青函連絡船とは?本州と北海道の間の人流・物流を支え続けた80年間【青森県】
青森県と北海道の行き来には、現在ならば航空機や、青函トンネルを通る北海道新幹線が利用できます。しかし、青函トンネルも航空機もなかった時代には、船を利用するしかありませんでした。その船の中でも特徴的な「青函連絡船」を今回は
青函トンネルの開通と同時に運行を開始した快速「海峡」は、青森駅と函館駅の間を2時間半から2時間50分程度で結び、青函連絡船よりも短い時間で両駅を行き来できるようになりました。「海峡」以外にも、豪華寝台特急「北斗星」(上野~札幌)や、寝台特急「日本海」(大阪~函館)、夜行急行「はまなす」(青森~札幌)、特急「はつかり」(盛岡~函館)といった列車が、青函トンネルを通って、本州と北海道の都市を結び始めました。
東北ろっけん雑学メディア NEFT 東北地方初の特急列車「はつかり」の軌跡 https://jp.neft.asia/archives/28372これらの列車も、2016年3月の北海道新幹線開業までに全て廃止されて、現在は北海道新幹線の「はやぶさ」と「はやて」が青函トンネルを通っています。
また、貨物輸送については、経路が海上から海底トンネルに変わったことによって、天候による影響を受けにくくなりました。北海道の物流の安定化こそが、青函トンネルが開通したことによる一番の効果だと言われています。
八甲田丸と摩周丸
青函連絡船は廃止されましたが、青函連絡船として運航されていた八甲田丸が、青森駅から徒歩5分の場所で「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」として保存されています。
中にも入ることができ(有料)、甲板を歩けるのはもちろんのこと、現役時代に乗客が立ち入ることのできなかった操舵室で実際に舵や通信機器に触れたり、船内に搭載されている鉄道車両を観覧したりできます。ただし、展望広場および煙突展望台は、悪天候時および冬季は閉鎖されるのでご注意ください。
なお、同じく青函連絡船だった摩周丸も、函館駅付近で保存されており、こちらも船内の見学が可能です。青函連絡船の廃止から既に37年が経過しましたが、青森と函館の双方で、青函連絡船の歴史が今に伝えられているのです。
東北ろっけん雑学メディア NEFT 青函連絡船・八甲田丸のありし日の姿が蘇る!船内で悠久の歴史を感じよう【青森県】 https://jp.neft.asia/archives/3994 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸<Information>- 名称 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
- 所在地 青森県青森市柳川一丁目112-15地先
- TEL 017-735-8150
- 営業時刻 夏季 9:00~19:00、入館受付は18:00まで(4月1日~10月31日) 冬季 9:00~17:00、入館受付は16:30まで(11月1日~3月31日)
- 休館日 12月31日、1月1日、3月第2週の月~金曜日
- 公式サイト 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
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- 2 国営の航路として運航開始
- 3 車両の航送を開始
- 4 戦災
- 5 洞爺丸台風で5隻が沈没
- 6 減り始める輸送量
- 7 青函トンネルに役目を譲る
- 8 八甲田丸と摩周丸
- 8.1 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸<Information>
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