骨転移患者は運動を行った方がいいのか?ダメなのか?
骨転移患者は運動を行った方がいいのか?ダメなのか?

骨転移患者は運動を行った方がいいのか?ダメなのか?

以前の記事では、骨転移患者さんが注意すべきがん種や部位、症状について解説しました。 注意すべき点はわかりました

しかし、 ランダム化比較試験は、脊椎転移患者に傍脊柱筋の筋トレを行うことで、椅子からの立ち上がりテストで有意に改善したという1件 (Rief H, Omlor G, Akbar M, et al. Feasibility of isometric spinal muscle training in patients with bone metastases under radiation therapy – first results of a randomized pilot trial. BMC Cancer. 2014;14:67.)のみとなっています。

これだと、リハビリを実施していない群がないので、改善した理由がリハビリを実施したからですと強くは言えないわけです。

でも、比較対象がなくてもリハビリを実施している患者さんの機能改善が認められたということは、リハビリをすることに効果を期待できる重要な結果ですね。

病的骨折や脊髄圧迫による麻痺の発生

病的骨折や脊髄圧迫による麻痺の発生は、「重要度9、根拠の強さ:C」とされています。

先ほどと同様の脊椎転移患者に傍脊柱筋の筋トレを行うランダム化比較試験(Rief H, Omlor G, Akbar M, et al. Feasibility of isometric spinal muscle training in patients with bone metastases under radiation therapy – first results of a randomized pilot trial. BMC Cancer. 2014;14:67.)が採用されています。

週に5回の筋トレを2週間実施しても、骨折や麻痺の増悪は認められませんでした。

この論文は、医師が診察して適切な運動処方を行っていますので、骨転移の患者さんが運動をするためには、まずは医師や理学療法士に骨転移の状態及び適切な運動内容を確認することが必要でしょう。

・ADLやQOLが障害されている骨転移患者は、リハビリテーション(運動療法)を行うことが弱く推奨されている。 注意 このブログは、ガイドラインや論文などの根拠をもとに情報を発信していく予定です。 いいね: 興味があったらシェアしてください

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