1mのショートパットが入らない!?ティーチングプロが教えるショートパットを入れる方法
1mのショートパットが入らない!?ティーチングプロが教えるショートパットを入れる方法
ショートパットが入らなければいつまで経ってもゴルフは上手くなりません。私が考えるショートパットが入らない原因の第一位は「パター練習をしていないから」。パターが入ったらもっと良いスコアで回れるのにと思うゴルファーは多いものです。そうは思っていても実際にパターの練習をしているアマチュアゴルファーは少ない!練習場には良く行きショット練習はするものの、パターの練習はコースを回る時にゴルフ場に着いてからスタートするまでの間だけ、時間にすると10分程度。コースを回り終えるとパターが入らなかったからもっとパターが入るようになればと思うものの、特に練習はしない。このような人は多いのではないでしょうか? よくパターは感性が大切と言いますが、練習をしないようでは上手くなるはずもありません。パターが1番多く使用するクラブなのに練習量が1番少ない人ばかりです。パターが上手くなりたければ、ショットと同じようにパターを練習しましょう。
ショートパットを外す理由
1.フェースの向きとストロークの軌道ボールがどのように転がるのかはグリーンの状態によっても変わってきますが、基本的にはインパクトでのフェースの向きとストロークの軌道によって決まってきます。特にショートパットで大切なことはインパクトでのフェースの向き。打ち出したいところに対してフェースが向いていなければ入りません。軌道が与える影響は3割程度ですが、フェースの向きの影響は7割程度です。
2.心理的要素絶対に入れたい。さっきは外したから今度は外せない。普段右に外す事が多いからフェースが開かないようにしないと。このように自分でプレッシャーをかけていませんか?あまりにも神経質になりすぎると体が動かなくなり、最悪の場合はイップスとなり余計に入らなくなります。全く考えない訳ではありませんが、考え過ぎはよくありません。
ショートパットでやりがちな間違った動き
1.アドレスでのボールの位置や向きが間違っている
アドレスでボールと体の距離が離れているとイントゥインの軌道がキツくなり、その結果インパクトがゾーンではなく点になり方向がバラつきます。正しいボールの位置は左目の下です。左目の下にボールを置くことでストレートな軌道になるので、点ではなくゾーンで捉えることができるようになります。
2.体が左右に動いてしまう
3.腕だけでストロークしている
4.支点がずれている
ショートパットを打つ時に真っ直ぐクラブベッドを出そうとするあまり支点が左にズレながらストロークする人がいます。このようなタイプの人はアドレスの腕が極端に5角形になっていて、フォローで左肘を引くのが特徴です。よくパターのアドレスでの両腕は5角形と言いますが、ショットに比べ腕を緩めるだけなので極端に5角形にしないようにしましょう。
5.ベッドアップする
ショートパットは構えた時に視界にカップが入ります。そうすると意識がカップに行きすぎてベッドアップしやすくなります。ベッドアップすると肩が開き左に引っかけやすくなります。ショートパットは耳で聞けと昔から言われています。顔を残すことで肩の開きが無くなるので、左に引っかける癖がある人は顔を残すように意識してみましょう。
ショートパットを入れるための正しい動き
アドレス
- 1.スタンスは肩幅程度に開く。 2.爪先は真っ直ぐ正面に向けて、爪先と爪先を結ぶラインが打ち出し方向に並行になるようにする。 3.足の付け根から軽く前傾して、重心が足裏全体にかかるように。 4.左右のバランスも均等にして、左目の下にボールを置いて腕をリラックスして垂らす。そしてリラックスした状態でグリップをすればアドレスは完成。
ストロークでは肩を縦に動かす
パットのストロークは手先だけで行ってはいけません。青木功プロのような鋭い感覚を持っていればコツンと弾いても距離感が出せるかもしれませんが、一般的に手先だけで打つと距離感と方向性が安定しません。安定したパットをするには下半身を固定して背中を動かすことです。このようにする事で手先の小さい筋肉を使わずにストロークすることが出来て安定します。ショットは体を横に回す感じでスイングしますが、パットは横に回してはいけません。横に回すとイントゥインの軌道が大きくなりすぎてフェースの開いて閉じる動きが強くなります。パットの時は肩を縦に動かすことで正しい軌道になります。縦に動かすというのは、テークバックで左肩を下げ、フォローで右肩を下げるという動きです。ボールが左目の真下にあればストレートな軌道になるのでボールを真っすぐ出すことができます。
ルーティンを決める
ゴルフは考える時間が長く、自分でリズムを作らなくてはいけないスポーツなのでルーティンは特に大切です。ショットの時にも大切ですが、特にショートパットでは入れたいと思うあまり体が動かなくなることがあります。絶対入れたい。こう思えば思うほど体が硬くなり普段のようなパットが出来なくなります。最悪の場合イップスになる場合もあります。このようにならないように常に同じルーティンをして気持ちを一定に保つことが大切です。今までルーティンを気にしたことのない人はプロゴルファーがどの様にしているのか観察すると新たな発見があると思いますよ。
パターを変えてみる
ショートパットを入れるための基本ドリル
フェースを保つのに有効なドリル- 1.普通にクラブフェースをボールに当ててアドレス。 2.そのままバックスイングをとらず前に押し出す。
このドリルをする事でインパクトからフォローでクラブフェースの開閉を行わずに真っすぐストロークする感覚をつかみましょう。少ない動きでボールを転がせるようになり再現性が高まります。クラブ軌道が悪い人やインパクト後にクラブがすぐに上がってしまう人にも有効です。このような人はボールに力が伝わらないのでストロークが大きくなります。 このドリルをするときは距離は1mくらいにしましょう。それ以上の距離になると手首をこねないと飛ばないので変なクセが付く原因となります。フェースの向きが与える影響はボールの転がりの約7割。短いショートパットであれば、軌道が悪くてもインパクトの時にフェースが真っすぐ当たればほとんど入ります。