脳梗塞後でも医師の診断書で車を運転できる?適性検査とは?
脳梗塞や脳出血後に後遺症が残ってしまった人は運転を断念しなければならない? それとも試験みたいなものを受けて合格すれば再び運転できる? 目次1 脳梗塞後遺症と運転1.1 高次脳機能障害と運転1.2 臨時適性検査の内容は?・・・
2014年1月3回目の脳梗塞で3週間入院(過去2回は10年と11年で何れも軽く入院せず)リハビリ中の身です。 車の運転許可を得たく指定の診断書を作成し、免許センタ-にて運転適性テストを受け運転操作上は問題なしとのことでしたが、診断書の「運転は控えるべきである」の項目に〇印があり許可は得られませんでした。 その後主治医に診断の評価を「運転を控えるべきとは言えない」に変更して頂けるよう申し入れましたが、医学上の見地から免許証を返納するよう諭されました。 現在77歳でどうしても運転免許が欲しいのですが、どのようにすればよろしいのかご教授頂ければと思います。 水戸市河和田町 佐藤 清
Stroker より:佐藤様 コメントありがとうございます。 3度目の脳梗塞なのですね.. 入院期間が3週間ということは、 今回も麻痺などの後遺症は軽く済んだものと推測します。 免許センターでの適性検査はかなりハードルが低いです。 軽い高次脳機能障害(半側空間無視、注意障害など)があったとしても 運転操作上は問題なしと判断されることが圧倒的に多いです。 ただ、軽度でも高次脳機能障害は侮れません。 管理人の私見として、 主治医が「運転は控えるべきである」としたのならば、 何かしらの問題が高次脳機能に存在するのではと考えます。 実際にお会いしていないので何とも言えませんが、 私も運転は控えたほうが良いと思います。 やはり自身の高次脳機能障害についてはみな無自覚であり、 「自分は大丈夫」と思っていて事故をするケースが多いです。 自身の身を危険にさらすだけでなく、 「加害者にもなり得る」ということを肝に銘じておいてください。 ただ、それでも諦めきれないのならば、 再度主治医のもとを訪ねて、どのような観点から運転を控えるべきと判断したのか聞いてみると良いでしょう。 きちんとした説明をうけて納得できれば幸いですが、 それでも納得できないのであれば、入院中に担当していた作業療法士を訪ねて相談してみてください。 作業療法士は高次脳機能障害について熟知しています。改めて高次脳機能の検査を行い、 運転上問題のないレベルの好成績をあげて主治医を納得させることができれば許可が下りるかもしれません。 その時は担当の作業療法士も同行して説得してもらうと良いでしょう。 仮に運転の許可を出さなかった理由が、(佐藤様に高次脳機能障害がない前提で) 「佐藤様が3度も脳梗塞を起こしていること、年齢が70歳代後半と高齢であることを危惧して許可を出さなかった」 くらいのものならば簡単に逆転できるのではないでしょうか。 長文失礼しました。 ご健闘を祈っております。
西里健 より: 自分は脳梗塞ななっと約半年入院し退院してます。今は身体のマヒもなく普通に生活してます。ぢ車の運転がしたいです。先生にはだめだといわれました、どうしたらいいでしょうか? Stroker より:西里様 コメントありがとうございます。 医師の運転がダメだと判断した理由についてはお聞きしましたか? 麻痺がなく身体能力的には普通車を運転できるのかもしれませんが、 もしかしたら高次脳機能障害の影響で許可が下りなかったのかもしれません。 どうしても気になるのでしたら医師に確認してみてはいかがでしょうか?
匿名希望 より:初めまして。脳梗塞患者の免許で調べてるうちの御ブログを見つけました 私は45歳で脳梗塞で入院し、その後日常生活には支障ないとのことで間もなく退院なのですが運転免許については許可出せないと言われました。 入院時に片足に麻痺があったもののかなり回復し筋力については問題ないと担当の理学療法士には言われており、 足首の簡易の装具など一応購入はしましたが問題なく出るものと思っておりました 医師の話では長時間の運転などで疲労した時など保証できない故とのことで、理解はできるのですが逆に買い物など不便さが予想され生活に支障が出かねません。 これは素直に受け入れるべきなのでしょうか? 現在免許は更新まで間もあるので今の病院が不可な場合、入院は仕事的に難しいのですが 退院後どこかほかの施設等で診断してもらうなどというのは可能なのでしょうか
Stroker より:コメントありがとうございます。 返信が遅れまして申し訳ありませんでした。 脳卒中患者が運転を再開させるには ・主治医の「運転しても良いよ」という診断書 ・運転免許試験場での適性検査で「問題なし」 が必要となります。 質問者様で問題となっているのは主治医の許可が出ていないこと、になります。 (運転技能に問題なく適性検査をクリアできることを前提として) この場合は病院の担当PTやOTにも協力を仰いで医師を説得してもらうことが一番の近道となります。 患者の身体機能を把握し、運転可能か否かを一番理解しているのはリハビリ担当のスタッフになります。 リハスタッフの協力が功を奏すればひょっとしたら医師も考えを改めるかもしれません。 ただ、やはり病院のリハビリでは運転技能に関しての正確な評価は難しいです。 近隣に運転技能の評価ができる(ドライブシュミレータのある)病院があればそちら宛に紹介状を書いてもらい、 転院してしまうのも手かもしれません。 もう一つ、 質問者様は右片麻痺でしょうか? 仮に右足が麻痺側だとして、AT車を運転する場合、 簡易型装具を用いているということは、 咄嗟の場面でアクセル・ブレーキの操作にエラーが生じる可能性があります。 また長時間の運転での操作エラーも否定できません。 であるならば、 左足(健側)での操作を練習して上達するか、 右手に麻痺がないのであれば、 改造車にしてアクセル・ブレーキを上肢で操作する という選択肢もあります。 少しわずらわしいですが、 このような健側を用いた代替案であれば医師も納得する可能性があります。 今回の主治医の 「長時間の運転時に保証できないからダメ」 というのはかなり限定的な話になるかと思います。 であれば適宜休憩をとれば良い話ですよね? 長距離運転する健常者のトラック運転手だって事故はします。 だれだって長距離運転にはリスクはつきものです。 ただ健常車よりもそのリスクは高まるとは思いますが、 運転免許試験場での実技試験項目で「長距離運転技能」なんてものもありませんしね。 その医師はあまりにも判断が厳しすぎるように思います。 ぜひ一度担当リハスタッフおよびリハ医師と相談なさってみてください。
池田 より:2015年2月に脳梗塞で10日間入院し、軽い言語障害がでたため、病院から進められてリハビリを受け、5月頃にはリハビリも受けてもしなくていいと診断されました。 ところが、2016年9月に2回目の脳梗塞で3週間入院し、現在は軽い言語障害のリハビリを受けていますが、「もうリハビリはやめましょうか」と言ってもらっており、言語障害はほとんど感じなくなっております。 現状は、普段の生活に不便を感じておらず、パソコンを使ってメール、ホームページ検索、facebookの交信なども全く支障なくやっています。 ただ、2か月の定期診断で主治医に相談すると、「発症時に痙攣を起こしていたので、運転はやめるように」言われています。 家が丘陵地にあるため、スーパーまで4kmの買い物のために車を使いたいと思っていますが、主治医から運転は控えるように言われていることもあり、電気自転車を買いました。腰痛もあるので、主治医から許可がでたら車で買い物に行きたいと思います。今は、運転を控えるよう努力していますが、いつになれば許可してもらえるのかなと思っています。
Stroker より:池田様 コメントありがとうございます。 医師は池田様の再発リスクを懸念しています。 そもそも脳梗塞は再発率が高い病気です。 そして池田様は既に2度発症されているため、 再度発症したときが自動車運転時であった場合のことを考えて 運転をやめるよう言ったのだと思います。 脳卒中を発症した場合、運転免許試験場で運転適性を受ける必要があります。 その際に公安委員会に医師の診断書を提出しなければなりません。 結局は医師の「運転可である」という診断が必要になります。 世の誰しもが脳梗塞を発症しないわけではありませんが、 池田様の場合はその確率が健常の方と比べて高いことは間違いありません。 ですが、私もそのような理由で運転を断念するように言われた方は初めて聞きました。 おそらく池田様は運転技能に問題はないのだと思います。あとは医師との相談になるかと思います。 以下のサイトを参考にされると良いかと思います(脳卒中患者様が体験した内容が記載されています) http://no-shukketsu.com/resumption_of_driving_02/
横大路哲也 より:私は左片麻痺ですが運転免許も医師から運転していいと診断書を頂き運転免許試験場でも適性検査に合格して免許証更新できました。左麻痺に関してはどのような車の改造をしたら運転が可能となりますか。万が一事故にあわない為にです。 •ハンドルにノブを取り付けて片手操作できるようにする。これだけでいいですか。 これだけでいいのでしょうか。アクセル・ブレ-キは右足は普通ですから大丈夫です。
Stroker より:横大路様 コメントありがとうございます。 医師の許可も出ており、運転免許試験場での適性検査も合格されているのですね。 加えて高次脳機能障害もないのであれば、概ね運転再開は問題ないかと思います。 健側である右下肢でのアクセル・ブレーキも問題ないのであれば、 あとは右手のみでハンドル操作を行いやすくするために「旋回ノブ」を装着する程度で十分です。 一応周りに配慮してもらうために自動車には「身体障害者マーク」をつけておくと良いでしょう。 安全運転のコツを以下の記事で解説していますのでご参考に。 http://a-stroke-of-luck.com/stroke-safedriving-476
丸山祝功 より: Stroker より:丸山様 コメントありがとうございます。 車の運転を止めている張本人はかかりつけ医師になるのでしょうか? であればもう一度自動車の運転を再開したい旨を かかりつけ医師に相談してみてはいかがでしょうか? (丸山様に運転できるだけの身体機能や高次脳機能が備わっていると仮定して) またかかりつけ医に話す前にリハビリ担当の療法士にも相談してみると良いでしょう。 療法士の目線で運転が本当に可能か否かを判断してもらうのも重要です。 そしてその見解も踏まえて医師と相談した方が話がスムースに進むかと思います。 適性検査に合格することが大前提ですが、それよりも先に医師の許可(診断書)が必要です。 健闘を祈ります。 PS 以下のサイトが非常にわかりやすく解説しています。 参考になさってみて下さい。 http://no-shukketsu.com/resumption_of_driving_03/
丸山祝功 より: 退院して、しばらくは杖をついて歩いていたけど、今では杖無し歩行しています。ですからね、車の運転を諦めきれません。誰か、良いアドバイスをお願いします。よろしくお願いします。 私も脳梗塞 より:私も脳梗塞で、4ヶ月入院しました。発病時(2017年2月)は左半身の片麻痺で「ほぼ寝たきり」でしたが、今では自立歩行で、左手もかなり動くようになりました。 運転の件、お気持ち凄く理解でます。しかし、病院で医学的にNGが出てしまった以上、「諦めるしかない」と思います。 私も某病院で運転評価のリハビリを受診しました。その病院での話では、手足の麻痺は大きな問題ではないとのことです。(現在は良い器具沢山でているので、手足が無くても運転可なのだそうです。) 最も重要なのは、高次脳機能障害の有無なのだそうで、それに引っかかってしまったのかもしれませんね。 私が受診した病院で、その検査を受けましたが、極めて厳しい検査でした。健常者でも × の人がいてもおかしくないものでした。脳内部のことなので、厳しい検査であることは十分理解できましたが、かなり厳しいです。私の前にはタクシーの運転手さんが同じ検査を受診しましたが NG だったようです。 それだけの覚悟は必要と思われます。
コメントをどうぞ 運営者情報 stroker某大学病院に勤務する30代の理学療法士. 修士課程(保健医療学)修了. 超急性期〜回復期〜維持期の数多くの脳卒中患者を担当. 実際の臨床現場から得た経験に最新の文献的知見を織り交ぜることで、脳卒中患者様に有益な情報をアウトプットしていきます.
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