ヴィヴァルディ「四季」解説とおすすめの名盤
ヴィヴァルディ「四季」解説とおすすめの名盤

ヴィヴァルディ「四季」解説とおすすめの名盤

ヴィヴァルディ作曲「四季」の作曲の背景や各楽曲の解説と共に、おすすめの名盤を紹介しています。各曲のイメージを説明したソネットと参考譜例、YouTubeの音源を交えながら、わかりやすく解説しているので、ぜひご覧ください。

「フェリックス・アーヨ:イ・ムジチ合奏団(1959年)」「ロベルト・ミケルッチ:イ・ムジチ合奏団(1969年)」「ピーナ・カルミレッリ:イ・ムジチ合奏団(1982年)」「クレーメル:アバド&ロンドン交響楽団」「スコットランド室内管」「ジャニーヌ・ヤンセン他」「クリスチャン・リ:メルボルン交響楽団員」「アンドリュー・パロット&タヴァナー・プレイヤーズ」「イツァーク・パールマン:ロンドン・フィル」「ミシェル・シュヴァルベ:カラヤン&ベルリン・フィル」「フランコ・グッリ:シャイー&ボローニャ市立歌劇場管」「フランチェスキーニ:ブリツィ&イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ」「アンネ=ゾフィー・ムター:トロンハイム・ソロイスツ」「アラン・ラヴディ:ネヴィル・マリナー&アカデミー室内管」「ウォーレン=グリーン:ロンドン室内管」「ズッカーマン:カナディアン・ナショナル・アーツ・センター管」「アイザック・スターン他:メータ&イスラエル・フィル」「マゼール&フランス国立管」「五嶋龍:シンフォニア・ヴァルソヴィア」「ニュー・フィルハーモニア管」「ムローヴァ:アバド&ヨーロッパ室内管」「ルッジェーロ・リッチ:ストラディバリウス室内管弦楽団」「ギル・シャハム:オルフェウス室内管」「アッカルド:イ・ソリスティ・ディ・ナポリ」「ビオンディ:エウローパ・ガランテ」「サイモン・スタンデイジ:トレヴァー・ピノック&イングリッシュ・コンサート」「クリストファー・ハイロンズ他:ホグウッド&エンシェント室内管」「カルミニョーラ:ソナトリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ」「徳永二男:NHK室内合奏団」「川久保賜紀:紀尾井シンフォニエッタ東京」「千住真理子:NHK交響楽団員」「浅井咲乃:延原武春&テレマン室内管」他

「おすすめの名盤」のコーナーでご紹介したのはイ・ムジチ合奏団の1959年録音の盤でしたが、Amazon Music Unlimitedでは他の盤とも聴き比べすることが出来ます。

1969年のミケルッチ盤ではフェリックス・アーヨ盤の流麗な演奏とは対照的な颯爽とした明瞭な四季を楽しめます。

1982年のカルミレッリ盤もすっきりとした凛とした雰囲気の演奏で、同じイ・ムジチ合奏団の演奏でもそれぞれ違う味わいを楽しめます。

クリスチャン・リは中国系オーストラリア人のヴァイオリニストで、この録音はわずか13歳でメルボルン交響楽団のメンバーによる室内アンサンブルを弾き振りした衝撃のデビュー・アルバムです。

2018年のメニューイン国際コンクールでは10歳で史上最年少優勝を果たし、その時の『夏』の演奏で一躍有名になった今後の活躍が期待されるヴァイオリニストです。

ヴィヴァルディ:『冬』より第1楽章クリスチャン・リ:メルボルン交響楽団員

ズービン・メータイスラエル・フィルの録音はアイザック・スターン、ピンカス・ズッカーマン、シュロモ・ミンツ、イツァーク・パールマンと言う当時の楽壇を代表する錚々たるヴァイオリニストたちが一堂に会し、1曲ずつソロを務めると言うユニークなアルバムです。

「おすすめの名盤」のコーナーでは、古楽器アンサンブルによる録音もご紹介したかったのですが、個人的におすすめの「サイモン・スタンデイジ:トレヴァー・ピノック&イングリッシュ・コンサート」の録音は現在CDの入手が困難なようで、ご紹介出来ませんでした。

ピリオド奏法を研究する古楽器奏者たちに言わせれば「これこそがヴィヴァルディが生きていた時代の四季!」と言いたいところなのでしょうが、「イ・ムジチ」の演奏に慣れ親しんだ筆者の世代にとっては、かなりデフォルメされたクセの強い演奏も多いように感じ、少々違和感を感じると言うのが私の正直な感想です。

個性的?独創的?な演奏の多い古楽器アンサンブルによる録音の中でも、かなり攻めた印象の強い演奏をお好みの方は「ビオンディ:エウローパ・ガランテ」あたりを聴いてみると良いでしょう。独創的な演奏にハマる方もいるかも知れませんね。

ヴィヴァルディ:『冬』より第1楽章ビオンディ:エウローパ・ガランテ

比較的オーソドックスな演奏をお好みの方は「サイモン・スタンデイジ:トレヴァー・ピノック&イングリッシュ・コンサート」を一度聴いてみて下さい。

ヴィヴァルディ:『春』より第1楽章サイモン・スタンデイジ:トレヴァー・ピノック&イングリッシュ・コンサート

いずれにしても「Amazon Music Umlimited」なら聴き放題なので、気軽に「四季」の聴き比べを楽しめるのでおすすめです。

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まとめ

ヴィヴァルディの「四季」は、彼が書いた数多くの協奏曲の中でも、「ソネット」と呼ばれるヨーロッパの伝統的な詩が添えられていると言う点で、他の協奏曲とは異なる特異な形式を有しています。

最後までお読みいただきありがとうございます。こちらの作品もぜひ聴いてみてください!

ピアソラ「ブエノスアイレスの四季」解説とYouTube動画 🕒️2020年2月27日 ヴィヴァルディ『調和の霊感』より「4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲」. 🕒️2019年7月2日

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