美術館のように対象だけ照らすスポットライトを作る方法
本記事で紹介していた唯一無二の製品は製造を終了してしまい、徐々に品薄になりつつあります。すでに通販はぼったくり価格になっており、お勧めしません。欲しい人は、近所のホームセンターとか家電量販店を覗いてみましょう。正価なら1,600円程度です。...
自宅でミニコンサートとはすごいですね。あとで調整の利くダクトレールを配したのは賢明でした。 ナロービームは非常にドラマチックな演出に役立つと思います。譜面も読めます。 光が集まって闇を残せるので、周囲が野暮にぼんやり明るくならず、明るめ電球から始めても失敗しません。部分的に明るすぎて演者が眩しさを訴える場合、照らし方や譜面の角度を調整してみましょう。スポットライト器具のフードから電球がはみ出さないよう、大きめのフードも有効です。はみ出すと聴衆から見て眩しくなります。 なお下から照らすアッパーライトには、ナローは適しません。あまりにも眩しすぎるからです。 しかしナローはすっかり品薄になってしまいました。。 業者に特注できる立場で、天井が3m未満と低ければ5〜9度の超狭角スポットライトで期待した結果を得られると思います。 天井が高い場合は5度とするか、何らかの方法で照明を吊り下げて光源を演者に近づける必要があります。 光を集めるには、電球の光角だけでなく光源と対象の距離を縮める事、対象を宙に浮かせる事の2点が極意です。 光は離れるほど拡散する性質と、対象に反射して初めて知覚できる特徴があるからです。 例えば記事の写真も浮遊テーブルで光源に近づけ、浮かせています。 浮かせるとテーブルの水平面だけが闇の中で光り輝き、溢れた光は床に落ちて視界から外れるため、結果として対象だけが照らされ浮かび上がって見えます。 演者を高椅子に座らせたり光源を吊り下げると、凡庸な15度程度のノーマル狭角でも、記事のような期待の光に近づいていくのが分かると思うので、まず自宅の電気スタンドやクリップライトからでも良いですから、試して感覚を掴んでください。 また、演色性Ra90以上あると、演者の顔色や衣服がより美しく見えます。 演色にこだわりがなくても、人を見せるために照らすなら80以上は確保したほうが良いです。ナローはRa80です。 調光設備はあればもちろん良いですが、高価で器具が限られる弱点があります。 ダクトレールならばそこを球数によってある程度調整できますから、色々試してみましょう。 めざすステージのイメージは人それぞれであることに加え、光の広がりは器具の性能だけでなく距離に影響を受けます。少しずつ試してみるほかありません。 ただ最初のとっかかりには、想定する演者の人数分のナローと、曲間などに全般を照らす高演色のLEDかダイクロハロゲンを組み合わせて試してみるのが妥当に思えます。 光は損失ゼロや一発大成功を目指すとシミュレーションに時間がかかりすぎます。 少しずつでもまず手持ちの電気スタンドから試し、それからひとつ買って照らしてみて感覚を掴み、想像が現実に根ざしたら本格投資へ踏み出してみましょう。お礼は不要です。
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