【腐食】低温腐食(酸露点腐食)とは?メカニズム・原因・対策をわかりやすく解説
ボイラー設備の長寿命化に不可欠な低温腐食(酸露点腐食)。その発生メカニズム、影響、具体的な対策(材料選定、運転管理、メンテナンス)を詳細に解説。腐食トラブルを未然に防ぎ、設備の安定稼働に貢献します。
② 材料の選択 炭素鋼は濃度の高い硫酸には耐えますが、希硫酸には激しく腐食されます。ボイラーの伝熱面温度が露点以下であるとき、その面に凝縮する酸は表面温度が高いほど濃い。したがって、露点またはこれよりわずかに低い温度であるときは腐食は少ないのですが、温度が低くなると凝縮量が増加し、酸の濃度が低くなるので腐食速度は急激に増大します。 ステンレス鋼は一般的に耐食性が大きいですが、希硫酸に対しては炭素鋼同様耐食性は大きくありません。 耐硫酸性の特殊鋼で有名なのは日本製鉄のS-TENシリーズですかね。カタログのリンクを貼っておきますので興味のある方はぜひ。 https://www.nipponsteel.com/product/catalog_download/pdf/A012.pdf
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⑤ 設計および運転操作 空気予熱器の低温腐食を低減するために、金属の表面温度が露点以下にならないよう次のような設計上の努力が払われています。 ・蒸気式空気予熱器を併用する ・予熱された空気の一部を空気予熱器に再循環する ・予熱される空気の一部をバイパスさせる ・燃焼排ガスと空気を並行流にする いずれの方法も、表面温度を露点以上に保つことは熱効率を犠牲にすることになるため、熱経済性と腐食損失の兼ね合いを考えなければなりません。
最後に
【腐食】高温腐食ってどういう現象?
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