自工程完結|各工程が品質を保証し、効率と品質を向上する
自工程完結自工程完結とは、製造業や生産管理において、各工程が自らの責任で品質を保証し、次工程に不良品を流さない仕組みのことである。この考え方は、トヨタ生産方式における「ジャストインタイム」や「自働化」の理念と深く結びついている。自工程完結を...
トヨタ自動車では、「自働化」という仕事のやり方から自工程完結が発展した。自動化(オートメーション)に対し、人べんを用いた「働」という文字を使っている。自動化(オートメーション)は製作物の品質や設備の異常が起こった場合に、機械が自ら異常を検知して止まり、不良品の発生を未然に防ぐ。「自働化」では、設備から工場スタッフや他部門のスタッフにまで広げ、問題が起こったときに異常を感知して自ら止まり、次の部門にその影響を回さない、そのような組織・仕事のやり方である。
自工程完結の実施 自工程完結の実施のリスト- 目的・目標の明確化
- 他部署との関連を含めた仕事のプロセスの抽出
- 仕事のプロセスを作業の最小単位に分解する
- 作業ごとに良品条件と判断基準を決める
- 実務で運用し、評価する
自己工程完結を実現するポイントは下記のとおりである。
標準作業手順書(SOP)標準作業手順書(SOP)とは、作業を標準化し、誰が実施しても同じ手順で作業が行えるようにするものである。各工程における作業手順を明確に定義し、統一された方法で実行することを目的とする。
気付きシート自工程完結は、その仕事の良し悪しをその場で自分で判断し、適切に対応できることが重要である。これを常に意識し、気付きシートを作成して文章化し、各作業の自工程完結状態を確認する。チーム内でフィードバックを行い、改善を図る。