ねぷたとねぶたの違い – 詳しい話
ねぷたとねぶたの違い – 詳しい話

ねぷたとねぶたの違い – 詳しい話

ねぶたとねぷたの違いって何?(結論) 地域によってねぶた・ねぷたの『呼び名』が異なります。 &n

など、「形状によって名前が違う。」という誤った答えを多く見かけます。 青森県民でもそういった回答をしている方がたくさんいらっしゃいます。 原因は、有名な二つのねぷた・ねぶた祭である「弘前ねぷた」「青森ねぶた」のイメージから来る 勘違いです。 確かに、「弘前ねぷた」は扇型、「青森ねぶた」は人形型というイメージがあります。 しかし、この回答だとねぷたとねぶたの違いではなく、「弘前ねぷた」と「青森ねぶた」の違いという話になってきます。

何度も言います。ねぷたとねぶたの呼称の違いは 形状ではありません。 なぜなら弘前ねぷたまつりや黒石ねぷた祭りにも人形型のねぷたがありますし、つがる市ネブタにも扇形と人形型の両方が存在しています。 五所川原立佞武多の読みは、「ごしょがわらたちねぷた」が正式です。

では、ねぶたとねぷたは何が違うのでしょう?

上にも書いていますが、 呼称による違いはありません。 もともとの呼び名の由来は同じで、地域によって訛り方に違いが生まれ 呼び名が分かれたと考えていいと思います。 ねぶたとは○○の事で、ねぷたは□□の事ですと明確に説明できるようなものではないでしょう。

違いが生まれるのは、○○ねぶた だとか ○○ねぷた と地域等の名前が入ったときです。 ○○ねぷたはこういう祭りで、△△ねぶたはこういう祭りで、この点に違いがあるんだよ。という事です。 地域別でいうと、弘前を中心にした地区は、ねぷた(ネプタ)。 青森を中心とした地区や下北地区では、ねぶた(ネブタ)。 と呼ばれています。

浅虫ねぶた – 青森市 鯵ヶ沢ねぷた – 鯵ヶ沢町 碇ヶ関ねぷた – 平川市 板柳ねぶた – 板柳町 市浦ねぶた – 五所川原市 稲垣ねぶた – つがる市 田舎館ねぷた – 田舎館村 今別ねぶた – 今別町 岩木ねぷた – 弘前市 岩崎ねぷた – 深浦町 大畑ねぶた – むつ市 大間ねぷた – 大間町 大湊ネブタ – むつ市 大鰐ねぷた – 大鰐町 尾上ねぷた – 平川市 風間浦ねぷた – 風間浦村 柏ねぷた – つがる市 蟹田ねぶた – 外ヶ浜町 金木ねぷた – 五所川原市 川内ねぶた – むつ市 黒石ねぷた – 黒石市 小泊ねぶた – 中泊町 佐井ねぷた – 佐井村 車力ねぶた – つがる市 相馬ねぷた – 弘前市 田名部ねぶた – むつ市 つがる市ネブタ(木造ねぷた) – つがる市 鶴田ねぷた – 鶴田町 東通ねぷた – 東通村 常盤ねぷた – 藤崎町 中里ねぶた – 中泊町 浪岡ねぶた – 青森市 平内ねぶた – 平内町 平賀ねぷた – 平川市 深浦ねぶた – 深浦町 藤崎ねぷた – 藤崎町 三厩ねぶた – 外ヶ浜町 森田ねぷた – つがる市 横浜ねぷた – 横浜町 脇野沢ねぶた – むつ市

弘前ねぷたと青森ねぶた

では弘前ねぷたと青森ねぶたは何が違うでしょう? どちらも、1980年(昭和55年)には国の重要無形民俗文化財に指定されました。 弘前がねぷたで青森がねぶたという名前も当時指定された際に明確に決まったとも言われています。

表記は弘前ねぷたまつり(祭りではなくひらがな) 大半が扇型で、80台前後の参加がある。 高さは大型のもので6m~10m弱(特に制限はないが電線などの問題あり) 子供たちがねぷたを引く。 ゆったりしている(団体による) 掛け声は「ヤーヤドー」

表記は青森ねぶた祭(送り仮名がつかない) 人形型がほとんどで、20台ちょっとの参加。 高さは4~5mで横に広い(9m)。(歩道橋の関係で大きさに制限がある) 引手という人たちがねぶたを引き、扇子持ちという人が動きを指示する。 ハネト(跳人)が存在する。(衣装を用意すれば気軽に参加できる) 盛り上がりがある。 掛け声は「ラッセー(ラー)」

なぜ二つの呼び名が生まれたのか

諸説あります。 津軽弁で、「眠い」という事を「ねぷて」とか「ねぷたい」と言います。 このことから話し言葉として、「ねぷた」という発音が行われてきたと考えられます。 元は「ねぷた(neputa)」だったのが、記録として残してきたことでねぶたという読み方が生まれたと考えられます。 ・子(ネ)ムタ ・ねむた ・祢ふ(む)た ・佞武多