トレーラーの運転とは?運転技術やバック&カーブのコツ、免許事情まで!
トレーラーの運転とは?運転技術やバック&カーブのコツ、免許事情まで!

トレーラーの運転とは?運転技術やバック&カーブのコツ、免許事情まで!

トレーラーの運転とは?運転技術やバック&カーブのコツ、免許事情まで! トレーラーの良いところは、トレーラーとトラクターを切り離すことが出来るので、フェリーで荷物を運ぶ時などはトレーラーのみを積み込むことができます。 「それで結局どういいの?」というと、なんと 運賃とドライバーの人件費を抑える事が可能 なのです!!

トレーラーの良いところは、トレーラーとトラクターを切り離すことが出来るので、フェリーで荷物を運ぶ時などはトレーラーのみを積み込むことができます。 「それで結局どういいの?」というと、なんと 運賃とドライバーの人件費を抑える事が可能 なのです!!

そして構造についてですが、トラクターが連結されて運転する事が前提なので、 トラクター単体には荷物を積むスペースが用意されていません。 トレーラー部分に関しても前輪がないので、 連結していない時にはどっちも運搬車としては使えない のです。

フルトレーラー

フルトレーラーとは、一台の貨物車の後部に単体の荷台が連結されていて、セミトレーラーとは違って トレーラーの荷重が全てドリーに掛かる ので、区別して呼ばれています。

方式も分かれていて、ルネットアイをトラクターのピントルフックに連結する方式がほとんどの ドリー式 、ベルマウス式がほとんどの センターアクスル式 があります。

カタカナばっかりで舌を噛みそうですが、頑張るのでついてきてくださいね。

トラクターとトレーラーの連結部分が可動式になっているドリー式が多く見られますが、2箇所で曲がってしまう事によって 後進が非常に難しく、フルトレーラーはあまり普及はしていない のが現状。 しかし、空港内での航空機地上支援車両の中で、貨物や手荷物などを運ぶ際には、ほとんどこのタイプの車両が使われていますよ。

さて、ドリー式のほかにセンターアクスル式という形式のものが最近登場して注目を集めています。 センターアクスル式は、可動部分がトレーラー側の連結部のみの1箇所。 トレーラーのタイヤ軸を中央に配置することで、 セミトレーラーと同じ運転 感覚で 後進する事を可能 にしています。これは魅力!

トレーラーを運転するコツ!

実際その通りで、 全長10mを超える ものがほとんど! 20m近く の車両もあるほどです。

大きさがピンとこない人は、25mプールを思い浮かべてみてください。 それより少し短いものの、私は確実に 泳ぎ切ることが出来ない長さ ですよ…! 泳げないわけではないんです。息継ぎが出来ないんです!!

とにかくそんなに長いと、普通のトラックよりも思い通りに運転できません。 ベテランのドライバーさんでも難しいと思う時がある んだそうです。

そんな難しそうなトレーラーの運転ですが、 運転のコツ と言うものはあるので安心してください!

直進するとき

直進する時に気を付けなくてはいけないのが、連結状態の長さ、幅、高さです。

また、交差点や踏み切りでは特に注意が必要。 後ろの長さを把握せずにムリに通ったりすると、 事故の原因 になってしまいます。

その他、幅や高さが車より大きい時は、しっかり 注意しないとぶつけてしまう恐れもアリ!! こちらも気を付けておきましょう。

左折するとき

次に左折をする時のコツをお伝えします。 スムーズに左折していくドライバーさんはステキですよね〜! でも、ちょっぴり難しいんだな・・・。

交差点などで左折する時は、 前方に深く進入してから旋回するのがコツ になります。 トレーラーでの左折は普通トラックよりも運転が難しいので、 内輪差 に注意して運転してくださいね。

内側の車輪のラインを確認、予測しながら周囲の車や障害物に当たらない様に丁寧に通過します。 この時、あまり 極端な大回り をすると 事故を起こしてしまう可能性 があるので注意!

また、対向車線側に車線を越えて大きく旋回しなくてはいけないので、前後から他の車が走ってきている時は、 一度動作を止めて道をゆずる と言った配慮をすると良いですね◎。

右折するとき

交差点やカーブでの右折時には、対向車に当たらない様にしっかりと確認し、注意しながら運転を行いましょう。 その際は、状況に応じて大回りをするのが必要な場合もあります。

ちなみに、ブレーキを強く踏むと、トラクターの前輪に ロックが掛かって、運転や操縦が出来なくなってしまう 事があるので気を付けてくださいね。

万が一、前方が崖になっているような危険な場所でこうなってしまうと 死亡事故に繋がってしまいます…! なので 急ブレーキは出来るだけしない 様にし、前を確認しながら丁寧に曲がりましょう。

バック(後進)するとき

女性がドキドキする男性のしぐさといったランキングの上位常連ですよね、バック運転は! 「助手席のシートに手をかけて後ろを見ながらバックする」とかね・・・。 男性の方は、ついでに覚えておくと良いかもしれないですよ。

さて、トレーラーは連結部で折れ曲がってしまうので、 自分の思う方向へは中々向いてくれません

よく言われている、〝 ハンドルを反対に切る 〟という方法では解決しない状態になってしまう事もあります。

連結部の折れ角や車のハンドルにも切れる限界がある為、中には 折れ曲がってしまったままどうしようもなくなる… という事も。

バック時は、トレーラーを中心に考えて。 「 自分が乗っている車はトレーラーの前輪 」 だと想像し、トレーラーの方向を変えるには前輪がどちらを向けば良いのかと考えると良いでしょう。

車庫入れ・方向転換 ■トレーラーが左にずれてしまった場合 1.ハンドルを左に切る 2.ハンドルを右に切る 3.ハンドルを左に戻す 4.ハンドルを右に切る 5.微調整をおこなう 6.ハンドルを真っ直ぐにする

1の詳細 まず、後進している時にトレーラーが左へ曲がってしまったら、トラクターとトレーラーを真っ直ぐの状態に戻します。 2の詳細 次に、トラクターを右方向に振って、思っているライン上にトレーラーが乗るように調節します。 3の詳細 トレーラーがラインに乗ったら、トラクターとトレーラーの折れ角を一定に保ちながらハンドルを真っ直ぐになる直前まで戻します。 4の詳細 再度ハンドルを右に切るのですが、ハンドルを切るタイミングが早いと左、遅いと右にずれてしまうので、タイミングには注意しましょう。ハンドルを切りすぎるのも大きくずれる原因になるので切り過ぎないようにしましょう。 5の詳細 思っているライン上に乗っていたら、トラクターとトレーラーが一直線になるように細かいハンドル操作で調整をします。 6の詳細 トラクターとトレーラーが一直線になったら、タイヤを真っ直ぐにする為に、最後にハンドルを真っ直ぐにします。

トレーラー事故を予防するための運転注意点

トレーラーは、その形状から特有の理由で 事故が起こりやすく なっていたりします。 事故を起こさない為に気を付けることがあるので一緒に見ていきましょう!

■トレーラーを運転する時に気を付ける事 ・車両の後部に長く重量がある物を牽引している事を忘れない。 ・車両が長い分、何をするにも時間が掛かる事を理解しておく。 ※道を横切る時やカーブを曲がる時など、早く動けないので時間が掛かります。 ・交差点では、車両の全長が収まるだけの場所がある時だけ前進する。 ・法定最高速度は、高速道路で80km/h、一般道で60km/h。 ・制動距離が長くなる事。 ・下りの坂道では、慣性ブレーキの性質で常にブレーキが掛かった状態になる。 ※下り坂が長く続く場合は、時々休んでホイールが過熱してないか確認しましょう。

普通のトラックよりもサイズが大きいトレーラーは、その分注意しなきゃいけないところも多いんです…。 しっかり覚えて確認してくださいね。 展子との約束 ですよ★

ジャックナイフ現象

ジャックナイフ現象は、トラクター部分とトレーラー部分が くの字に曲がってしまう トレーラー特有の現象の事。 こうなってしまうとトラックを コントロールしにくくなり 、トレーラーと一緒に横転してしまう様な重大事故に繋がってしまいます。

ちなみにどうしてジャックナイフ現象と呼ばれるのかと言うと、 ジャックナイフ(折りたたみナイフ)にトレーラーの状態の見た目が似ている 事からそう呼ばれました。

ジャックナイフ現象がどういう時に起こりやすいかと言うと、 〝 滑りやすい路面を走っている時 〟 と 〝 過積載時 〟 があります。

■ジャックナイフ現象が起こりやすい状況

滑りやすい路面を走っている時 雪や雨の時などの運転で、急ブレーキや急ハンドルなどを行うと車輪がロックされてしまい、タイヤが滑ってジャックナイフ現象が発生してしまいます。 車両をコントロールすることが出来ず、重大な事故に繋がるケースが多く危険です。 過積載時 過積載などが原因で、トラック側の力よりトレーラー側の力が強くなった時なども、ジャックナイフ現象が起こりやすくなっています。 特に道路上の段差や、勾配の変わり目などで発生する事が多くなっているので注意しましょう。

トレーラースイング現象

次にトレーラースイング現象ですが、その名の通り トレーラーがスイング してしまう事を言います。

どんな状態かと言うと、トレーラーのブレーキにロックが掛かってしまい、 ゴルフのスイングのようにトレーラーが左右に振られてしまう 状態。 少し想像しただけでも、大変なことだと分かります…!

後方部分のトレーラーを操作する事は出来ないので、トレーラースイング現象がカーブなどで起きてしまうと、 重大な事故 になってしまうのです。

トレーラースイング現象の原因としては、トレーラーのブレーキを掛ける事でブレーキがロックされて起こるのが大半で、 〝 トレーラーロック現象 〟 と呼ばれることもあります。 最も多い状況が、スピードが出ている状態で カーブに入ってトレーラーブレーキをかける事。 それに、荷物が入っていない状態でトレーラーブレーキをかけた時もトレーラースイング現象が起こりやすいので気を付けましょう。

さらに、トレーラースイング現象は路面の状態によっても影響されます! 晴れた日のアスファルトではトレーラーブレーキはロックされにくいのですが、雨の時や舗装されていない道路などでは ロックされやすく なっています。

プラウアウト現象

プラウアウト現象はトレーラー特有の現象。 トレーラーの制御が出来なくなってしまう 大変危険な現象なのです。

プラウアウト現象が起こる原因は、急ブレーキを踏む事により、トラクターヘッドのブレーキがロックされる事が挙げられます。 なので、 〝 トラクターフロントロック現象 〟 と呼ばれることがありますね。

さて、プラウアウト現象が起こることが多い状況としては、例えば前方の車と 十分に車間距離を取らないで走行している時。 カーブの手前で前方の車が減速する為にブレーキを踏んだので、トレーラー側も慌ててブレーキを踏むと、フロントのブレーキにロックが掛かるという状況です。

こうなるとハンドル操作が効かないので、 ひたすら直進してカーブを外れてしまう… と言う事になってしまいます。

カーブを外れた先に何も障害物がなければ、まだ被害は小さく済むのですが、 高速道路や高架道などで起こった場合は最悪転落してしまう 事も…!

スネーキング現象

急制動や速度超過などをきっかけに、ヒッチボールを支点にして連結した車両が曲がってしまい操縦不能になる事です。

一度起こってしまうと、 道路に横転 してしまい2次的にも重大事故になってしまう傾向があります。

スネーキング現象と呼ばれる理由は、トレーラーが 蛇の様にうねって蛇行運転状態になる 事からきています。

■スネーキング現象が起こる原因

トラック側にある原因 ・左右の重量が揃っていなくてバランスが悪い。 ・タイヤの空気圧等が左右で揃っていない。 ・前後方向の重心がアンバランスになっている。 環境的な原因 ・道路の路面自体がうねっている。 ・路面が傾いた状態。 ・強烈な横風。 ドライバーによる原因 ・スピードの出し過ぎ。 ・左右振動を発生させるようなハンドル操作。

環境での原因以外は予防できる事なので、普段から 車両の点検を念入りに おこなったり、 運転操作に気を配る と良いですね◎。

トレーラー運転手になるための免許

ここまでトレーラーの運転に関しての知識を話してきましたが、実際にトレーラーを運転したいと思ったらどんな免許が必要なのでしょうか。

トレーラーは運転席と荷台が分離している車で、別名として牽引車と呼ばれます。 牽引車を運転する為には、荷物を牽引する方の車部分の免許に加え、 〝 けん引免許(牽引免許) 〟 が必要となります。

「けん引免許ってどんな免許なの?」というと、 重量が750㎏を超える自走しない状態の被けん引車 、つまりトレーラーの後ろ部分を車に連結させて牽引する時に必要になります。 被けん引車の 重量が750kg以下の場合は、けん引免許はなくても問題ありません。

けん引免許(牽引免許)

けん引自動車とは、けん引する為の装置や構造を備えた大型、普通、大型特殊自動車の事で、けん引される為の構造や装置を備えた車の事を指します。 大型、普通、大型特殊自動車で他の車をけん引する場合は、 けん引する自動車の種類に応じた免許以外にも、けん引免許が必要 です。

最近増えてきた大型貨物トレーラーや大きいキャンピングカー、タンクローリーなどを牽引する時は、大型免許や普通免許と併せて必要です。 簡単にまとめると、引っ張るものが何であっても、 引っ張られる方が750kgを超えると絶対にけん引免許が必要 になるという事です。

けん引二種免許

次にけん引二種免許についてですが、けん引二種は トレーラーバスや連接バスの運転をする時 に必要になります。 けん引二種免許の受験を受けられる条件としては以下の通りとなります。

■けん引二種免許の受験条件

  • ●21歳以上である事。
  • 次の2つのいずれかの項目を満たしている事。 ● 大型第一種免許、中型第一種免許、普通第一種免許、大型特殊第一種免許のうちいずれかを受けて通算して3年以上経過している(免許停止期間を除く、例外規定にあたる者は2年以上)。さらにけん引第一種免許を受けている事。
  • 他の第二種免許(大型第二種免許、中型第二種免許、普通第二種免許、大型特殊第二種免許)を受けている事。

ちなみに、平成27年の けん引二種免許の合格率は22.1% で、平均して4.5回受験しているそうです。結構試験を受けないといけないんですね。

免許取得する為の試験に関しては、自動車教習所での教習や技能検定は行われていないので、運転免許試験場での技能試験に合格する必要があります。

試験の内容としては、実は牽引二種と牽引一種の試験は同じで、 合格点の違いがあるだけ なんです。(一種が70点、二種が80点) なので、牽引一種を飛び込み受験する人が、ついでで合格してしまう事もあるそうです。

受験資格を満たしているなら、 一緒に受けた方がお得 かも知れないですね!

トレーラー運転手の求人事情!

「トレーラーの運転方法や免許についてもうばっちり!トレーラーの運転手になりたい!」と思った方たちの為に! トレーラー運転手の求人 に関して、お話をしてみようと思います。

一般的な話なのですが、大型トレーラーを運転するまでは、2t車・4t車・10t車と言う風に 少しずつ大きいトラックの運転経験を積むパターン が多いです。 なので、何らかの トラック運転経験があれば有利でしょう 。

ですが中には、 運転経験は重視せず、安全運転や安全作業が出来る人なのかという点を見る 会社もあるようです。 そういう会社なら、大型免許やけん引免許を取ったばかりの方でも安心ですね!

■トレーラー運転手に採用されやすい会社の特徴

トレーラー以外の大型トラック(単体車両)も使用している。 ※大型トラック運転手として採用してもらって、トレーラー運転手の欠員が出るのを待つ事が出来ます。 トレーラー未経験者の新人研修を行っている。 ※会社の景気が良ければ、増車する可能性も。 人の入れ替わりが多い。 ※欠員補充の為に募集が多くなります。ただ、人の入れ替わりが多いという事は、労働条件や賃金、もしくは人間関係が悪い可能性がありますが入ってみるまでは分かりません。

求人に関してはタイミング次第になりますが、トラック運転手をしている知り合いの方がいれば、 紹介などをしてもらえる可能性 もありますね。

就活・転職のコツ

一概には言えませんが、やっぱり トレーラー運転手の経験がある場合は、採用される可能性が高く なります。

「トレーラーの運転経験がなくて採用されなかったら、どうやって経験積むんじゃ!」との声が聞こえてきそうですが。 トレーラーは運転した事がなくても、他の大型車を運転した事があったり、4トン車などの中型トラックを何年か運転していて大型に挑戦する、と言った場合だと採用されることもあるそうです。

トレーラー運転手の声

■トレーラー運転手の声

・「運送業界の給料は地域で結構な差があります。そして、免許を持っているだけではトレーラーには乗せないと言うのが当たり前になっています。 普通の大型車とは違って、たった10cm程度の ピン1本で繋がってる危険な乗り物 なのでちゃんと教育出来ないと大変な事になるので。 募集をすれば経験者が応募してくるので、未経験者を育てるメリットは少ないです。 」

・「現役で働くトレーラー運転手です。 今だとどの会社もまず 経験者でないと雇ってくれない ですね。 他の トラックとトレーラーはやはり別物 です。 運ぶ荷物にもよって内容も変わり、 トレーラーであってもバラ積みバラ卸しはありますよ。 自分の場合だと、JRコンテナ3本を積んで、貨物駅から自動車メーカーの 部品の配送センターの間を横持ちに従事しています。 以前は、箱台車で雑貨の夜間定期をしてました。その仕事がなくなったので、今の横持ちに変わったんです。 まずは 未経験でも雇ってくれるところ、将来的にトレーラーに 乗せてくれるところを探すのが良い と思います。」

現場の運転手さんの声を聞くと、運転の難しさから なかなか厳しい状況 だと言うのが感じ取れました。

やはり、トレーラーの経験者でないと採用してくれない場合が多々あるみたいです。 ただ、全くないかと言うとそうではないみたいなので、もしトレーラーの運転経験がなくてトレーラー運転手になりたい方は、 諦めずに会社探しをするのが良さそう です。

トレーラー運転についてのまとめ

トレーラーの運転はこれでばっちりですね。 姫には難しそうだったトラー。トレーラーの運転手さん凄いトラー! 我が王国にもトレーラー運転手が欲しいのぉ。 だったら姫のお婿さんとして迎えるトラ! 結婚はまだ早いぞ!わしは寂しいぞー!!