「梗概」の意味と書き方(卒論/レポート)・梗概の例
「梗概」とはあらすじのことで、物語や論文が何を書いたものなのかをコンパクトにまとめたものです。読み手にとって、読む前に作品の大まかな内容をつかみ、読み方の指針になります。梗概はどのように書けばいいのでしょうか。その書き方についてまとめていきたいと思います。
○簡潔で明快な文であること 凝った文章や美文である必要はありません。あくまで概要なので、簡潔で分かりやすい文章であることが最も重要です。 ○描写文は必要ではない 梗概の文章では客観的な説明文が求められます。小説の中で書くような描写文を入れる必要はありません。 ○筋を正確に要約をすること 梗概は物語の場合、何よりも筋がわかることが大事です。どういう設定か、主人公は誰で、登場人物とのように絡み、どのように話が展開し、どのように決着するのかなど、何がどうしてどうなったかを明確に書きます。ここで筋とは関係ないことや、細かすぎることまで書いているとバランスが悪くなってしまいます。話の流れが浮き彫りになるように書きましょう。 ○筋は結末まで書くこと 梗概に書く筋は、原則、結末まで書かなければなりません。序盤や、中盤までしか書かれていない梗概はいけません。ただし小説など物語の場合、この結末を書いてしまうと身も蓋もなくなってしまうという場合もあります。その場合は全体の9割までの起承転まで書かれていれば、結は匂わす程度でも大丈夫です。また筋が書けていればいいので、推理物などの場合、トリックの詳細まで書く必要はありません。 ○筋に関係のないことは書いてはいけない 梗概で、自分の作品のアピールポイントや考察などを書かないようにしましょう。あくまで筋をまとめたものが梗概です。 梗概は作品と別だからといっても、せっかく書くならばできる限り作品に対して面白そうだと読んだ人に興味を持ってもらえるものにしたいところです。梗概だけ面白くても仕方がありませんが、梗概を読んでつまらないという先入観ができてから読まれるか、面白いと思って読まれるかでは作品の印象が大きく変わってくると思われます。もちろん作品の内容だけで評価してくれると信じたいですが、万人がそうとは限りません。そのリスクはなるべく避けたほうがいいでしょう。
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初回公開日:2017年03月18日
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