ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」【解説と無料楽譜、おすすめの名盤】
ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」【解説と無料楽譜、おすすめの名盤】

ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」【解説と無料楽譜、おすすめの名盤】

「亡き王女のためのパヴァーヌ」はフランスの作曲家、モーリス・ラヴェルが作曲したピアノ曲、管弦楽曲です。今回の記事では「亡き王女のためのパヴァーヌ」の作曲の背景、楽曲解説、無料楽譜とおすすめの名盤をyoutube動画と参考譜例を交えながらわかりやすくご紹介しています。

IMSLPはクラシック音楽の楽譜を無料でダウンロード・閲覧できるオンライン図書館です。著作権が切れた作品や、作曲家自身が無償提供を希望する作品など、80万点を超える楽譜が無料で利用できます。この記事では、IMSLPでの楽譜の探し方や閲覧・ダウンロード方法など使い方全般を、初心者の方にもわかりやすく解説しています。『IMSLP』公式サイトはこちらX(Twitter)でも情報発信しています!「IMSLP」とは? 出典:IMSLP 「IMSLP」は、International Music Score Library Project (国際楽譜ライブラリープロジェクト) の略で.

ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」おすすめの名盤

カラヤン指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

収録曲ドビュッシー:交響詩「海」ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団録音:1985-1986年

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌカラヤン指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

★「Amazon Music Umlimited」では先ほどご紹介したアルバムそのものは見つかりませんでしたが、別アルバムに収録された同じ音源の録音を聴くことが出来ます。

デュトワ指揮:モントリオール交響楽団

ボレロ~ラヴェル:管弦楽曲集【収録曲】1.ボレロ2.スペイン狂詩曲3.『ダフニスとクロエ』第2組曲4.亡き王女のためのパヴァーヌ5.ラ・ヴァルス

シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団録音:1981年(1,2,5)、1980年(3)、1983年(4)

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌデュトワ指揮:モントリオール交響楽団

★「Amazon Music Umlimited」では先ほどご紹介したアルバムそのものは見つかりませんでしたが、youtube動画でご紹介したラヴェルの管弦楽作品集の中で聴くことが出来ます。

ピアノ:アンナ・ヴィニツカヤ

【収録曲】ラヴェル作曲・亡き王女のためのパヴァーヌ・鏡(全曲)・夜のガスパール(全曲)

ピアノ:アンナ・ヴィニツカヤ録音:2011年

アンナ・ヴィニツカヤは1983年生まれ、ロシア出身のピアニストです。

2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門で優勝した他、数々の国際コンクールにも入賞、世界各地でコンサートを行うなど、注目を集めるピアニストです。

アンナ・ヴィニツカヤが奏でる「亡き王女のためのパヴァーヌ」は繊細なタッチで奏でられる美しい音色に、感傷的な感情を自然に揺さぶられるような、そんな素敵な演奏だと思います。

ラヴェルの「鏡」「夜のガスパール」と、ラヴェルのピアノ作品が好きな方には特にオススメの1枚です。

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌピアノ:アンナ・ヴィニツカヤ

★こちらのアルバムは「Amazon Music Umlimited」でも聴くことが出来ます。

ピアノ:アリス=紗良・オット

アルバム「ナイトフォール」【収録曲】ドビュッシー・夢想・ ベルガマスク組曲(前奏曲/メヌエット/月の光/パスピエ)サティ・ グノシエンヌ第1番・ジムノペディ第1番・ グノシエンヌ第3番ラヴェル・ 夜のガスパール(オンディーヌ/絞首台/スカルボ)・亡き王女のためのパヴァーヌ

ピアノ:アリス=紗良・オット録音:2018年

アリス=紗良・オットは1988年生まれ、ドイツ・ミュンヘン出身のピアノ奏者です。

アリス=紗良・オットが奏でる「亡き王女のためのパヴァーヌ」はとても落ち着いていて、淡々と美しく静かな時が流れるかのような、そんな印象を受けます。

カップリングには先ほどご紹介したアルバム同様に「夜のガスパール」が収録されていますが、こちらにはドビュッシー「夢」、有名な「月の光」で知られる「ベルガマスク組曲」サティ「ジムノペディ」「グノシエンヌ」なども収録されてあり、クラシック初心者の方でも楽しめる内容になっています。

アルバム「ナイトフォール」よりラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌピアノ:アリス=紗良・オット

★こちらのアルバムは「Amazon Music Umlimited」でも聴くことが出来ます。

「Amazon Music Umlimited」で聴く「亡き王女のためのパヴァーヌ」

「Amazon Music Umlimited」では次のようなアーティストの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を聴くことが出来ます。

「亡き王女のためのパヴァーヌ」「pavane pour une infante défunte」「ravel pavane 」などのキーワードで検索しています。

【管弦楽版】「バレンボイム&パリ管」「ビシュコフ&パリ管」「シャルル・ミュンシュ&パリ管」「カラヤン&ベルリン・フィル」「シャルル・ミュンシュ&ボストン響」「グィド・カンテッリ&フィルハーモニア管」「カルロ・マリア・ジュリーニ&フィルハーモニア管」「カルロ・マリア・ジュリーニ&コンセルトヘボウ管」「アンドレ・クリュイタンス&パリ音楽院管」「バーンスタイン&ニューヨーク・フィル」「ジョージ・セル&クリーヴランド管」「アンセルメ&スイス・ロマンド管」「デュトワ&モントリオール響」「オーマンディ&フィラデルフィア管」「アバド&ロンドン響」「エリアフ・インバル&フランス国立管」「ポール・パレー&デトロイト響」「ピエール・モントゥー&ロンドン響」「プレヴィン&ロンドン響」「ジャン=クロード・ベルネード&コンセール・ラムルー管」「ギュンター・ ヘルビッヒ&ベルリン響」「ネヴィル・マリナー&アカデミー室内管」「スラットキン&セントルイス響」「スクロヴァチェフスキ&ミネソタ管」「アバド&ボストン響」「小澤征爾&ボストン響」「小澤征爾&サイトウ・キネン」他

【ピアノ版】「ベルトラン・シャマユ」「エミール・ギレリス」「ウラディーミル・アシュケナージ」「カティア・ブニアティシヴィリ」「サンソン・フランソワ」「ロベール・カサドシュ」「アンナ・ヴィニツカヤ」「ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼル」「ジャン=イヴ・ティボーデ」「ラグナ・シルマー」「アンドレ・ラプラント」「カルロ・グランテ」「ジョン・オグドン」「ヴァルター・ギーゼキング」「フィリップ・アントルモン」「アラン・プラネス」「アリス=紗良・オット」「辻井伸行」「反田恭平」他

※上記の録音は本記事の投稿日現在、「Amazon Music Umlimited」で聴くことのできる「亡き王女のためのパヴァーヌ」の一部を例示しています。すべての録音を表示しているわけではありませんのでご了承ください。

「オススメの名盤」のコーナーでご紹介した以外では、「小澤征爾&ボストン響」「スラットキン&セントルイス響」「ビシュコフ&パリ管」なども美しく素晴らしい演奏だと思います。

その点「アンドレ・クリュイタンス&パリ音楽院管」「シャルル・ミュンシュ&パリ管」などの往年の巨匠の演奏は個性と言う点でも聴き比べて楽しい録音です。

「Amazon Music Umlimited」では通常30日間の無料体験期間があります!無料体験期間中に解約手続きをすれば料金が課金されることもありません。

「Amazon Music Unlimited」でいろんなアーティストの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を聴き比べてみませんか?

無料体験の登録方法、「Amazon Music Umlimited」で聴くことの出来るクラシック作品についてはこちらの記事でご紹介していますので、合わせてお読みください。

まとめ

ラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌ」、いかがでしたでしょうか?

「亡き王女」のモデルがマルガリータ王女(1651-1673)だと言う説があると言うのは「作曲の背景」でもご紹介しました。

このマルガリータ王女はスペイン王フェリペ4世の娘で、15歳の時に神聖ローマ帝国の皇帝レオポルト1世のもとへ嫁いだ後、21歳の若さでこの世を去っています。

ふくよかに描かれた肖像画とは異なり、実際は華奢で病弱であったマルガリータ王女のはかないイメージがこの作品の持つ雰囲気とよくマッチするような気もします。

これにはもちろん異説もあり、「亡き王女のためのパヴァーヌ」と言ういかにも意味ありげな謎めいたタイトルゆえに、「亡き王女」のモデルは誰なのかと言うことにも関心が高まります。

みなさんのイメージする「亡き王女」はどんな女性ですか?

最後までお読みいただきありがとうございます。こちらの作品もぜひ聴いてみてください!

管弦楽の魔術師ラヴェルが紡ぎ出す管弦楽作品の傑作!

ラヴェル「ダフニスとクロエ」あらすじと解説、名盤 🕒️2020年12月8日

まずはダイジェストで聴いてみよう!オーケストラが壮大に描きだすのは、朝もやに包まれたかのような幻想的な夜明けの情景です。そのスコア(総譜)は大変精緻で、まるで幾何学模様のようです。まずは「夜明け」をダイジェストで聴いてみましょう。サイモン・ラトル指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団作曲の背景「ダフニスとクロエ」(仏:Daphnis et Chloé)はフランスの作曲家、モーリス・ラヴェル(1875-1937)が作曲したバレエ音楽です。1909年、後にパリの芸術界を席巻するバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)の実質的な.

ピアノの詩人ショパンが遺した珠玉の調べ!

ショパン「ノクターン第20番」解説とおすすめの名盤、無料楽譜 🕒️2020年8月9日

ショパン「ノクターン第20番」解説ノクターン(夜想曲)第20番 嬰ハ短調はポーランドの作曲家、フレデリック・ショパン(1810-1849)が1830年に作曲したピアノ曲です。この年20歳を迎えるショパンはこの前年にウィーンでピアニストとしてデビューしていて、自作のピアノ協奏曲第1番、第2番もこの頃に相次いで初演しています。1849年に撮影されたショパンパブリック・ドメイン via ウィキペディア・コモンズそして、1830年の11月には新たな活躍の場を求めて祖国ポーランドを旅立っています。それはショパンが密かに想いを寄せていたワルシ.

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