【看護学生】関連図の書き方~基本的な手順と解説~
【看護学生】関連図の書き方~基本的な手順と解説~

【看護学生】関連図の書き方~基本的な手順と解説~

関連図の基本的な書き方の手順をご紹介します。関連図が苦手、どう書けばいいか分からない、実習で初めて書くけどよく分からなくなった、という方には必見です!関連図は①病態、症状→②患者の状態→③心理社会面の手順で書きます。では、更に細かく見ていきましょう。

関連図は看護実習において苦手な人が多い記録物の一つです。 「最初の書き始めをどう書けばいいのか分からない」 「書いているうちに何を書きたいかわからなくなる」 「実習になったらどこに何を書けばいいか分からなくなった」などなど… このように関係線の繋ぎ方やアセスメントをどう活かせばいいのかなど、最初のうちはわからないことが多々あると思います。 今回はそんな方に向けて関連図の書き方や手順を解説していきますので参考になれば幸いです。

この記事が役立つ方

関連図の手順

事例関連図は慢性閉塞性肺疾患(以下.COPD)です。 簡単な情報(必要があればご覧ください) 老年期の男性、30年間の喫煙、呼吸困難によって食欲の減少、食事動作・排泄動作・清潔動作の自立度が低下している、総タンパク・アルブミンの低値、夜間頻尿がある、中途覚醒あり、妻が一人おり毎日面会に来る、入院前はボランティア活動を行っていた、内服薬自己管理、酸素濃度の切り替えを自分で行っている、日中ベッド上で足上げ動作を実施 非常に簡単な内容のため、分量も少なめとなっています

1.病態、症状

まず病態を書いていきます。病態とは疾患の発生の道筋のことです。受け持つ患者は必ず入院するだけの疾患を有しています。関連図ではこの疾患を表現する病態関連図をとして書いていきます。

病態、症状は①原因→②身体変化→③状態→④疾患→⑤症状の順番で書いていきます。

原因がいくつもある場合はその分書き、途中で身体変化や状態などで関連があればつなげたり、まとめたりしていきます。 今回の関連図では例えば、肺胞壁の破壊によって生じた肺弾性収縮力の低下が気道閉塞につながることが挙げられます。 ここの書き方には色々パターンがあるので、別記事にて紹介しますね。

ここで書く内容はアセスメントの健康知覚を参考にします。病態について健康知覚のところで文章に起こしているため、それをそのまま図にしたイメージです。

2.患者の状態

病態関連図が書けたらその下に患者の状態を書いていきます。 主に症状に続いて書いていくのですが、症状が患者にどのような影響を与えているのか、どんな状態にしているのか、という視点で書いていきます。

ここではアセスメントの前半部分(栄養、排泄、活動、睡眠など)が参考になります。また、看護問題や看護診断もここで書いていきます。事例関連図では四角で囲っている部分が該当します。

3.心理・社会面

最後は心理社会面です。これは主に関連図の外側本人から直接伸びることが多いです。 内容としては2つに分類できます。 関連図の外側(症状や患者の状態)から伸びやすいものは不安やストレス、ボディイメージの変容などがあります。 本人から直接伸びやすいものとしては発達段階、加齢変化、家族、社会関係が挙げられます。 また、患者によって価値信念についてはどちらからも伸びる可能性があります。 (※あくまでも参考程度の分類であり、絶対正しいわけではありません)

ここでは既に前述の通り、アセスメントの後半部分(コーピング、役割、自己概念など)が参考になります。看護問題や看護診断が入ることもあります。

※治療、検査

治療、検査ですが、これは書くタイミングが患者によって変わります。 治療によって患者に影響があり、症状の出現や看護問題となっているのであれば、これは①の段階で書いた方がいいですが、そうでなければ最後でも構いません。 書き方は病態と似ていて、①治療・検査→②身体変化→③状態→④症状の順で書いていきます。もし、治療に伴う影響がない場合はここまで詳細に書く必要はなく、①治療・検査→②患者の状態、実施状況→③看護診断といった具合に書いて大丈夫です。

ここではアセスメントの健康知覚が参考になります。治療に伴う悪影響を書くにしても、ウェルネスの視点から健康意識や自己管理面を書くにしても、内容はここを見ることになると思います。

まとめ

Aさん→病態、症状→患者の状態(看護診断)→心理社会面(看護診断)

これを見てもまだわからない…という人もいるかもしれません。 そんな方はまず、Aさんと書いて、そこからひとまず書き始めてみましょう。 この記事は何も書いていない状態で見ても理解は深まらないと思いますので、書きながら参考にしてみると、見え方も変わってくると思います!

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