こどもと一緒に世界で学ぼう!
上海生まれ上海育ちの我が息子さん。公立のインター校に通っており、普段日本語を使うのは私との会話くらいしかありません。学習言語は英語だし、中国で育っているので中国語はネイティブだし、日本語についてはそこまで力を入れる必要はないと考えていますが、そうはいってもやはり「日本人です」と名乗れるくらいには習得してほしい。そう思って1年生の時から「日本語補習校」に通わせています。
上海在住もうすぐ20年。上海人夫と日中英トリリンガル息子の3人家族です。海外親子留学や上海での日常を綴ります。
トップ > マルチリンガル教育 > 日本と中国。それぞれの国語教科書に隠された絆を発見!【マルチリンガル子育て】日本と中国。それぞれの国語教科書に隠された絆を発見!【マルチリンガル子育て】
上海生まれ上海育ちの我が息子さん。公立のインター校に通っており、普段日本語を使うのは私との会話くらいしかありません。学習言語は英語だし、中国で育っているので中国語はネイティブだし、日本語についてはそこまで力を入れる必要はないと考えていますが、そうはいってもやはり「日本人です」と名乗れるくらいには習得してほしい。そう思って1年生の時から「日本語補習校」に通わせています。
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学習言語は英語だし、中国で育っているので中国語はネイティブだし、
そう思って1年生の時から「日本語補習校」に通わせています。
でもうちの子は中国語ネイティブ。
普通に中国語で読めるものをわざわざ読み下し文にする意味はあるのだろうか・・
うちのように片親が中国人の家庭だったり、現地校に通っていたりして、全員中国語はほぼネイティブレベル。
教科書に出てくる「春暁」なんて、1年生で暗記させられる超初級レベルの古文です。
春眠不觉晓「ちゅんみえんぶーじぁおしゃお~!」
「春眠暁を覚えず」
学校の中国語の宿題をしていた息子から「ママ~、ちんしゃおなーゆえんって有名??」と突然聞かれ「ママは知らないよー」と答えると、「でも日本人の有名な人だって先生が言ってたよ」と。
何のことかわからず、息子が差し出した教科書を見てみると、「作者清少納言」の文字が。
ああ~!「清少納言=ちんしゃおなーゆえん」ね~~!知ってる知ってる、超有名。
っていうか、なんで中国語の教科書に清少納言が?!
つまり、「中国語」というより中国の「国語」の教科書なわけです。
その教科書に、清少納言のあの有名な「春はあけぼの~」が中国語に訳されて掲載されているではないですか!
「春天最美的是黎明(ちゅんてぃえんずいめいだしりーみん)」=春で一番美しいのは明け方です、から始まり、四季折々の美しさをたたえる文章が続きます。
まさか中国のローカル小学校で「枕草子」を勉強していたとは!!!!
でも「良いものは良い」として日本人の文章、それも1000年も昔の才女が書いた古典を評価し、教科書に採用しているというのは、日本人としても、日中ハーフの子を持つ親としてもとてもうれしく、明るい気持ちになったエピソードでした。
そしてうちの息子にとっては、日本の古文を中国語で、中国の古文をを日本語で勉強するというなんとも不思議な体験になったのでした(笑)