絵の具セットは正しく置いて使おう
絵の具セットは正しく置いて使おう

絵の具セットは正しく置いて使おう

このぺーじでは、正しい絵の具セットの置き方について考えてみたいと思います。このページの下部で、絵の具の置き方を図解した掲示用の印刷物をダウンロードしていただけるようにしていますので、ご利用ください。

というような流れで使われます。できれば全ての用具を利き手側に置きたいところですが、そういう訳にはいかないので、重要なものから利き手側に持ってきます。この場合、 「筆、筆洗、雑巾」はセットと考えて利き手側がいいでしょう。 もし、筆洗が利き手と反対側に置かれていたら、遠くに手を伸ばして筆を洗うことになり、「洗うための筆」や「洗い終わった筆」が画用紙の上を行ったり来たりすることになります。これは画用紙を汚す原因になります。利き手側に「筆、筆洗、雑巾」があれば、「筆に水を含ませる(筆を洗う)」「絵の具用ぞうきんで余分な水気を取る」という動作を画用紙の外側で行うことができます。

ところで、机の上に 筆洗を置くスペースがなければ、利き手側の足元 に置くことになります。この場合、机の足の内側に置くか外側に置くかは、通路のスペースに合わせて考えればいいでしょう。

パレット・筆洗の使い方

筆洗の使い方

使い方ですが、大きな部屋を 「洗い」 小さな部屋を 「すすぎ」 と 「つけ水」 に分けて使います。筆は水が汚れていても、最初は大きな部屋で洗います。水が汚れているからといって、次々に別の部屋で洗ってしまうと、すぐに全部の水が汚れてしまい度々水を替えないといけなくなります。

「洗い」で取れない汚れをすすぎできれいにします。水加減を調節する「つけ水」の水はきれいなまま保つようにしましょう。一般的な筆洗では、小さな部屋が3つありますので、残りのひとつは、2つめのすすぎとして使っても、つけ水の予備として使ってもいいでしょう。大切なのは、 部屋の役割を決めておくこと です。

パレットの使い方

絵の具は最初に小さな部屋に出して、それを大きな部屋に運びます。そして、大きな部屋で水加減を調整したり混色したりしてぬります。 小さな部屋は絵の具を出すところ、大きな部屋は混ぜるところ という感じです。ただ、絶対にそうしないといけないかというとそうでもないでしょう。大きな部屋にいきなり絵の具を出した方が効率的である場合もあります。ケースバイケースで指導しましょう。

ところで、あらかじめ 全ての部屋に絵の具を出しておくのがいいのでしょうか。 こうしておくと、どの色でも簡単に使えるので、色数の豊富な絵を描くのには有効でしょう。使い残した絵の具はどうすればいいのか心配される方もいらっしゃるでしょう。こうした使い方をする場合は、小さな部屋の絵の具は洗い流さずに置いておき、次の使用時には乾いた絵の具を水で溶いて使います。ただ、 固まった絵の具を水で溶いて使う場合とチューブから直接出した絵の具を使う場合では濃さや描きごごち、扱い方などいろいろな面で違いが出ます。 また、小さい部屋の絵の具が混ざってしまわないようにつかう必要と授業終わりにパレットの絵の具を拭き取るなどして大きな部屋だけを綺麗にする必要があります。

私自身は、 必要な色だけをその都度パレットに出す ように指導してきました。ですので、パレットの小さな部屋に色を残さず、授業終わりには大きな部屋も小さな部屋も洗い流しています。これは、チューブから出した絵の具の方が、濃い薄いの表現が自由にできると考えているためです。ただ、この方法にもデメリットがあります。必要な分だけパレットに出すといっても無駄になる場合もありますし、パレットを洗うと拭き取りだけの場合と比べて時間がかかります。