「名犬『リンチンチン』」の名前の由来は、フランスの「幸運のお守り人形」の名前「ランタンタン」だった
「名犬『リンチンチン』」の名前の由来は、フランスの「幸運のお守り人形」の名前「ランタンタン」だった

「名犬『リンチンチン』」の名前の由来は、フランスの「幸運のお守り人形」の名前「ランタンタン」だった

「名犬リンチンチン」とは 日本版では少年の名前は「ハリス」 主題歌 キャスト(主な出演者) 「リンチンチン」は、もともとは「ランタンタン」 「ネネットとランタンタン(Nénette et Rintintin)」物語 フランス語解説の和訳 幸運のお守り人形「ネネットとランタンタン」の作り方 「ネネットとランタンタン」名前の由来は 「ランタンタン」は小太鼓の音か リー・ダンカンとランタンタン物語 シェパードの子犬たちを保護 子犬2匹を連れ帰る 映画(ワーナーブラザーズ)に売り込み 「名犬リンチンチン」フランス語版 今回のお話 「名犬リンチンチン」とは 「名犬リンチンチン」は、日本では1956年(昭…

「ネネットとランタンタン」についてご紹介しましょう。

この毛糸で作られた 2 つの人形は1918 年に生まれ、ひもでお互いに結ばれていたので、2つを切り離す事はできませんでした。

なぜなら、こうやって首に掛けていたからです。

この人形を身に付けていれば、砲弾や爆撃から身を守ってくれるとされていました。

彼らの名前は、適当につけられたものではありません。

少年ネネットと少女ランタンタン」は、もともと磁器製の頭部を持つ本物の人形でした。

彼らを作ったのは、1913 年のクリスマス向けのフランスのデパート「サマリテーヌ」のおもちゃのカタログで販売されていた「プールボ人形」のデザイナーである「プールボ」その人にほかなりません。

「プールボ」は、「プールボ人形」が、ドイツ製の人形に対抗できるものであると思っていました。

当時、ドイツ製の人形はたいへん使い勝手が良かったのですが、フランスの市場を侵略して来てもいたからです。

「ネネットとランタンタン」は、「フランシスク・プールボ」とその奥さんがお互いに付け合ったニックネームでした。

ゴータ G.IV爆撃機(Wikiより)

1918年(第一次世界大戦中)のパリでは、若いカップルがドイツ、ゴータ社製の複葉爆撃機や、ドイツの軌道式の巨大大砲「グロッス・ベルタ」による首都パリへの爆撃、砲撃から逃れることができたという話が広まっていました。

「グロッス・ベルタ」は「太っちょベルタ」、「ベルタ」は、ドイツ軍需会社社長の名前

誰が、この毛糸の人形を作り始めたのかは、誰も知りません。にもかかわらず、それをいつも、誰もが欲しがるようになりました。

人々はそれをフランス軍兵士に贈ったり、交換したりしました。

それは彼らフランス軍兵士同士や、彼らの奥さん、彼らの婚約者、そして「戦争のゴッドマザー」(日本の「千人針」のような、文通の風習)との結び付きを強くしました。

「ネネットとランタンタン」は 1950 年代(第2次世界大戦後)まで作られましたが、物語はそこで終わりません。

第一次世界大戦中の1918年、アメリカの飛行士たちが犬舎の瓦礫の中からジャーマン・シェパードのひと腹の子犬たちを発見しました。

「リー・ダンカン」隊長はそのうちの1匹のメスと1匹のオスを引き取って、「ネネットとランタンタン」と名付けました。

この犬(ランタンタン)は、数年後に私たちが映画で見ることになる犬であり、その子孫はテレビシリーズで、アパッチ砦での「ランタンタン(リンチンチン)」と彼の小さな主人「リュスティ(ラスティ)」の冒険として見ることになるのです。

「ランタンタン」は1923年に亡くなり、遺体はフランスに送還され、静かにアニエールの犬墓地に眠っています。

幸運のお守り人形「ネネットとランタンタン」の作り方

Atelier Nénette et Rintintin

「ネネットとランタンタン」名前の由来は

「ネネットとランタンタン」の二つの人形の名前は、当初は「少年ネネットと少女ランタンタン」と、男女の名前が逆に付けられていたんですね。

「ネネット(Nénette)」という名前 は、女性の名前「アネット (Annette)」、「ジャネット(Jeanette)」、「アントワネット(Antoinette)」 など の短縮形であり、女の子を呼ぶときの愛称です。

男女を間違えたのだとしても、イラストレーター、デザイナーであるフランシスク・プールボ(Francisque Poulbot)」(1879-1946,)の奥さんの名前は、レオナ・オンデルナール(Léona Ondernard)」(1881-1958)なのですが、それが短縮形で「ネネット(Nénette)」になるものかどうか。

プールボのイラスト「子供のクリスマス」« — T’as rien eu ?… — Si, un petit frère »<ー 何ももらえなかったの?… — もらえたよ、弟をね>

Nénette (右) と Rintintin (左) この一対の人形は、頭部が磁器で出来ています。プールボが1913年に作りました。

「ランタンタン」は小太鼓の音か

この辺のニュアンスについては、ネイティブのフランス人には” Rintintin ”がどんな語感で聞こえているのか、お聞きしてみたいところですね。

そう言えば、『タンタンの冒険』(タンタンのぼうけん、”Les Aventures de Tintin”)という、1929年から続くフランス語で描かれたベルギーの漫画もありました。

Wikiより、タンタン(Tintin)とスノーウィ(Snowy)

リー・ダンカンとランタンタン物語

リー・ダンカン (1893-1960) 伍長は第一次世界大戦当時、アメリカ陸軍第135航空隊に所属していました。

ダンカンの航空隊は、1918 年 9 月ドイツ軍に占領されていたフランス北東部の都市「サン・ミエル」を爆撃して奪還。

航空隊の航空砲手であったダンカンは、第135 航空隊の飛行機の着陸に適した空き地があるかどうかを調査に行った隊員の 1 人でした。

シェパードの子犬たちを保護

ダンカンはそこで、飢えた母犬のジャーマン シェパードと、生まれたばかりの子犬 5 匹を見つけたのです。

子犬2匹を連れ帰る 映画(ワーナーブラザーズ)に売り込み 「名犬リンチンチン」フランス語版 今回のお話 名犬ロンドンの歌(日本語版) 「ロンドン」は、犬のリアルネー… 上戸彩・樋口可南子・ダンテ・お父さん・アバンギャルディたち… 2大ヒット曲の共通点 共通点その1「下降音階」 降りて来る「ダ… 今日の人気記事ベストテン