大型前方後円墳の方位を基に畿内の古墳時代を読み解く
これまでにアゴラにおいて、縄文時代・弥生時代・纏向時代を生きた人々が、太陽の出入りと信仰対象(祖神の墓や特徴的な地形)の方位が一致するように宗教インフラを配置させている可能性を示してきました。大湯環状列石古代出雲古代出雲~纏向今回は、このシ...
イントロダクション日の本(ひのもと)という国号と日の丸(ひのまる)という国旗に象徴されるように、日本人にとって【太陽 the sun】はコミュニティのアイデンティティを象徴する特別な存在です。天照大神(あまてらすおおみかみ)という大地に恵み.
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2024.01.13 06:50
古代出雲と太陽信仰(後編)
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2024.08.17 06:50
1. 大和(大和・柳本・纏向・鳥見山) 2. 佐紀古墳群 3. 馬見古墳群 4. 古市古墳群 5. 百舌鳥古墳群- 3世紀前半に纏向で小規模な前方後円墳(纏向型前方後円墳)の建造が始まり、3世紀後半になると最初の大型前方後円墳として箸墓古墳が建造された。
- 4世紀前半まで建造された大和古墳群(纏向・大和・鳥見山・柳本)は、太陽の出入の方位と信仰対象(山)の方位を一致させる古代出雲のインフラと類似している。
- 4世紀中頃の宝来山古墳(佐紀古墳群)の建造以降、北微西~北西方位の前方後円墳が、佐紀古墳群・馬見古墳群・百舌鳥古墳群・淡輪古墳群で同時多発的に建造された。一方、大和古墳群で大型前方後円墳の建造は終息した。
- 4世紀末頃から馬見古墳群・古市古墳群・百舌鳥古墳群・淡輪古墳群で多様な方位の前方後円墳が建造されるようになる。ただし、古墳群の北部では概ね南北方位の古墳が卓越し、南部では東西方位の古墳が卓越している。
- 巨大前方後円墳である誉田御廟山古墳・大仙陵古墳・上石津ミサンザイ古墳は5世紀中頃までに建造された。
- 佐紀古墳群・馬見古墳群においては、5世紀半ばに大型前方後円墳の建造が終息した。
- 古市古墳群・百舌鳥古墳群・淡輪古墳群においては、5世紀末に大型前方後円墳の建造が終息した。
- 6世紀になると、大型前方後円墳はほとんど建造されなくなる。
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