ブルタバ(モルダウ)を簡単にまとめ!スメタナの人生やプラハの歴史も
ブルタバ(モルダウ)を簡単にまとめ!スメタナの人生やプラハの歴史も

ブルタバ(モルダウ)を簡単にまとめ!スメタナの人生やプラハの歴史も

今回は中学生が音楽で鑑賞する『ブルタバ(モルダウ)』についてまとめました! ということでモルダウ(ブルタバ)の鑑賞課題は

ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調「運命」を簡単にまとめ!ソナタ形式って何? 交響曲第5番ハ短調はベートーヴェンのとても有名な曲で、いわゆる『運命』です。 『運命』と言われただけで「ジャジャジャジャーン」とメ.

プラハとチェコの歴史的背景

19世紀後半、スメタナが活躍した頃のプラハ

プラハの歴史

→プラハは急激にさびれ、 チェコ語の禁止 など、文化的・宗教的に押さえつけられる

1879年のフランス革命をきっかけに、 プラハでも民族主義運動 が活発に!

1848年の革命運動にはスメタナも少し関わる→しかしすぐに鎮圧

1993年に チェコ共和国として独立 した

現在のプラハ
  • 「音楽の都ウィーン(オーストリア)」にならび「 音楽の街(City of Music) 」と呼ばれる
  • →ドヴォルザーク、モーツァルト、チャイコフスキー、ハイドンらも訪れた(音楽会のレジェンドたち)
  • 街中のいたるところで音楽演奏 がされている
  • 中世ヨーロッパの街並みが残る「世界で夫も美しい街」の一つとされている(映画のロケ地『のだめカンタービレ』も)

現在は「音楽の街」と呼ばれるまでになりましたが、スメタナの頃はオーストリア帝国に支配され、チェコ語などの文化も禁止されていました。その 支配からの解放と民族の文化の復活をを求めて作曲したのが『我が祖国』 だということなんですね。

『我が祖国』第2曲ブルタバ(モルダウ)について

ブルタバ(モルダウ)の特徴
  • ホ短調 (悲しみや暗いイメージ、他には『新世界』ドヴォルザーク、『硝子の少年』Kinki Kidsなど)
  • 長さは12〜13分
  • ブルタバの源流〜プラハ〜エルベ川への合流を表現
  • 7つの場面 からなる
  • 当時はチェコ語は禁止、 ドイツ語が強制されていたため『モルダウ』 とされた
ブルタバ(モルダウ)の7つの場面
  • [A]ブルタバの2つの源流
  • [B]森の狩猟
  • [C]農民の結婚式
  • [D]月の光、水の精の踊り
  • [E]聖ヨハネの急流
  • [F]幅広く流れるブルタバ
  • [G]ビシェフラトの動機
[A]ブルタバの2つの源流

楽器: フルート、クラリネット

  • 水源から湧き出す小さな水の流れを表現
  • 小さな音で演奏される
  • その後 ヴァイオリンとオーボエ が合流
  • 2つの流れを緩やかに表現
  • ブルタバの有名な旋律 が演奏される

楽器: ヴァイオリン、クラリネット

  • チェコの民族舞踊ポルカ が演奏される
  • 農民たちが結婚式のお祝いで楽しそう
  • 水の流れの雰囲気はなくなっている

また、 回転舞踊曲 とも呼ばれ、スキップしながら回転するアレですね!(動画参照↑)

[D]月の光、水の精の踊り
  • 夜になり、水面に月が映し出されている様子
  • 水の精が現れて、月の光とたわむれて踊っているよう
  • そこに ヴァイオリンとオーボエ が入り、 ブルタバの旋律 を表現
  • このブルタバの旋律は「朝の訪れ」を表している

楽器: 金管楽器、チェロ、コントラバス

[F]幅広く流れるブルタバ

楽器: 木管楽器、ヴァイオリン

  • 再びブルタバが穏やかさを取り戻した様子
  • 長調(明るいイメージ) でブルタバのテーマが表現される
[G]ビシェフラトの動機

楽器: フルート、ピッコロ

  • 川が大きく広がっていき、ビシェフラトの丘を通り抜ける
  • 堂々 とした印象
  • ※ビシェフラトの丘はかつて王宮があった場所(↑画像)

プラハやブルタバといえば!

プラハといえば 「音楽の街」 で 「世界で最も美しい街の一つ」 と言われますよね。

ぜひ行ってみたいのですが、その中でも特に有名なのが「 カレラ橋 」と「 グラスハープ 」です。

カレラ橋とは
  • プラハで最も古い橋
  • 1375年から約60年掛けてつくられた
  • 全長約520m、幅10m
  • 聖人の像が約30体並ぶ
  • 絵描きや大道芸人、露天商いつも賑わう
グラスハープ

「音楽の街プラハ」では、いつも街中で誰かの演奏がされているということですが、その中でも特徴的なのが グラスハープ です。

グラスハープは、水の入ったっグラスを指でなぞり、その摩擦で演奏する楽器で、意味は分かりますよね。