題14心理療法に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。1 ブリーフセラピーは、クライエントの過去に焦点を当てて解決を目指していく。2 社会生活技能訓練(SST)は、クライエントが役割を演じることを通して、対人関係で必要な技能の習得を目指していく。3 来談者中心療法は、クライエントに指示を与えながら傾聴を続けていく。4 精神分析療法は、学習理論に基づいて不適応行動の改善を行っていく。5 森田療法は、クライエントが抑圧している過去の変容を目指していく。
1 ブリーフセラピーは、クライエントの過去に焦点を当てて解決を目指していく。 誤りです。ブリーフセラピーはクライエントの過去に焦点を当てるものではありません。
2 社会生活技能訓練(SST)は、クライエントが役割を演じることを通して、対人関係で必要な技能の習得を目指していく。 これが正解です。
3 来談者中心療法は、クライエントに指示を与えながら傾聴を続けていく。 誤りです。来談者中心療法ではクライエントにとことん寄り添うので指示を与えることはしません。
4 精神分析療法は、学習理論に基づいて不適応行動の改善を行っていく。 誤りです。精神分析療法では学習理論を用いません。学習理論を用いるのは行動療法です。
5 森田療法は、クライエントが抑圧している過去の変容を目指していく。 誤りです。森田療法はあるがままを受け入れる療法です。
第36回 問題14クライエント中心療法に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。1 クライエントの話を非指示的に傾聴していく。2 解決に焦点をあわせ、クライエントの強みを発展させる。3 クライエントの家族関係を変容しようとする。4 クライエントの意識を無意識化していく。5 クライエントの認知や行動に焦点を当てていく。
1 クライエントの話を非指示的に傾聴していく。 これが正解です。
2 解決に焦点をあわせ、クライエントの強みを発展させる。 誤りです。これは問題解決アプローチです。
3 クライエントの家族関係を変容しようとする。 誤りです。これは家族療法です。
4 クライエントの意識を無意識化していく。 誤りです。無意識に着目するのは精神分析療法です。
5 クライエントの認知や行動に焦点を当てていく。 誤りです。これは認知行動療法です。
第37回 問題12認知行動療法に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。1 不安を「生の欲望」と捉え、不安にとらわれずに行動するよう指導する。2 クライエントが記憶や夢などを語る自由連想法が用いられる。3 抑圧されていることによって、対象者が気づいていない無意識への気づきを促す。4 不適応を生み出している行動や思考を、適応的なスタイルに変化させるように働きかける。5 クライエントの行動に焦点を当てて、強化因子を用いて介入するため、感情面の変化は目標としない。
1 不安を「生の欲望」と捉え、不安にとらわれずに行動するよう指導する。 これは森田療法?でしょうか。
2 クライエントが記憶や夢などを語る自由連想法が用いられる。 これは精神分析療法です。
3 抑圧されていることによって、対象者が気づいていない無意識への気づきを促す。 これも精神分析療法です。
4 不適応を生み出している行動や思考を、適応的なスタイルに変化させるように働きかける。 これが正解、認知行動療法です。
5 クライエントの行動に焦点を当てて、強化因子を用いて介入するため、感情面の変化は目標としない。 これは行動療法です。
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<経歴> 2003年京都大学工学部物理工学科卒 2005年京都大学大学院エネルギー科学研究科卒 卒業後は電機メーカーに就職するが3年で退社し福祉の道へ。
<資格> ・介護福祉士国家資格(125点/125点、実技試験も合格) ・社会福祉士国家資格(117点/150点) ・公認心理師国家資格(156点/230点) ・精神保健福祉士国家資格(71点/80点) ・危険物取扱者免状(乙種4類) ・有機溶剤作業主任者 ・特定化学物質等取扱主任者 ・特定高圧ガス取扱主任者 ・特殊高圧ガス取扱主任者 ・プロボクサーライセンス