ラベンダー(フェノメナル)の特徴や育て方、増やし方等の紹介【ラバンディン】
ラベンダー(フェノメナル)の特徴や育て方、増やし方等の紹介【ラバンディン】

ラベンダー(フェノメナル)の特徴や育て方、増やし方等の紹介【ラバンディン】

ラベンダー(フェノメナル)の特徴や育て方、増やし方等の紹介【ラバンディン】 ■ ラヴァンドラ属(ラベンダー)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。 ■ ラベンダー・ラバンディンの育て方 花壇の土づくり ● 日照条件 ラベンダー・ラバンディンは、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせるため基本的に 日向

ラヴァンドラ属(ラベンダー)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

ラベンダー・ラバンディンの育て方

花壇の土づくり日照条件

ラベンダー・ラバンディンは、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせるため基本的に日向で育てることが理想ですが、半日陰までで育てることが可能です。

日照条件の分類(参考)

  • 日向:直射日光が一日を通して6時間以上当たる場所です。一般的に全方位に障害物がない、またはお庭の向きが南向きの場所になります。
  • 半日陰:直射日光が3時間から5時間程度当たる場所です。一般的には、午前中のみ日が当たり、午後から日陰になる場所となります。そのため、お庭の向きは東向き、または木漏れ日がはいるような場所です。
  • 明るい日陰:直射日光が二時間程度までしか当たらないか、殆ど当たらずに間接光だけで明るい場所です。一般的にお庭の向きが北向き、または建物の影など日差しを遮る障害物が多い環境です。
  • 暗い日陰:森の中にあるような直射日光も間接光もほとんど当たらないような暗い場所です。
土壌の土質
  • 土質:基本的に高い通気性と排水性を兼ね備える土壌を好みます。そのため土質は水捌けのよい砂壌土が適します。水分が停滞してジメジメと湿りやすい粘土質の土質は許容せず、根腐れを引き起こすため避けた方が良いでしょう。
  • 肥沃さ:肥沃さは基本的に必要ありません。肥沃すぎる土壌は、特に夏場に蒸れやすく、根腐れの原因となるため注意が必要です。土壌の状態を見て、極端に痩せていると感じる場合は、必要に応じ適度に堆肥を入れて上げるとよいでしょう。
  • pH:自生地が石灰岩の岩地などにある事からも分かる通り、pHは中性から弱アルカリ性を好みます。土壌のpHを診断して適正範囲外にある場合は土壌改良材などを用いてpHを調節しましょう。酸性土壌では微量要素などの栄養吸収が上手くいかずに生育不良になる場合があります。

土壌診断と改善の行い方(参考)

  • 排水性の診断:深さ30cm程度・幅30cm程度の穴を掘り、穴の中を水で完全に満たす。一時間あたり約3~10cmの排水があれば、一般的な植物を育てるのに適した排水性になります。※それ以下またはそれ以上である場合は排水が悪い、または排水がよすぎる可能性があります。
  • 排水性の改善:花壇を高くしたり、ロックガーデンを作り、植物を植える場所を周囲より高くする。また縦穴暗渠(縦穴排水)や排水溝をつくる。
  • 作土層の診断:調べたい箇所の土壌に支柱を出来るだけ深くまでさします。支柱の入った部分が30cm前後あれば一般的な植物であれば、根を張るのに十分な作土層がありますが、それ以下であれば改善が必要です。また土壌を観察して石やゴミがあれば根を伸ばすのに邪魔になるため取り除いた方が良いでしょう。
  • 作土層の改善:植物を植える箇所とその周囲をシャベルを使って30cm程度の深さまで掘り起こして解します。また石がある場合は土ふるいを使用して取り除きましょう。
  • 土壌(土性)の性質の診断:土壌の通気性・保水性・保肥力を知るために、土壌を砂土砂壌土壌土埴壌土埴土に分類して、植物に合わせて土壌の改良をしましょう。
    • 砂土:排水性と通気性が高く乾燥しやすいため、水分過剰による根腐れを引き起こしにくい。診断は、適度に湿らせた土を触った時にザラザラとした砂の粗い感触がある。手のひらや指で捏ねても全く固まらずに簡単に崩れる。
    • 砂壌土:排水性と通気性が高く乾燥しやすい傾向がある、砂土と比べると、保水性と保肥力が少しあるため、乾燥気味の土壌を好む植物などに向いています。診断は、適度に湿らせた土を触った時に砂のザラザラ・粘土のヌルヌルとした感触がある。手のひらや指で捏ねると、緩く固める事が出来るが崩れやすい。
    • 壌土:通気性・保水性・保肥力のバランスが高いため土壌管理がしやすい。診断は、適度に湿らせた土を触った時に砂のザラザラ・粘土のヌルヌルとした感触がある。手のひらや指で捏ねて伸ばすと、鉛筆程度の太さの棒状まで伸ばすことが出来る。 ただし伸ばした棒を曲げるのは難しい。
    • 埴壌土:保水性・保肥力が高いため乾燥しにくい傾向がある。診断は、適度に湿らせた土を触った時に粘土のヌルヌルとした感触があり、砂のザラザラも少し感じる。手のひらや指で捏ねて伸ばすと、マッチ棒程度の太さまで伸ばすことが出来て、輪っかに曲げても切れにくい。
    • 通気性・排水性の改善:通気性・排水性の高い土壌改良材(パーライト・日向土・川砂・バーク堆肥 など)を混ぜ込む。
    • 保水性の改善:保水性の高い土壌改良材(腐葉土・ピートモス・バーク堆肥・黒土)を混ぜ込む。
    • PHを酸性に改善:ピートモスを使用する場合はPHを1下げるために、1㎡あたり、ピートモスを約1.2kgを入れて混和します。
    • PHをアルカリ性に改善:苦土石灰を使用してPH1上げるには、1㎡あたり苦土石灰を約100~200g入れて混和します。
    鉢土づくり日照条件

    ラベンダー・ラバンディンは、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせるため基本的に日向で育てることが理想ですが、半日陰までで育てることが可能です。

    培養土

    培養土を自作する場合

    • 培養土の特性:土壌は基本的に礫質で栄養が少なめでpHは中性からアルカリ性を好みます。そのため、培養土を作成する時は通気性・排水性を重視しながら、水やりの頻度も考えて適度な保水性も確保したり、またpHの値に注意しながら作成しましょう。
    • 土壌改良材(無機質):一般的な植物の培養土よりも、特に通気性と排水性を高める目的で、赤玉土や日向土などの土壌改良材を7割~9割を目安にして多めに配合します。土壌改良材の土粒は小粒・中粒を利用します。大きすぎる土粒を使うと、培養土の中に大きな空隙が出来て根の活着が悪くなり、保水性も悪くなり植物の生育が悪くなる原因となるため避けてください。
    • 土壌改良材(有機質):腐葉土などの堆肥は、一般的な植物よりもかなり控えめに1~3割を目安にして培養土の中に配合します。腐葉土などの有機物は培養土の水分・養分を保持して、根の活着を助け、生育を促進する効果がありますが、本種の場合は堆肥を入れ過ぎると、夏場に蒸れて過湿状態になり根腐れを引き起こす原因ともなります。そのため、バランスを考えて必要量を入れる事が大切です。加えて、本種は中性から弱アルカリ性の土壌を好むため、pHを下げる性質があるピートモスなどは利用を控えた方がよいでしょう。

    培養土の配合例

    • 基本の配合:赤玉土(小粒)8割+腐葉土2割+苦土石灰適量+元肥適量
    • 培養土が劣化しにくい配合:日向土(細粒・小粒)4割+硬質赤玉土(小粒)3割+腐葉土2割+くん炭1割+元肥適量
    • 比重が軽い配合:赤玉土(小粒)4割+パーライト3割+バーミキュライト1割+腐葉土2割+苦土石灰適量+元肥適量
    水やりの仕方水やりの方法
    • 春の水やり:株は生育旺盛で、成長に必要な十分な水を必要とします。そのため、土壌の表層が乾燥したタイミングで水をたっぷり与えましょう。
    • 夏の水やり:自生地の気候は地中海性気候で、この時期は降水量が少なく乾燥しており、日本の高温多湿を苦手にしています。この時期は、基本的に乾燥気味に管理しますが、完全に乾燥させると枯れることもあるため株の状態・土壌の状態を確認することも大切です。基本的には、多湿にならないよう注意しながら、朝の涼しい時間帯に土壌の表層が乾燥したタイミングで水をたっぷり与えましょう。
    • 秋の水やり:気候が穏やかになり、再び生育が旺盛になります。そのため、土壌の表層が乾燥したタイミングで水をたっぷり与えましょう。
    • 冬の水やり:生育が緩慢になる季節で、植物は水をそれほど必要としません。土壌の乾燥も他の季節と比べると緩やかに進み、水やりの頻度も少なくなります。ただし、完全に乾燥すると枯れてしまう事もあるため、土壌の表層が乾燥した数日後に水を与えると良いでしょう。

    注意点

    • 水やり時間帯:水やりの時間帯は、基本的に植物が水を欲しがりだす朝に与えるのが最適です。昼や夕方に与える事も出来ますが、季節によっては高温で水がお湯のようになり蒸れて根腐れを引き起こす可能性があります。また夕方に水やりを行うと、植物が水分をあまり必要としない夜間にも水がたっぷり残り呼吸を邪魔するなどして根腐れを引き起こす原因になる事があります。そのため、基本的に朝に水をやることが正しいですが、植物が萎れている場合は時間に関係なく直ぐに水やりを行って下さい。
    • 水を与える量:1回に与える水の量はたっぷりです。鉢植えで植物を栽培している場合は、鉢底から水がしっかり流れるまで与えます。その際、水を与える場所が1箇所になると水の道が出来てしまい、特定の場所に水が流れないこともあるため水を与える場所を変えながら与えましょう。地植えで水やりを行う場合は、土壌の表面だけでなく奥まで水を染み込ませるつもりでしっかりと水を与えて下さい。
    • 水を与える場所:水を与える場所は基本的に株元から少し離れた場所で、植物に直接かけないようにします。植物上に水が溜まると、そこから真菌などが植物の中に侵入し、病気を引き起こし腐敗させる原因になるため注意して下さい。
    • 梅雨の管理:植物を軒下に移動したり、雨避けをつくり、株に梅雨の長雨が植物に当たり、傷むことを防ぎましょう。

    土壌の乾燥の確認方法

    • 土壌表面の乾燥:土壌の表面の乾燥とは、土壌の最も上の部分の表面が乾燥している事です。土壌表面の乾燥の確認方法には目視・触感・専用の道具があります。
      • 目視で確認:土は濡れているなら色が濃くなったり黒っぽくなったりしていて、乾燥すると色が白っぽくなります。
      • 触感で確認:土の表面を指で触ってみてます。土は濡れていると湿り気があり、乾燥しているとサラサラとしています。
      • 専用の道具:サスティーを土壌にさして使用します。サスティーは土壌が乾くと色が変化して水やりのタイミングを教えてくれます。
      • 目視で確認:透明な植木鉢を使用して植物を育てます。透明で土の色の変化が分かるため、土表面から5cm以下の土の色が白っぽくなってきたら水やりを行います。
      • 重量で確認:鉢植えで育てている場合は、水分量で鉢の重量が変わるため、土が乾燥した時の軽さを覚えておいて土の乾きを判断します。
      • 道具で確認:割り箸・竹串などを用土の中に差してみて、引き上げた時の割り箸・竹串の色と湿り気を見て乾燥具合を確認します。
      • 専用の道具:サスティーを土壌にさして使用します。サスティーは土壌が乾くと色が変化して水やりのタイミングを教えてくれます。
      肥料の与え方肥料の与え方
      • 芽出し肥:早春の新芽が動き出す前に、新芽の成長の促進や初期の成長を促す目的で与えられる肥料です。
        • 肥料の成分:リン酸・カリが多く含む肥料を選びます。
        • 肥料の製品:固形肥料(緩効性・BB肥料 など)がおすすめです。
        • 施し方(固形肥料):固形肥料の与え方は製品により置き肥タイプ・差し込みタイプ・埋め込みタイプがあります。製品に合わせて、規定された分量・規定された頻度・規定された方法で施しましょう。
        剪定のやり方剪定方法
        • 春の剪定:剪定時期は、新芽が動き出す前の早春頃に行います。これを行うことで、株の老化(木質化)を抑制し、新芽が勢いよく成長しやすくなります。剪定の方法は、株を観察して枯れたり損傷したりしている枝を根元から剪定して取り除きます。次に、株全体の外観をドーム状に整えるように、全体の3分の1から半分程度を目安にして剪定します。注意点として、必ず枝に葉(芽)が残るようにして下さい。完全に木質化した枝からは、芽が出ずに枯れることがあるためです。
        • 花後の剪定:最初の花が咲き終わった頃に剪定を行います。この剪定を行うことで、風通しがよくなり多湿による株の弱りを抑制したり、株が消耗して弱ることを防いだり、また再開花しやすくなったりします。剪定の方法は、株の3分の1を目安にしてドーム状に軽く切り戻しをしましょう。その際、必ず枝に葉(芽)が残るようにして下さい。完全に木質化した枝からは、芽が出ずに枯れることがあるためです。
        夏越しする方法夏越し対策一覧
        • 鉢植えの移動:長雨で株が傷みやすいため、軒下などに移動します。
        • 雑草の除去:周囲の雑草は風の流れや太陽光を遮り、育てている植物の成長を妨げたり、多湿を生み出す原因になったりします。そのため、不要な雑草は抜きましょう。ただし、土壌が剥き出しになることで乾燥が早まる場合もあります。
        • 排水性の改善:雨水などが周囲から集まりやすい環境にあったり、硬盤があったりすると排水が上手くいかない場合があります。対策として排水溝をつくったり、縦穴暗渠(縦穴排水)をつくり雨水が外に流れる仕組みをつくりましょう。
        • 花壇を高くする:花壇をレイズドベットにしたり、岩を並べてロックガーデンなどにしたりして、植物を植える環境を周囲よりも高くすることで排水性が改善されます。
        • 雨避けをつくる:植物の上に雨が当たらないように雨避けを張り、雨から植物を守ります。
        • 土壌の改善:土壌は土質により乾燥のしやすさが変わります。植物の植え付け時や植え替え時に、植物に合わせた土壌の改善をしましょう。詳しくは花壇土からご覧下さい。
        冬越しする方法

        Hardiness:5~8

        挿し木や株分けで増やす挿し木の方法
        • 概要:茎を採取して、この茎の長さや葉の数を調節し、切り口を土に挿して繁殖させる無性生殖の1種です。
        • 挿し木時期:発根率の高い晩春から初夏頃が適します。
        • 培養土の準備:培養土は切り口が腐敗して吸水を阻害しないように、無菌のものを利用します。一般的にはバーミキュライト・赤玉土・パーライト・ピートモスなどが利用されていますが、専用の培養土もあるため近くのホームセンターで探すのも良いでしょう。
        • 挿し穂の採取:挿し穂の茎は弾力があり健康な部分をカットして利用しましょう。また花芽分化が始まり生殖成長をしている茎は、発根率が極端に下がるため挿し穂に使うのは避けた方がよいでしょう。
        • 挿し穂の整形:挿し穂は長さを7~10cm程度にわけて、挿し穂の上部の葉を残して、下部の葉を取り除きます。茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くしておきましょう。
        • 水揚げ:整形した挿し穂の切り口をボウルなどに入れた水に約1時間浸し、十分に吸水させます。
        • 培養土に挿し穂を挿す:挿し穂を挿す場所を決めます。培養土の中に、割り箸等を利用して、事前に穴を開けておきます。挿し穂の切り口を下向きにして、培養土の中に挿し穂を入れましょう。通常は挿し穂の1/3程度を入れます。
        • 管理:明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう。
        取り木(圧条法)の方法
        • 概要:柔軟で長く伸びる枝の1部を土に埋めて発根させる圧条法と呼ばれる取り木の技法の1種です。
        • 取り木の時期:植物の生育が旺盛な春から初夏の季節が取り木に最適な季節となります。
        • 枝の選定:取り木を行う枝は、前年もしくは当年成長した、充実した枝の中から選定します。枝は柔軟で曲げることが可能で、鉛筆程度の太さがあり、健康なものを選びましょう。
        • 培養土:枝を埋める場所は、雑菌が多いと病気になる原因となるため、水捌けが良い清潔な培養土を入れたポットを準備するか、または礫質で雑菌が繁殖しにくい土壌で行いましょう。
        • 加工:枝の発根させたい部分の表皮を剥がすために、リング状(枝の周りを1周)に刃物で浅く切れ込みを入れて、表皮を剥離(環状剥離法)します。
        • 埋める:枝を曲げながら剥離した部分を地面に埋め、残りの枝は地表から出します。地面に埋めた部分が地表に出てこないように、枝をピンなどで固定して、必要に応じて地表に出ている部分も支柱で上向きに固定しましょう。
        • 管理:土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理します。発根して株が固定するまで数ヶ月かかります。
        • 定植:土中に埋めた茎から根が長く伸び、株が安定したのを確認出来たら、親株から切り離し、子株の方を好きな場所に定植しましょう。
        播種で増やす 植物の病気

        ラベンダー・ラバンディンの病気

        ラベンダー・ラバンディンの害虫

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