「トップガン」を盛り上げるオープニング、エンディング曲
「トップガン」はオープニングもエンディングもストーリーを凝縮したような曲でビシッとキメています。
ストーリーのエンディングで、女性がコインをジュークボックスに入れて流れる曲は「You’ve Lost That Lovin’ Feelin’(ふられた気持)」(1964)です。作曲家のバリー・マン、作詞家のシンシア・ワイル、音楽プロデューサーのフィル・スペクターが作詞・作曲し、歌っているのはライチャス・ブラザーズです。曲自体がリリースされたのは1964年なので、「トップガン」公開よりも22年も前の曲になります。リリース当時からビルボードチャートで1位にランクインする人気曲です。
他にも1999年にアメリカ放送音楽協会から発表された「20世紀にアメリカのテレビやラジオで最もオンエアされた100曲(Top 100 Songs of the Century)」では、800万回以上のオンエアで1位となっています。
「You’ve Lost That Lovin’ Feelin’」は初めはトム・クルーズ演じるマーヴェリックがチャーリーをバーで口説くために歌っていました。しかしエンディングではチャーリーがジュークボックスからマーヴェリックに向けて流している曲です。「ふられた気持ち」という歌で二人の絆を結ぶことに、ストーリーでも描かれた関係性が凝縮されている気がします。
Mighty Wingsチープ・トリックもまた2016年にロックの殿堂入りをしているバンドです。代表曲には「I Want You to Want Me(甘い罠)」(1977)や、「The Flame(永遠の愛の炎)」(1988)があります。
Mighty Wingsは直訳すると「強大な翼」です。「Danger Zone」のようにビルボードチャートにランクインこそしていませんが、マーヴェリックらトップガンの訓練生たちの力強さをイメージさせるエンディング曲となっています。