いまさら聞けない「すす病」の原因と対策|症状の特徴、診断のポイント、植物への影響とその対処法を徹底解説
いまさら聞けない「すす病」の原因と対策|症状の特徴、診断のポイント、植物への影響とその対処法を徹底解説

いまさら聞けない「すす病」の原因と対策|症状の特徴、診断のポイント、植物への影響とその対処法を徹底解説

植物に害を及ぼす「すす病」に、お悩みではないでしょうか? すす病は、一度発生すると、植物の健康や成長に悪影響を及ぼします。事態を悪化させないためにも、すす病の原因や特徴をしっかりと理解し、事前に発生を抑えるための対策を取る必要があります。

植物に害を及ぼす「すす病」に、お悩みではないでしょうか? すす病は、一度発生すると、植物の健康や成長に悪影響を及ぼします。事態を悪化させないためにも、すす病の原因や特徴をしっかりと理解し、事前に発生を抑えるための対策を取る必要があります。万が一、すす病が発生してしまった場合でも、冷静に適切な対応をすることで、被害を最小限に抑えることが可能です。 この記事では、すす病に関する知識や対策、植物への影響について包括的に解説していきますので、ぜひ植物の健康を守るためにお役立てください。

すす病とは? その特徴と原因

すす病の症状と他の病気との見分け方 項目 詳細 病名 すす病(ススビョウ) / Sooty mold(糸状菌) 病原菌 Asterina camelliae,Hypocapnodium camelliae 病徴 葉の表面を中心に黒く汚れたようなカビが生える。 発生時期 春から秋 発生場所 施設・露地 備考 一般にすす病菌は植物の表面に生息し、内部には侵入しない。しかし葉面を広く覆うため、光合成を阻害し、植物体を衰弱させる。 すす病が発生する原因(画像あり) すす病の発生時期 すす病の原因となる虫類 発生時期 カイガラムシ類 1年中発生 (5〜7月にふ化した幼虫が現れることが多い) アブラムシ類 3〜10月 (特に4〜6月、9〜10月に多発) コナジラミ類 6〜10月

また、すす病の発生条件としては、以下のような項目が挙げられます。 ● 湿度が高い ● 日当たりが悪い ● 密植や過繁茂によって風通しが悪い これらの条件が重なると、すす病のリスクが高まるため注意しましょう。

すす病の人体への影響

すす病を発生させないための植物の管理法

密植を避け風通しをよくし、温度を下げる ハウス栽培では湿度管理を徹底する

すす病を発生させないための防除と予防法

重曹を使ったやり方 重曹スプレーの作り方 1. 重曹(小さじ1)と、食用油(20ml)をよく混ぜます。 2. 水(500ml)を加えて、さらによく混ぜ合わせます。 3. 台所用の中性洗剤(1~2滴)を加えて混ぜ、スプレーボトルに入れます。 重曹スプレーの使い方 1. 重曹スプレーをよく振ってから、アブラムシがいる部分に吹きかけます。 2. しばらく放置し、アブラムシが窒息するのを待ちます。 3. 最後に水で洗い流し、落ちたアブラムシの死骸を取り除きます。 アルコールを使ったやり方 唐辛子スプレーの作り方 材料 作り方 ●アルコール度数の高い酒(焼酎やウォッカ)250mL ●唐辛子15本(生または乾燥) ●ニンニク1~2片 ●ローズマリー10cm(ニンニクとローズマリーはオプション) 1. 蓋(ふた)付きのビンに材料を入れ、冷暗所で1カ月以上保管する。 2. 長期間熟成させると、唐辛子やニンニクの成分がよく溶け出します。 唐辛子スプレーの使い方 ●半年くらい寝かせたものを使用してください。アブラムシ類は年2回(4~6月と9~10月)大発生するので、秋に仕込んだものを4月に、春に仕込んだものを9月に使用しましょう。 ●アブラムシ類は、ふ化後1週間で卵を産むので、週に1回程度スプレー散布すると効果的です。 ●唐辛子スプレーの原液は濃度が高いので、40倍程度に希釈して使用しましょう。(原液5mLに対し、水200mL) ●スプレーを使う際は、自分にかかることがあるので、眼鏡やゴーグル、マスクを着用してください。 高圧洗浄機を使った落とし方 木酢液や竹酢液を使ったやり方 木酢液の使い方 1. 木酢液を300~1000倍に水で薄めます。目安としては、2Lのペットボトルにティースプーン1杯ほどの木酢液を加えます。 2. 希釈した木酢液を霧吹きに入れ、葉の表面、裏面、茎にたっぷりと吹きかけます。 3. 水やりをする前に木酢液を吹きかけると、すぐに流れてしまうので、水やりの後、ある程度時間がたってからスプレーしましょう。 4. 濃度が濃すぎると植物を弱らせるので、注意してください。 木酢液の使用時の注意点 注意点 詳細 皮膚には使用しない 木酢液は園芸用なので、いぼ治療や水虫治療などには使用しないでください。 金属の容器は避ける 木酢液の成分は金属に反応して穴を空けてしまうこともあるため、保存する際はガラス瓶やプラスチック容器に入れましょう。 子供やペットの手の届かない場所に保管 口をしっかり締めて、子供や動物が触れない場所に保管してください。 希釈濃度を守る 木酢液は濃い濃度で使用すると、微生物が死滅したり、植物が傷んでしまいます。夏の暑い時間帯に霧吹きで木酢液を吹き付けると、水分が蒸発し、濃度が上がってしまうことがあるので、涼しい朝や夕方に行うようにしましょう。 アルカリ性と混ぜない 木酢液は酸性(pH3程度)なので、アルカリ性のものと混ぜないでください。中和反応を起こすからです。 木酢液(もくさくえき)とは? 竹酢液との違いや効果・使い方を解説【家庭菜園のミカタ/木酢液編】

すす病に有効な農薬を使った防除と対策

スミチオン乳剤 項目 詳細 農薬名 スミチオン乳剤 農林水産省登録 第4962号 種類 殺虫剤 毒性 普通物 (毒物及び劇物に該当しないものを指していう通称) 危険物 第4類第2石油類 III 有効期限 5年 オルトラン水和剤 項目 詳細 農薬名 オルトラン水和剤 農林水産省登録 第13175号 種類 殺虫剤 毒性 普通物 (毒劇物に該当しないものを指していう通称) 危険物 該当なし 有効期限 5年

すす病に関するよくある質問

Q.すす病は他の植物にうつるのでしょうか? Q.すす病は冬場でも発生しますか? Q.すす病が繁殖するのに最適な気温や湿度はありますか?

すす病を正しく理解して防除や予防に努めよう

岡拓馬

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