ガソリン・エンジン
ガソリン・エンジン

ガソリン・エンジン

農業機械に使われるガソリンエンジンの構造を記載してます。

1. カム・ギヤ 2. ガバナ・ギヤ 3. タイミング・ギヤ 4. オイル・スクレパ(コンロッド下部) 5. クランクシャフト 6. カム 7. コネクティング・ロッド(コンロッド) 8. ガバナ・シャフト 9. ガバナ・レバー 10. タペット(バルブ・リフタ) 11. プッシュ・ロッド 12. シリンダ・ヘッド・ガスケット 13. バルブ 14. ピストン 15. クーリング・フィン 16. イグニション・コイル 17. 磁力板( 15 のフライホイールに貼り付けてある磁石の板) 18. スタータ・プーリ 19. フライホイール 20. ドレン・プラグ 21. ベアリング 22. オイル・シール 23. 出力軸

バルブ・クリアランス調整なし。 OHV(オーバヘッド・バルブ)…ピストンの上にバルブがある クランクシャフトに直結されたタイミング・ギヤは、カムシャフト・ギヤと噛み合って回転する。

バルブ・クリアランス調整あり。 OHC(オーバヘッド・カム)…ピストンの上にバルブがある OHVと違い、カムシャフトはシリンダ・ヘッドに取り付けられている。

調整方法…OHV、アジャスト・スクリュ式 エンジンが冷えた状態(冷間指示のもの)、またはエンジン暖気後の状態(温間指示のもの)で、ピストンを圧縮上死点にする。 農業機械で使われる単発エンジンは冷間指示のものが多い。

B のナットを緩め、 A のアジャスト・スクリュを回して(マイナス・ドライバなどで)、規定のクリアランス(シックネス・ゲージを使う)にしてから B のナットを締める。

タイミング・ギヤ(クランク・ギヤ)とは、カム・ギヤと噛みあい、バルブを定められたタイミングで確実に開閉させる役目があり、カム・ギヤはタイミング・ギヤの2分の1の歯数になっている。

エンジンを運転するには、1リットルのガソリンに対して10m 3 に近い空気が必要で、この空気には多くの埃など異物を含んでいる。

また、排気ガス中の有毒なCO、HC、NO x を無毒なCO 2 、H 2 O、N 2 にする触媒コンバータは、農用の単発空冷ガソリン・エンジンにはない。

  1. エア・クリーナ・ケースのカバーを外す。 …多くの場合、引掛けてあるだけか、または蝶ネジなどで止めてある。
  2. エア・クリーナ(スポンジ)を外す。 …プレートがあるものは向きを覚えておく。 通常は、穴が空いてないほうがキャブレータ・ベンチュリ側 に向く。
  3. エア・クリーナ・ケース・ボディを外す。 …多くの場合、頭部10mm(6mm、ピッチ1mm)の正ねじボルト、もしくはナット2本で止めてある。
  4. キャブレータを外す。 …スロットル・レバーを最低回転位置にして、ガバナ・レバーからスロットル・バルブに付いているガバナ・ロッドを外すが、エンジンによってはマフラ・カバーなどを外す必要がある。

  • セル付なら、上記条件でセル・モータを回せば良い。
  • 現在のミラクル・スタートなどのリコイル・スタータは、軽く引けば良い。
  • スパーク・プラグのハウジング部をシリンダ・ヘッドなどに接触出来ない場合は、工具などの金属を延長させて接触すれば良い。
  • 乾いた手でプラグ・キャップ、またはガイシ部を持ちスタータを引く事。
  • 火花点検で火花が出ていても、必ずしも良好だとは限らない。 新品のプラグに交換して症状が改善されることがある。 つまり、目視なので判断を間違うときもある。
  • 中心電極の角が丸くなった物や、カーボン除去が困難な物は交換する。
  • 指定のスパーク・プラグを必ず使う事。 バルブやピストンに当たったり、熱価の問題がある。
  • 中心電極回りに付着したカーボンを除去するときは、キャブレータ・クリーナを吹き付け歯ブラシなどで軽く擦って落とす。 鉄ブラシや先の尖ったものを使用しても良いが、絶縁体(ガイシ)を傷付けないように十分注意して行う。
  • 閉めすぎないこと。
  • シリンダ・ヘッド内にゴミなど落とさない事。