トレミー管を使用してコンクリートの打設を行うチェックポイント5つ
場所打ちコンクリート杭にとってコンクリート打設は、 最後のイベントであるし品質的にも重要な部分。
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(9) コンクリート打込みその他
(ア) コンクリートの打込みは、 トレミー管を用いる。また、コンクリートの打込み開始時にはプランジャーをトレミー管に設置して、コンクリートと泥水等が混じり合うのを防ぎ、下部から泥水等を押し上げるように行う。また、 トレミー管及びケーシングチューブは、これを引き抜きながらコンクリートの打込みを行う。 このときトレミー管及びケーシングチューブの先端は、コンクリートの中に常に2m以上入っているようにする。ただし、杭頭の位置が地表面に近い場合には打込み落差が小さくなりトレミー管から杭周辺部ヘコンクリートが流動しにくくなることがある。この場合は、コンクリートヘのトレミー管の挿入長さを正確に管理することを条件に、 トレミー管挿入長さをlm程度としてよい。 トレミー管のコンクリー ト中への挿入長さが長くなると、 トレミー管先端からのコンクリート押出し抵抗が大きくなり、コンクリートの流出が悪くなるので、最長でも9m程度にとどめておく。また、ワーカビリティーの向上を図ったスランプフロー管理のコンクリートを使用する場合は、受入れ検査で実施されるスランプフロー試験 (JIS A l150:2020)に おいて、JIS A 5308:2024の 「表5-荷卸し地点でのスランプフローの許容差」に示される許容差を含めた数値が指定されたものであるかを確認するとともに、材料分離が生じていないことを目視により確認する。
(イ) ケーシングチューブを急速に引き抜くと、コンクリートに泥水等を巻き込むことになるので十分に注意する。
(ウ) コンクリート打込み時に、その浮力等で鉄筋かごの浮上がりが生じる場合があるので注意する。 また、コンクリートがある程度打ち上がってから、今まで動かなかった鉄筋かごが共上がりし始めることもあるので十分注意が必要である。
トレミー管のコンクリートへの侵入長さは2m以上、9m以下にすること。
良質のコンクリートを打設するためには、掘削孔中の泥水と コンクリートを極力混ぜないようにするのが得策であるということ。 最初に打設する不良部分を含むコンクリート以外は、 既に打設したコンクリートの中に、新たに打設することで 泥水との交わりを防ごうという原理。
トレミー管の侵入長さの管理を怠ってしまうと、 不良コンクリートが余盛り部分だけでなく全体に及ぶ 可能性があるので注意すべきポイントだよ。
ケーシングチューブは急激に引き抜かないこと。
こちらも、せっかく慎重に打設したコンクリートを、 杭周辺に設置してあるケーシングチューブを急激に 引き抜くことで硬化する前に泥水と混ぜてしまう危険性がある。
出来るだけそーっと抜く必要があるよ。
打設中の鉄筋かごの浮き上がりに注意すること。
一般的に、杭の掘削孔は安定液で満たされている。 そこに、コンクリートを打設することにより、安定液を コンクリートに置き換えているのである。
当然の事かも知れないけど、安定液とコンクリートでは 比重が違うので、コンクリートを打設することにより、 打設前の状態に比べ、打設の方が掘削孔の比重のバランスが 崩れやすい。
打設中に鉄筋かごが今までのバランスを崩して 浮き上がって来ることがあるので注意してね。
打設ピッチが早いので事前にコンクリートプラントとの調整が 必要不可欠 ということで、始めて管理をするときに起きやすいね。
「明日の朝から打設するから宜しく!」
掘削中のトラブルで打設のタイミングがずれると判断したら すぐさま生コンプラントに連絡して、打設の予定を変更しよう。
検尺をこまめに行って計画と実施のズレを確認すること。
「実際に行動として表さないと結果は0だから」
頭ではいくら理論として分かっていても「出来ない」のであれば ぜーーーーったいに結果として表れないよ。ということ。
私は誰にでもそんなことは言わないよ。
ここまで長い文章を最後まで読んでくれたあなただけに言っているからね。
つまり
トレミー管を使用してコンクリートの打設を行うチェックポイントは、
- トレミー管のコンクリートへの侵入長さは2m以上、9m以下にすること
- ケーシングチューブは急激に引き抜かない
- 打設中の鉄筋かごの浮き上がりに注意する
- 打設ピッチが早いので事前にコンクリートプラントとの調整が必要
- 検尺をこまめに行って計画と実施のズレを確認すること
これらの項目は、場所打ちコンクリート杭の品質に大きな影響を 与えることになるので、こちらの記事も合わせて確認しておこう。
負けるな新人!目指せ所長!0から始める建築現場監督への道 場所打ちコンクリート杭で品質上問題になる4つのポイントとは?(1)場所打ちコンクリート杭で品質上問題になるポイントって 一体なんだろう?とあなたは考えたことがあるかな?きっと、考えたことは有るはずだけど改めて聞かれると自信を持って答えることが出来ないというのが本音じゃないかな? では今回は、場所打ちコンクリート杭で品質上問題になるポイントについてお伝えしていくのだけど、まずは基準を定めよう。基準というのは、誰が「ポイント」を定めたのか?ということで別に、私が基準だ!と言っても構わないし、実際そのように書いている記事もたくさんあるのが現実。 でも.
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作者:TM
あっ、ただし「社外秘」や「会社独自の技術」じゃ無いよ。 あくまで、「私個人の感じる本音」だよ。
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