市長死す|あらすじ・ネタバレ解説・感想【松本清張】
市長死す|あらすじ・ネタバレ解説・感想【松本清張】

市長死す|あらすじ・ネタバレ解説・感想【松本清張】

『市長死す』は松本清張氏の同名短編小説を原作としたスペシャルドラマで、松本清張没後20年特別企画として2012年4月3日にフジテレビ系列で放送されました。反町隆史さんが主演を務め、1959年のドラマ化以来、実に53年ぶりの映像となりました。...

市長死す』は松本清張氏の同名短編小説を原作としたスペシャルドラマで、松本清張没後20年特別企画として2012年4月3日にフジテレビ系列で放送されました。反町隆史さんが主演を務め、1959年のドラマ化以来、実に53年ぶりの映像となりました。堅物で知られた市長の謎の死をきっかけに、過去に葬られたはずの真実が浮かび上がる、重厚なサスペンスドラマとなっています。この記事では、あらすじ、登場人物とキャスト、ネタバレ、感想などをまとめています。

あらすじ

登場人物

  • 笠木公蔵(演:反町隆史) 主人公。花屋を営む市議会議員。父代わりだった伯父・田山市長の死の真相を追う。
  • 田山与太郎(演:イッセー尾形) 横川市長で笠木の伯父。清廉潔白で堅物として知られるが、謎の失踪の末に遺体で発見される。
  • 手塚スミ子(演:倍賞美津子) 田山市長の家政婦。笠木の調査に協力する相棒的な存在。
  • 矢崎すすむ(演:倍春海四方) 市長の秘書。市長の突然の失踪に不審を抱く。
  • 笠木みゆき(演:白石美帆) 笠木の妻。
  • 笠木浩美(演:兎本有紀) 笠木の母であり、市長の妹。
  • 望月(演:京本政樹) 日本料理屋「桜良」の板前。芳子の過去を知る人物。
  • 黒崎(演:升毅) 志摩川温泉の釣り人。市長が気にしていた人物。
  • 紀藤総一郎(演:きたろう) クラシックホールの館長。
  • 島津(演:酒井敏也) 電気店主。笠木の支援者。笠木公蔵に、テレビ番組の録画データを提供する。
  • 藤島芳子(演:木村多江) 田山市長が知り合った女性。
  • 浜本繁雄(演:石黒賢) 市長が亡くなった温泉地の旅館「臨碧楼」の支配人。

ネタバレ

結末

感想

余談

  • 本作は、松本清張の短編小説『市長死す』が原作です。同作品は、1956年10月に短編集『顔』に収録され刊行されました。(『顔』のあらすじ・ネタバレ解説・感想はこちらにまとめています)
  • テレビドラマとしては、1959年1月28日に日本テレビ系列の「スリラー劇場・夜のプリズム」枠で一度ドラマ化されています。2012年版は実に53年ぶりの再映像化となりました。
  • 2012年版ドラマの平均視聴率は14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、スペシャルドラマとしては好調な数字を記録しました。
  • 撮影協力として、愛知県の湯谷温泉や静岡県の富士市、大井川鐵道などがクレジットされています。
ドラマと原作小説の違い
  • 主人公の設定 原作の主人公は醤油屋を営む市議会議員です。ドラマでは市長の甥で花屋を営むという設定に変更され、事件に介入する動機がより個人的なものになっています。
  • 調査のきっかけ ドラマでは、市長が「テレビの旅番組」で芳子の姿を見つけるという、現代的なガジェットが使われている。
  • オリジナルキャラクター 家政婦のスミ子(倍賞美津子さん)はドラマオリジナルのキャラクターです。ドラマではシリアスな物語に緩急をつけ、主人公のよき相棒となっています。
  • 悪女像の強調 ドラマでは芳子の悪女ぶりが原作以上に色濃く描かれています。そして、山下もまた彼女の被害者の一人であるという側面が強調されているといえます。

関連記事

狩矢父娘シリーズ19|あらすじ・ネタバレ解説・キャスト【京都どうぶつツアー殺人事件】

『山村美紗サスペンス 狩矢父娘シリーズ19 京都・どうぶつツアー殺人事件!!犯行予告するゴリラの謎』は山村美紗原作の人気シリーズ第19弾です。藤谷美紀さん演じる狩矢和美、原田龍二さん演じる恋人の夏目利彦、そして田村亮さん演じる和美の父・狩矢.

鉄道捜査官15|あらすじ・ネタバレ解説・キャスト【三陸鉄道・北リアス線】

『西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官15 死を呼ぶスケッチ旅行!?終着駅で炎上する名画の謎!!三陸鉄道・北リアス線1日乗車券に隠された逆転ダイヤトリック』は、沢口靖子さん演じる警視庁鉄道捜査官の花村乃里子が事件の謎に挑む西村京太郎サスペンスの.