日本人初の快挙!茨城に住む音楽プロデューサーが、前人未踏の全米1位を獲得「目指すのはグラミー賞」
エンターテインメント王国・アメリカの音楽界において権威とも言える「ビルボード」のヒットチャートのトップに、日本人プロデュ…
ちなみに過去の日本人によるビルボードチャート首位は、1963年に「上を向いて歩こう(SUKIYAKI SONG)」で1位となった坂本 九さんをはじめ、シンセサイザー奏者の喜多郎さん、ジャズピアニストの松居慶子さんらの例がある。しかし、ヒップホップの本場、アメリカのビルボードR&B/HIP HOPアルバムチャート首位の作品をプロデューサーとして手掛けたのは日本人初であり、快挙であることは間違いない。
なお、Lil Durkさんのアルバム「The Voice」はこれまでに全米で約50万枚を売り上げており、RIAA(全米レコード協会)のゴールドディスクにも認定。TRILL DYNASTYさんは日本人プロデューサーとして、ゴールドディスクも手にすることとなる。
“TRILL DYNASTY”の名前と共に、プロデュースした楽曲名やアーティスト名が刻まれている ※写真は本人提供
最初は、ドレミのドの音も分からなかった
TRILL DYNASTYさんのInstagramなどSNSには、その偉業を称賛するコメントが多数寄せられている ※写真は本人提供
先述の楽曲「The Voice」でも顕著なように、TRILL DYNASTYさんが得意とするのはピアノの音色が特徴的な、哀愁漂う作風。自分の特徴的なサウンドが形成された理由を、こう説明してくれた。「僕が一番憧れていたのは、鍵盤が弾けるプロデューサーでした。それに、人一倍苦労を味わってきたようなイカツいラッパーたちがきれいな音色に乗せてラップをしていると、いっそう哀愁を感じるんです。ブルージーな匂いが漂ってくる。そういう世界にすごく惹かれました。鍵盤やオルガンの音は、ジャズやブルース、ゴスペルといった黒人音楽のルーツともつながってくるし、そうした要素が融合しているところに魅力を感じますね」。
「目指すのはグラミー賞」―― 最後に自らの夢を力強く語ってくれたTRILL DYNASTYさん。それが現実となる日も、もしかするとそう遠くないのかもしれない。